2017/05/16 Tue

今年も西武球場のグランドを利用して、
19回の薔薇展が開催されました。
薔薇は本来、良い香りがするものですが、
中には品種改良し過ぎで、本来の香りが失われているようです。
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西武球場の会場です。
でも…奇麗です。多種多様な薔薇が咲き乱れています。
特にガーデニングが素敵です。
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宣明五気編の五味に付いて
(訓読)
五味の入る所。
酸は肝(木)に入り。辛は肺(金)に入り。
苦は心(火)に入り。
鹹は腎(水)に入り。甘は脾(土)に入る。
是を五入と謂う。
(井案)
親子関係   相生関係1
強調関係 
今回は土(脾)の性質の甘味です。
甘味は脾を養うが、過剰摂取は脾を傷ります。
甘味は直接に身体のエネルギー源になります。

この為に人類は甘味を非常に好みます。
甘いスイーツは幸せを感じます。
心の緊張も柔らげてくれます。

世界的に砂糖の消費量が非常に多いそうです。
この砂糖は食べている内に甘味に対して麻痺が起こり
更に甘味を求めて、砂糖の量が増えるそうです。

ブドウ糖も強い甘味に当たります。
糖尿病の人は低血糖になると、
直ぐに甘い物(ブドウ糖)を口に入れて、
意識を戻します。

現実は、食べても直ぐにはブドウ糖は吸収されません。
吸収は小腸で行われるからです。

しかし、大人は甘味の刺激が経験的に有るので、
味覚だけで、血中血糖値が、少し上昇するので、
低血糖症で倒れても、口に甘味を入れると、
直ぐに気が戻って来るのです。

また、お汁粉や善栽を甘くしたい時は
皆さんは 塩を少し入れますと 
甘味が強く成るのを経験的に知っています。

これは甘味と塩味は相尅関係で、
お互いに強調しあうのです。
お汁粉では甘味が量的に多いので、
甘味を強く感じるのです。

また同じ甘味も砂糖と蜂蜜は
身体に対しては作用が逆です。

砂糖は身体を冷やし、
蜂蜜、麦飴は温まるので、
子供等がお腹の冷やした時に起こる
下痢に蜂蜜を少量用います。
(1歳半までは使用禁止)

昔、子供が蜂蜜欲しさに、
お腹を壊したと言って来た事が有りました。(笑)

この時は、お腹が冷えているのを確認して下さい。
お腹を直接触れても、お腹の中が冷えているか、
熱が入っているかは分かりません。

確認の仕方は 手の母指球を見れば分かります。
この熱が入っているとは、食中毒を意味しています。

これにより、漢方薬も温める物と
冷やす物と消化管内の水分を吸収する物とで
大きく分けて 3種類有るのです。

代表的な物に
お腹が冷えている時は人参湯(高麗ニンジン)
お腹に熱が有る時は猪苓湯
消化器系が炎症で水分が多く、
吸収されてない時は五苓散となります。
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2017/05/08 Mon

横須賀の どぶ板通りです。
ここで有名(土日は店の前は行列が出来るそうです)
ハニービーハンバーグの お店に入りました。

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マイ吉君ハンバーグの大きさに ビックリ!
食べ方は 隣の外人さんを見ていると上から、
ギュ―と押さえつけて食べていました。
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勿論、同じ様にして 食べたのです。
一口目は「旨い!」
二口目は「塩辛い」
ヤッパリー! モスが一番ですね(笑)

東洋医学の本来の治療は
自律神経の調節にあるのです。
これが味と密接な関係が有るのです。

そこで、
五行と五味に付いて語りたいので、
宣明五気編の五味の説明を少し致します。
(宣明五気編の訓読)
五味の入る所。
酸は肝に入り。辛は肺に入り。苦は心に入り。
鹹は腎に入り。甘は脾に入る。
是を五入と謂う。
(井案)
五味とは東洋医学では臓腑を養う為の栄養物になります。
それに五行の相生相克関係においても、味覚として重要です。
五行相生相剋関係

今回は木の性質の酸味と
火の性質の苦味の話に成ります。
塩辛いのは 次々回にします。

酸味とは肝を養うが、後半にも有りますが、
酸味の過剰摂取は 逆に肝を傷るとされています。

五行では 酸味は木の性質です。
酸は肝臓でクエン酸回路を 活発にさせて
エネルギーを 効率よく働かせます。

高血圧の人の食事には 
塩の代わりに、酸味を使いますが、
塩は五行では水の性質です。

酸味を和らぐのには 相生関係の塩です。
昔の酸っぱい夏みかんは 塩をほんの少し振りますと
甘く感じるのはこれに当たります。

土の性質の甘い砂糖は逆効果になります。
甘味が少しでは 更に酸っぱさが引き立ちます。

よって、酸味を隠すには大量の砂糖が 必要となるのです。
これは酸味と甘味は 相尅関係に有るからです。
お互いを引きたてる為です。

火の性質の苦味に付いて。
苦味は心を養いが、過剰摂取は心を傷ります。

苦い食物は 毒や危険なものとして、
子供は嫌いますが、
何故か歳を取ると心臓を助けるためか、
苦い物に手を出します。

ビールもホップの苦味が良いですね。
これは火の性質は心臓に当たるからです。

特に鎌倉時代に宋から長寿の薬として、
お茶を輸入されました。
この時代のお茶は薬なのです。

苦いものを食べる時は、
甘いお菓子を食べて、苦味を和らげます。

例えば、茶道では
抹茶の苦味を和らげるのは、
特に濃茶の時は確りとお菓子を食べないと、
抹茶の苦味が 強烈で飲めません。

サンマの腸の苦味も、
酸味のカボスで消え サンマの旨さが引き立てられます。
これも酸味と苦味は相生関係だからです。

苦い物の代表には蕗の薹があります。
これは春の食べ物で、最高に美味しいですね。

しかし、この苦味は発癌剤ですが、
少量では大人の味になります。
この苦味は他では出せません。美味です。

狭心症のニトロも舌に痛みを感じないと効果が無い、
また漢方薬の心臓の薬の六神丸も
かなり苦いやら辛いやら何とも言えない刺激が
舌に刺さり口から火が出そうです。

しかし、胸痛を起こしている時は、
この強烈な味は致しません。
胸痛が治まってから、口から火が出そうに成ります(笑)

味覚は不思議な働きが有ります。
自律神経とも密接な感じが有ります。
よって、漢方薬を飲む時は、
味わいながら飲まなくてはいけません。

私はパソコン画面を見詰めていると心臓が痛く成り、
息苦しく成ります。
この時は括楼薤白白酒湯(カロウガイハクハクシュ)
又は、六神丸のお世話に成ります。

括楼(かろう)とは黄烏瓜で例の汗取りテンカフの実です。
薤白(がいはく)はラッキョです。
白酒(はくしゅ)はお酒です。
主にラッキョをお酒で煮るだけです。

私は心臓に欠陥が有るのか、この薬は手放せません。
よって、胸痛の経験は治療に役立ちます。

胸痛は古典で霊枢の厥病編に載っています。
色々な胸痛が有りますので、読んでみて下さい。
その内に このブログでも紹介致しましょう。

藏気法時論

2017/04/30 Sun

舞ちゃんも幼稚園
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大きく成ったのですが!
しかし、背が少し足らないそうです。
身体検査で88㎝スレスレ合格かと思ったら、
なんと!
身長測定器の上で、
爪先立ちの背伸びをしていました(笑)

素問の藏気法時論を紹介します。
この編は食養生には必ず出て来る編ですので、
皆さんも馴染みがあると思います。
薬膳レストランに行くと、
この編の一文が飾ってあったりします。

藏気法時論編には病の経過と
五臓の症状が記されてあります。
疾病の時間な事から生物学的記載もあります。
五臓の機能は季節的に変動し盛衰します。

季節は五行に配当されていますので、
五臓の病気は時間的推移に従っています。
この時の五味による治療法が述べられていています。

ここで注意したい事は、
人は安易な形で病気の治療をしたがります。
それは運動よりも、食事かサプリメントで
何か足らない者を補って
病気を治そうと云う考え方です。

注意したい事は、
これを食べると腰痛や肩こりや諸々の病気が
良くなるとかではありません。
何故ならば、症状の原因が色々だからです。
症状も個々に違う訳で、
例え肩こりでも、同じ物ではないのです。

東洋医学はこの症状から証を診断して
治療の方法を考えられているのです。
五味の植物の持っている味の作用の特徴があります。
これが食事療法や薬膳にも利用されているのです。
この考えは湯液にもつながります。

(藏気法時論・訓読)
黄帝問て曰く、
人の形に合わせて、
以って四時五行に法(のっと)り治す。

何如して從い.何如して逆(さか)らうや。
得失之意.願わくは其の事を聞かん.
(意訳) 
黄帝が質問しています。
人間の身体の生理、病理があります。

自然の法則である陰陽、四時(四季)などを
人の形に合わせ、五行と合体して、
総合的な体系として把握してからです。
それに基づいて治療を行うものです。 

病の経過はどの様な時に順になり、
どの様な時に逆になるか、
また病勢が良く成ったり悪くなったりする。
この様な事柄について説明を聞きたい。
と言っています。
(井案)
実にその通りで、素晴らしい質問です。
東洋医学的に健康とは、
どう表現すれば良いのかを考えてみると。

全身に気血が滞りなく全身を流れ続けている。
と云うのが最も分かり易い話ですね。

気血は全身にくまなく流れて
酸素や栄養物を送り届けています。

これが滞る事で末端の細胞までの
輸送に支障を来します。

一部が滞れば、
その上流では停滞が起こり実証になります。

これは浮腫に成ったり、
腫瘍や炎症が起きたりして、
痛みが出たり致します。

この下流では栄養不足で組織が壊れたり、
麻痺が起きたり、
更には壊死が起きたり致します。

この様に全ての病気は
気血の滞りから生じるとも言えるのです。

現代医学では、血管であり、末梢神経に当たります。
それが網目のように取り囲んでいる自律神経に当たります。
この神経が血管を縮めたり拡げたり致します。

例えば分かり易い顔を見ますと、
驚けが顔が青くなる。
不安や貧血では白くなる。
興奮すると赤くなる。
停滞すれば黒くなる。
周りに水が多く成れば黄色くなる。
血管は刻々と顔色が変わるのです。

この神経に付いては、
東洋医学には記述が有りませんが、
各臓腑が部分々により、
この役目を担っていますので、
必要な自律神経を動かしたいのならば、
その担当臓腑を治療すれば良いのです。

これが東洋医学なのです。
よって東洋医学の本来の治療は
自律神経の調節にあるのです。

其の原理が素問に書かれています。
素問は偉大な医学書になります。

突然のめまい

2017/04/17 Mon

去年突然のブログ更新が4月まで止まり、
8ヵ月が過ぎました。
久しぶりで訪問者のブログを読ませて貰いました。

久しぶりですので、コメントを書くにも様子が分からず、
途中で書いたコメントも取り消してしまします。
私も自分のブログも書くのも何かぎこちないですね(笑)
頭の整理で今回から新しい編の解説を試みたいと思います。

その前にこの8カ月で色々な新しい経験を致しました。
高尾山にも登ったし、座禅会も1回も欠かさず通いました。
その中で一番衝撃だったのが、眩暈でした。
いや!今も頭の中が少し回っています。

朝に突然の眩暈で嘔吐が起こり、
その時はトイレから出られませんでした。
治療院も臨時休業でした。
まさか、私が眩暈に成るとは信じられません。
原因は目の使い過ぎから来る疲れです。
以前、師匠から聞いていたのですが。
視力を酷使すると、かなりの疲れが起きて来ます。

始めは目の下の痙攣から起きて来ました。
眼の下の痙攣は苓桂朮甘湯が良いのですが、
この時は自分の体力を過信していたので、
休めば戻ると思っていました。

これがダメだったですね。
この眩暈の原因は右の前庭神経炎で、
左右からの刺激の差が起きているので、
眩暈が起きているそうです。

これは治らないので、受け入れるしかありません。
自分の脳が慣れるまで続くそうです。
今はリハビリの散歩で少しずつ慣らしています。

この苓桂朮甘湯は身体の水が上部に上り、
これが三半規管に鬱血する時に、この水を下におろし
利尿する漢方薬です。その前に目の下の痙攣が起きたり、
軽い眩暈(少し貧血の様な症状)が起きて来ます。

病院から帰って来ても、目の下の痙攣は取れませんので、
早速に妻に薬局で買って来て貰いました。
2服で痙攣は取れて、眩暈も頭暈に変わり、
食事もおかゆが喉に通る位回復しました。

一旦病気に成ると元には戻り難い年に成りました(笑)
体力は重要です。これには食事です。
次回から食養生の編を解説したいと思います。

経絡治療再開

2016/08/10 Wed

最近の暑さは異状ですね。

マイ吉君も公園の噴水に落ちてしましました。

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経絡治療について始めたいと思います。

経絡治療も今まで腎虚証に脾虚証と

肺虚証の一部が終わりました。

残りは肝虚証と肺虚証の後半になります。

この二つの性格は真反対です。

よって、二つを比較しながら進めたいと思います。

東洋医学は2つの相対する物質の比較が多いのです。

例を取りますと、

陰と陽、虚と実、寒と熱、強いと弱い、男と女などあり、

これは比較するのが分かり易いからでしょう。

絵で男女を比較しますと、

男性の体型を描くときは逆三角形▽です。

男性は肩幅ばかりが目立ちます。

それに対して女性はひょうたん型です。

胸と腰のくぼみとお尻が目立ちます。

このように男女の体型からも違っています。

よって、脈も身体も違ってくるのが当たり前になります。

脈にも男性の脈と女性の脈があります。

脈の形がはっきりと違っています。

脈診では橈骨動脈を3部位に分けます。


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手首の方の寸口は上焦を診ます。(人指し指)

上部とは胸の肺、心臓、頭、顔の症状を診断します。

頭と言っても頭脳ではありません。

東洋医学では頭は唯の髄海に過ぎません。

よって、思考作用などは行っておりません。

思考は各臓器で行っていますが、

この話は大きくなるので後回しです。

頭の症状は難聴、耳鳴り等の耳の症状や目の症状や頭痛等です。

手首で肘の方を尺中と言って下焦を診ます。(薬指)

下腹部の臓器(大腸、性器など)から下腿の状況を診ます。

真中は関上と言って中焦を診ます。(中指)

中焦とは上腹部の臓器の状態を診ます。

お腹の症状は便秘や腹痛、腰痛等の体幹に起こる者です。

しかし、この腹痛や腰痛は体幹では治療しないで

手足に治療点を求めます。

これが東洋医学の理論です。

これは重要な診断で、

この診断を経ないでは身体全体の治療が出来ません。

要するに脈診とは、

患者さんの自律神経の状態を知ることが出来るのです。


難経19難によりますと、腕の橈骨動脈では

男性は逆三角形の▽型です。

これは肺が強くて、腎が弱いのです。

女性は正三角形型の△型です。

肺が弱くて、腎が確りしているのです。

症状も特徴があります。

男性は気が体表に上部に逆上せます。

女性は気が内部に下部に行くのです。

ここに肺虚証が加わりますと複雑になります。

肺虚証は男女の存在いたします。

肺虚証は一般的に両性とも皮膚が弱いのですから、

治療の方法も極力弱い刺激になるのです。

よって、肺虚証の人は刺激にも気を付けなければなりません。

刺激を一般の人と同じか、

少しでも強くすれば生体に影響が出ます。

肺虚証の人は極力刺激を少なくすると、

治療後は呼吸が楽になるとか、

身体が暖まると感じるのです。

これを診誤ると、多くの人が治療後に

「私は鍼の治療が会わない」とか

「鍼や按摩の治療後疲れる」とか

「手技療法後に反って調子が悪く成る」とかを

感じる人の多くは肺虚証の人が多いのです。

以上の事から推測いたしますと、

刺激は強く行っても良い証では、

肝虚証は男性、脾虚証は女性の多く。

肺虚証は男女も有りますが、全体的に刺激は弱く、

になると、まとめる事が出来ます。


プロフィール

(井案)

Author:(井案)
好漢堂のブログへようこそ!
東洋医学をもっと身近に感じてもらいたいので、
このブログを開きました。
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