突然のめまい

2017/04/17 Mon

去年突然のブログ更新が4月まで止まり、
8ヵ月が過ぎました。
久しぶりで訪問者のブログを読ませて貰いました。

久しぶりですので、コメントを書くにも様子が分からず、
途中で書いたコメントも取り消してしまします。
私も自分のブログも書くのも何かぎこちないですね(笑)
頭の整理で今回から新しい編の解説を試みたいと思います。

その前にこの8カ月で色々な新しい経験を致しました。
高尾山にも登ったし、座禅会も1回も欠かさず通いました。
その中で一番衝撃だったのが、眩暈でした。
いや!今も頭の中が少し回っています。

朝に突然の眩暈で嘔吐が起こり、
その時はトイレから出られませんでした。
治療院も臨時休業でした。
まさか、私が眩暈に成るとは信じられません。
原因は目の使い過ぎから来る疲れです。
以前、師匠から聞いていたのですが。
視力を酷使すると、かなりの疲れが起きて来ます。

始めは目の下の痙攣から起きて来ました。
眼の下の痙攣は苓桂朮甘湯が良いのですが、
この時は自分の体力を過信していたので、
休めば戻ると思っていました。

これがダメだったですね。
この眩暈の原因は右の前庭神経炎で、
左右からの刺激の差が起きているので、
眩暈が起きているそうです。

これは治らないので、受け入れるしかありません。
自分の脳が慣れるまで続くそうです。
今はリハビリの散歩で少しずつ慣らしています。

この苓桂朮甘湯は身体の水が上部に上り、
これが三半規管に鬱血する時に、この水を下におろし
利尿する漢方薬です。その前に目の下の痙攣が起きたり、
軽い眩暈(少し貧血の様な症状)が起きて来ます。

病院から帰って来ても、目の下の痙攣は取れませんので、
早速に妻に薬局で買って来て貰いました。
2服で痙攣は取れて、眩暈も頭暈に変わり、
食事もおかゆが喉に通る位回復しました。

一旦病気に成ると元には戻り難い年に成りました(笑)
体力は重要です。これには食事です。
次回から食養生の編を解説したいと思います。
スポンサーサイト

経絡治療再開

2016/08/10 Wed

最近の暑さは異状ですね。

マイ吉君も公園の噴水に落ちてしましました。

1470206450947.jpg

経絡治療について始めたいと思います。

経絡治療も今まで腎虚証に脾虚証と

肺虚証の一部が終わりました。

残りは肝虚証と肺虚証の後半になります。

この二つの性格は真反対です。

よって、二つを比較しながら進めたいと思います。

東洋医学は2つの相対する物質の比較が多いのです。

例を取りますと、

陰と陽、虚と実、寒と熱、強いと弱い、男と女などあり、

これは比較するのが分かり易いからでしょう。

絵で男女を比較しますと、

男性の体型を描くときは逆三角形▽です。

男性は肩幅ばかりが目立ちます。

それに対して女性はひょうたん型です。

胸と腰のくぼみとお尻が目立ちます。

このように男女の体型からも違っています。

よって、脈も身体も違ってくるのが当たり前になります。

脈にも男性の脈と女性の脈があります。

脈の形がはっきりと違っています。

脈診では橈骨動脈を3部位に分けます。


DSC_0349.jpg

手首の方の寸口は上焦を診ます。(人指し指)

上部とは胸の肺、心臓、頭、顔の症状を診断します。

頭と言っても頭脳ではありません。

東洋医学では頭は唯の髄海に過ぎません。

よって、思考作用などは行っておりません。

思考は各臓器で行っていますが、

この話は大きくなるので後回しです。

頭の症状は難聴、耳鳴り等の耳の症状や目の症状や頭痛等です。

手首で肘の方を尺中と言って下焦を診ます。(薬指)

下腹部の臓器(大腸、性器など)から下腿の状況を診ます。

真中は関上と言って中焦を診ます。(中指)

中焦とは上腹部の臓器の状態を診ます。

お腹の症状は便秘や腹痛、腰痛等の体幹に起こる者です。

しかし、この腹痛や腰痛は体幹では治療しないで

手足に治療点を求めます。

これが東洋医学の理論です。

これは重要な診断で、

この診断を経ないでは身体全体の治療が出来ません。

要するに脈診とは、

患者さんの自律神経の状態を知ることが出来るのです。


難経19難によりますと、腕の橈骨動脈では

男性は逆三角形の▽型です。

これは肺が強くて、腎が弱いのです。

女性は正三角形型の△型です。

肺が弱くて、腎が確りしているのです。

症状も特徴があります。

男性は気が体表に上部に逆上せます。

女性は気が内部に下部に行くのです。

ここに肺虚証が加わりますと複雑になります。

肺虚証は男女の存在いたします。

肺虚証は一般的に両性とも皮膚が弱いのですから、

治療の方法も極力弱い刺激になるのです。

よって、肺虚証の人は刺激にも気を付けなければなりません。

刺激を一般の人と同じか、

少しでも強くすれば生体に影響が出ます。

肺虚証の人は極力刺激を少なくすると、

治療後は呼吸が楽になるとか、

身体が暖まると感じるのです。

これを診誤ると、多くの人が治療後に

「私は鍼の治療が会わない」とか

「鍼や按摩の治療後疲れる」とか

「手技療法後に反って調子が悪く成る」とかを

感じる人の多くは肺虚証の人が多いのです。

以上の事から推測いたしますと、

刺激は強く行っても良い証では、

肝虚証は男性、脾虚証は女性の多く。

肺虚証は男女も有りますが、全体的に刺激は弱く、

になると、まとめる事が出来ます。


繆刺論篇第63-21.耳の中を風が通る南朝

2016/07/25 Mon

繆刺論篇第63-21.
耳の中を風が通る難聴

今週のマイ吉君です。

1464745928081.jpg

手形の連発です。

将来は政治家に成るのかな?


今回の謬刺編は難聴です。

実は現在、私は電子レンジ、オープントースターの

あの「チーン」の音が聞こえないのです。

「ブス」や「ブチ」にしか聞こえません。

治療をすると少し聞こえますので、

レンジの機械の故障ではありませんね。

そこで、何処を治療するかを紹介致します。


(訓読)
邪於手の陽明之絡に客すれば、

人をして耳聾、時に音を聞かず、

手の大指の次指の爪甲の上の端を

去ること韭の葉如を刺す。

各一痏、立ちどころに聞こゆ。

已え不るは、中指の爪甲の上、

肉與交者を刺す。

立ちどころに聞こゆ、

其の時に聞え不る者は、刺す可から不也。

耳中に風を生ずる者も、

亦刺すこと之を此の数の如し、

左は右を刺し.右は左を刺す.


マイ吉君も手伝いです。

1469061232943.jpg

耳に手を当てて、お爺ちゃんの手伝いです。

(ジョージ)

 邪が手の陽明大腸経の絡に宿れば、

人は耳が聞こえなくなります。

何故に音が聞こえなくなるのか?

耳の奥にある有毛細胞が音を感知して、

脳細胞に送るのですが、

加齢により、有毛細胞の機能が低下して

高音が感知し辛くなります。

これが、高齢者の高音性難聴と言われるのです。

しかし、ここでは普通の人が突然に聞こえなくなる事で

突発性難聴と言われています。

これは原因不明です。

この時は、手の大指の次指の爪甲上端を去ること

韮葉の如くの商陽穴を各々1回刺します。

立ちどころに聞こえるようになります。

しかし、それでも聞こえない者に対しては、

中指の爪甲の上で、肉と交わる所に刺すと書かれていますが、

これは中指の先端の様ですが、

諺解では、心包経の中衝穴の説が多い。

これは耳の前後に通じているからだとしています。

中衝は中指小指側で

他に、

肘や腕の痛みに対して用いています。

しかし、これだけ治療しても聞こえない者は

鍼で治療は行いません。無理です。治りません。

これが老人性の高音域難聴だと思われます。

 それから耳の中で風を生じている者とは、

耳の中で風の音がする者の事で、

ずばり、耳鳴りの事です。

これも同じ様に刺して治療しなさい。

左が病めば右を取り、右を病めば左を取ります。

老化による、老人性難聴は治らないですね。

その内に補聴器を購入するかな?

しょっちゅうお見舞い

2016/07/18 Mon

暑中お見舞い申し上げます。

私が墮墜して、はや2カ月ですが、流石に歳の関係でしょう。

未だに痛みが全身に走る状態ですが、皆さんの鍼治療のお陰で、
少しずつですが、動ける毎日でありがたいです。

今年は如何なっているでしょうか。

未だ梅雨は明けていないのに、
今年の熱中症で病院に搬送だれる人は去年を大幅に上回っている。

しかも、多くは65歳以上である。

水分摂取を油断するのでしょうね。

筋肉は確実に衰えているのです。

筋肉の減少は保水力も失い、痙攣も起きます。

確実にサルコペニアに向かうのです。

薬に頼らずに運動をしなさい!

1468817777124.jpg

暑いので公園の噴水で遊ぶマイ吉君

暫らくすると四人に1人が65歳以上になる異常な状態に成る日本、
世界的にも珍しい平和憲法を改正に賛成しているのが国民の半数以上に成ってしまった。

研究会のメンバーのお母さんが、先日70歳のドライバーの信号無視の車に横断歩道上で跳ねられました。

実に傷ましい酷い話です。

世界的に見てもテロ、クーデターと色々物騒なニュースが飛び交っています。うかつに外を歩けないのかもしれませんね。

この様に、しきりに悲しんだり、驚いたりして楽しまない者を治療するのも、墮墜の治療に準じられるのだから、

あらためて衝陽穴の治療を挑戦してみますかね。

先日博多祇園山笠の追い山の写真が届きました。

15日に行われた迫力のある写真で、その勢いを伝わって来ます。

良いショットです。(無断借用をごめんなさい)
博多祇園山笠追い山

唐津や他の街も山車が出ますが、博多の勢いは凄い物があります。

この山車は引いているのではなく、
約1トンを担いで5キロを走るのはビックリです。

狭い路地も勢い良く走り抜けるのにも驚きがあります。

勿論、5キロを交代なしでは走れません。

常に担ぎ手は次々と交代しています。

山車の駅伝の様ですね。これからが本番の夏です。

担ぎ手は組み全体の2割です。

6割は後を付いて走っています。

残り2割は年寄りで、とても担げませんが、
付いて走る事で励みに成っています。

歳を取っても運動は重要です。

若い時は何気ない物でも、年を取ると何気に億劫うですね。

これからは気を取り直して運動を意識的に行わなくては活けません。

今も高尾山に登る準備(リュック、ストック、ヤッケ、シューズ、ニッカetc)は万全ですが、気力とお供がいないのが残念です。

1人の登山は危険です。

経絡治療では、本当は解説したくないのですが、

次回は難聴に挑戦致します。

けがに

2016/06/15 Wed

繆刺論篇第63-20.怪我2

前回は人が高い所から落下して

外傷を受けました。
1464745947245.jpg
マイ吉の模擬転倒です。

子供は体重が軽いから怪我も少ないのですが、

老人は体重が有るし、骨がモロイから大変です。

墜落した事による、外傷から、

内出血などで血の流れが阻害されました。

これは血が内部に停滞して、

瘀血(悪血)になります。

この為にお腹がパンパンに張って

大小便不通の症状を起こしたのです。

悪血とは部分的停滞血液と考えて下さい。

この時は、先ずは、

お通じを付けるために承気湯のような

お薬を服さねばなりません。

承気湯は漢方薬で下剤ですが、

下痢を目的としていません。

気を巡らす薬と考えた方が良いようです。

落下して、外傷を受けた人は、

筋骨に障害を受けている事が多いので、

以下のように、順に治療するのです。

古文に入ります。

(古文)

此れ上厥陰之脉を傷ぶる。

下も少陰之絡を傷ぶる。

足の内踝之下然骨之前を刺して。

血脉より血を出だす。

足跗(そくふ)上動脉を刺す。

已え不れば三毛の上を刺すこと。

各一痏(いちい)。血を見て立ちどころに已ゆ。

左は右を刺し。右は左を刺す。


(ジョージ)

治療順位ですが

1.身体の上部は厥陰肝の脈が傷つけられています。


これは筋が肝蔵、骨は腎蔵の支配を受けているのと、

肝は中焦、腎は下焦と考えられます。

従って足の内踝の下の然谷の前を刺すのです。

またこの付近の血脈から血を出させる。

これは謬刺編の最初に出て来ましたので、

皆さん記憶に在ると思います。

次は、

2.身体の下部は少陰腎の絡が傷つけられるのです。

足の跗上の動脉部の胃経の衝陽の穴を刺します。

何故に胃経かと驚いてください。

王冰注では

「胃の原也。刺す事3分、留める事十呼吸、灸するは3壮すべし」

と書かれています。

張氏は肝経の太衝穴にしています。

こちらの方が良いようです。

衝陽穴は解谿から足指に向って撫で下ろし、

止る所で動脈の拍動が触れます。

胃経の瀉法ならば陥谷穴=兪木穴。

木剋土も良いようですね。

それでも癒えかければ、

三毛の上の大敦穴を各々1回刺します。

大敦穴=井木穴は普段では痙攣性の疾患に用います。

血を見たら立ちどころに治ります。

この際に左が病む者は右を取り、右を病む者は左を取ります。

次の文が面白いです。

(古文)

善く悲驚して樂ま不るは。

刺すこと右の方の如し。

(ジョージ)

しきりに悲しんだり、驚いたりして

楽しまない者を治療するのも

右の方法に準じて行います。

この付録を諺解では衍文と言っていますが、

これは何かの恐怖で

ビクビクしている人を指しているようですね。

この様な精神的動揺を起こしている人を

足の刺鍼で治せるのは嬉しいですね。

前然谷穴と衝陽穴の治療を試したく有りませんか。

是非にお試しあれ。

1463572727842.jpg
マイ吉君は圧迫に堪えているのか、嬉しいのか、

彼の心境は わかりません。

ここまで繆刺編を進んで来ましたが

まだまだ、半分も進んでいません。

このまま進んでいても、何時終わるやら。

私も今回の怪我で体力の衰えを痛感したしました。

そこで、早く経絡治療を終わりたいと思いますので、

未だ残っている、肝虚証と肺虚症を

進めたいとも思うのです。

今後は少し方針を考えたいと思います。

今は得意技の決断は先送り戦法モードです。
プロフィール

(井案)

Author:(井案)
好漢堂のブログへようこそ!
東洋医学をもっと身近に感じてもらいたいので、
このブログを開きました。
質問を気軽にして頂ければを思います。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR