風邪を引いた時の注意事項

2014/12/31 Wed

寒波で寒いですね。

北海道、東北、上信越の皆さん

大雪の中の生活ご苦労様です。

関東は逆に乾燥、肌荒れ、インフルエンザ、

細菌性の風邪が猛威を振るっています。

マイ吉も風邪を引きました。

風邪を引いて情けない顔をしています。
image1 (2)風邪12月

この写真が送られたのを、山の神が見て早速電話

山の神「おでこに何を張っているの!」

娘「だって~ガタガタ震えているの~」

山の神「駄目でしょうー早く取りなさ~い」

そうですね。寒くて震えているのに、

頭を冷やしてどうするの、

運が悪ければ死んじゃいますよ。

東洋医学では寒ければ温めれば良いのです。

こんな簡単な事が出来ないのでしょうか?

実は寒気の後の発熱が来るので、

冷やそうとするのです。

冷やしてはいけない発熱があるのに

これに気が付かなければなりません。



風邪は一般的には細菌、流行が起きるウイルスが

口からや鼻から侵入して来ます。

我々の防衛隊は鼻腔扁桃でこれを食い止めようと致します。

扁桃腺は鼻の奥に在り細菌と戦うのです。

人の白血球はここでの戦いで80%が亡くなります。

戦いの最中に咽の痛みや腫れが起こり、

白血球の活性化の為にも発熱が起きてきます。

体温が上がれば白血球が活性されてきます。

普通に元気な人はこの反応が激しくないので、

扁桃腺の炎症は起きません。

何か身体の変化で炎症が起きてくるのです。


それは免疫力の低下です。

この変化は身体が冷えた時も起こります。

疲れた時も、何かの集中した後にも、

ストレスが罹った後にもと色々とありますが、

これらは同じ反応が起きるのです。

これが東洋医学では表症(表の症状)が起きるのです。

表症の例が、咽頭痛、口渇、頭痛、肩凝り、後頸部の張りなど

首から上に掛けての症状が多いのです。

これが進むと悪寒(さむけ)発熱、浮脈(橈骨動脈が浮いた感じがする)

東洋医学ではこれを「太陽病」と言います。

皆さん風邪を引いたと感じた時は、

クシャミが出た時にこの寒気(さむけ、おかん)を感じます。

これです!(^○^)

ここで重要な自覚症状は「寒気」です。

これが「太陽病」の証の一つです。



反対に「寒気(さむけ)」が無い「太陽病」はありません。

しかし、「悪寒」は「太陽病と少陰病」にあります。


漢方薬には性格があります。

同じ病気でも患者の時々の状態により、

薬方が変わります。

これは丁度鍵と鍵穴の様な状態です。

この時々の状態を病期と言い「証」を立てます。

漢方は「証」に随って治療すれば治ります。


これを「髄証療法」と言うのです。

風邪の治し方に入ります。

一般に風邪と言っても、人により色々な症状が起こります。

自分はいったいどの様な風邪でしょうか?

自分に当てはめて考えて下さい。

風邪は自分で診断して、自分で治せます。

例えば顔が赤くなる人と普通の人と青くなる人、

寒気を起こす人の、寒気が起きない人、

汗を少しかいている人と発熱でも汗が出ていない人、

これらによって対応する「証」が全く違うのです。

また普段から体力のある人と弱い人、

若い人や青年、壮年、中年、老年の人

筋肉な人と柔らかい人、骨のように硬い人

挙げると限がありませんね。

これらの人が同じ風邪を引いても

風邪に対する症状が少しずつ変わっているのが

理解できると思います。

画一的な薬(全員同じ)では効果が違います。

よって、全員違う薬が必要なのです。

殆どが自覚症状ですから、自分でも観察出来ます。

しかし、人により決まったパターンが有りますから、

自分の合った処方を2~3種類で十分に対応出来ます。


しかし、

他の人には自分の薬は全く効きません。

その同じ薬が効くのはセイゼイ1~2割の人でしょう。

鍼灸も同じです。

腰痛、ヘルニア、脊椎管狭窄症等も「証」により、

治療部位が異なります

特に東洋医学では痛い部位には直接治療を致しません。


直接患部に治療して効果が挙がるのは1~2割の人だけです。

それは、

必ず腰痛を起こす原因が他にも有ると言う事なのです。

この原因を取り除いてからでも、

後から患部に治療しても充分です。


漢方薬に戻りますが、

東洋医学は自分で感じる症状が主なのです。

自分に今、起きている状態です。

だから医者は問診が重要な要素を占めます。

でも問診も一般的な事を聞いていると


相当な時間と忍耐が要ります。

患者さんも忍耐です。

これを省く意味でも、

医者は最初に患者の脈を診ます。

この時脈の形(状態)で、

この患者さんの病の位置や性質や勢いを診ます。

患者は風邪を引いたと思った時は、

頭が痛くなる。

首が凝った感じになる。

これが脈では浮いた脈になるのです。


この時に寒気(さむけ)を感じます。

または風が冷たく嫌な感じも起きます。

これを悪風(おふう)と言われています。

この時、東洋医学では太陽病と言う診断名が付くのです。

この他に陽明病とか太陰病という病名がありますので、

この太陽病は風邪の中のごく一部です。

しかし、風邪引きの多くの人はこの経過が起きているはずです。

後の証は後日お話しいたします。

今回は太陽病の話に致しました。
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季節外の気候

2013/11/04 Mon

前回の第四日曜日の勉強会の補足を

このブログでしたいと思います。

それは時期外れの気候変動のための病気です。

これを「時行の寒疫」と言います。

(原文)
凡時行者 春時応暖而反大寒

(訓読)
凡そ時行の者は、春の時に暖に応すべきも反って大いに寒す。

(井案)
時候という物は冬から段々と暖かくなります。

ところが、春の時期に暖かくなるはずが

思はぬ程の寒い風が吹いたり致します。

これは危険なのです。

((+_+)) キセツガイデス。

女性に多いのが不思議ですが、

男性も見かけました。

春の時期に突然に腰痛で起きられなくなる時があります。

本人は原因が分かりません。

((+_+)) アタリマエデス

これは身体が春に対応して、毛穴は開いているのに、

夕方に寒い風に当たったのが原因とされています。

病院に行けばレ線検査と鎮痛薬とお決まりのシップ薬です。

((+_+)) テイバンデス

冷えから来ているのに冷やしてはいけません。

この治療は簡単です。

足の胆経の下腿部分の治療です。

お灸ならば腰ではなく足の甲の足臨泣が良いと思います。

足の治療で腰痛が治る?信じられない~

ではありません。

((+_+)) シンジラレナイーハ キョヒシセイデス

現に各治療院で腰の治療を受けて来られても

足先だけで治って帰られます。

原因は腰ではなく季節外れの外気の影響なのです。

これが各季節にあるので次回は夏を続けます。

24)太陽病(2)桂枝湯

2013/04/30 Tue

傷寒論(24)太陽病(2)桂枝湯

連休を楽しまれていますか?

すっかり春になりました。

今は、店先ではニラや新玉ネギが出てきました。

ニラレバ炒めは春の食べ物ですが、
このネギ類は健康に良いと言われています。
( ^)o(^ ) カオリガ ツヨイデス。

例えば、
血液の循環を良くする。

ニラ等を食べると身体が温まるので、
風邪の予防や冷え性が改善される。

ビタミンB1の吸収を高めるので、
体内での糖の分解が促進される。

肉類などから栄養素を効率よく
体内に蓄積するよう働く作用がある。

以上から疲労回復や精力増強にも効果的があそうです。
( ^)o(^ ) ゲンキモ デマス。

これらの作用はニラ類に含まれている
これは、このニラの匂に特徴があります。

硫化ジアリルまたはジアリルスルフィドという物質だそうです。

豚肉にも合いますね。

東洋医学ではこの匂うのを気とも言います。

狭義では陽性の気がこの揮発物質です。

この揮発物質は身体に不思議な働きをします。
(^_-)-☆ キホンデス。

太陽病の基本薬物は桂枝湯です。

この桂枝湯に色々な薬物を加えて発展しています。

葛根湯も桂枝湯に葛根と麻黄を加えているのです。

この桂枝ですが、弱い発汗剤です。

少し発汗させて、病気の邪気を退散させる作戦です。

だが、少しの発汗です。

患者の表を補って、少しだけ発汗させるのがコツです。

これに熱いお粥を一緒にたべます。

身体が温まるのです。

しかし、ネギや肉麺などを食べてはいけません。

強い発汗は好ましくないのです。
(^ム^) ハッカンノ チガイハ。

ここで問題です。
この桂枝湯には使う時期があります。

これが重要なことなのです。

我々は風邪を引くと、発刊をすれば解熱すると言う考えで、
多く発汗しようと致します。

これが駄目なのです。

多く発汗しても大丈夫な人と、
危険な人が居るのです。

それは体力が強い人は発汗に耐えます。

しかし、弱い人はこれには耐えられません。
(>_<) ツライデス~

傷寒論(23)太陽病(1)

2013/04/23 Tue

傷寒論(23)太陽病(1)

鎌倉の食事会が開かれました。

今回はイタリアンです。

鎌倉25食事会4-2
ホタテとマグロのムースです。

鎌倉25食事会4-3
これが一人分です。
リゾットなど盛りたく段です。

始めは全部食べれないと思ったのですが、
これが全部ペロリで野菜サラダもいけました~

美味しかったです~~
( ^)o(^ ) オイシカッタ~

新学期が始まって、講義の原稿に追われて
ブログが書けません。
(^_-)-☆ ハヤク~~

急いで、傷寒論の本の話に入ります。

原本は12編に分かれています。

その題4編に弁太陽病上があります。

ここでは傷寒論の基本の薬物
「桂枝湯」が紹介されています。

これは桂枝というシナモンの枝を使います。

軽い発汗剤として使用されています。

この理論が素晴らしいのです。
( ^)o(^ ) スバラシー

例えば、病気に対する人体の反応を
防衛軍しか持たない国に例えてみすと、

外邪を、外から入ってくる細菌を敵軍とします。

新型インフルエンザが侵入したといたします。

人体が病気の罹った初めは、
敵が海岸線に上陸した状態と同じです。
(>_<) タイヘンダー

その時、海岸線地帯の身体の防衛隊は、
緊急に中央に援軍を要請いたします。

国会では出動採決が行われて、
内陸にいた防衛軍は急ぎ召集されます。

皆さんは敵が上陸した海岸線に向かいます。
(^ム^) シュツドーダー

この時、
出動した身体の防衛隊は外邪の敵と対戦いたします。

すると人体はある反応をするのです。

それが体表部や上部(肩や頭)にも症状を現わします。

症状としては、頭痛です。後頸部や肩こりです。

痛みも起こします。そこで重要なのが寒気です。

「さむけ」や「おかん」と言います。

ガタガタを身体が震えてくるのです。

普通は風邪の引き始めと思いますが、
(^ム^) コワイトキモ フルエマス

熱を伴う病気では、
この寒気、悪寒が重要事項です。

これが無ければ太陽病とは言えません。

熱を伴わない病気でも、
不思議ですが、意外に寒気が起こります。

例えば、花粉症の初めはこれに当たります。

よく風邪と間違えるのです。

この時、も一つの需要項目は、
脈が浮いているのです。
(◎o◎)/! ミャクガ ウク?

浮いた脉を浮脈(ふみゃく)といいます。

しかし、脈が組織を分けて浮いてくる訳はありません。

あたかも、脈が皮膚の直ぐ下に感じる事です。

では何故浮いたような脈に感じるのでしょうか?
(^^ゞ ワカリマ セーン

傷寒論は六病に分類されています。

この分類は実に見事な分類で、
病の鑑別も確りなされています。

師匠の話で、この内で表虚証と表実証
裏実証と裏虚証の鑑別ができれば、
( ^)o(^ ) スゴイー

この考えが、
漢方薬の扱いが非常に楽になるという事です。

この分類は傷寒論の中に実に見事に分類されています。

この傷寒論は当に湯液の聖書とも言えますね。

(22)葛根湯医者

2013/04/15 Mon

傷寒論(22)葛根湯医者

好漢医堂のブログの管理画面に入れなくて、
長らくご迷惑をお掛けしました。
m(__)m ゴメンナサイ

パソコンのご機嫌が良くなかったのでしょう、
最近も時々臍を曲げたり致します。

先日から、好漢堂の木瓜も満開になりました。
H25木瓜


この木瓜の花は可愛いのですが、
枝や葉が変形して棘を作ります。

奇麗な花には棘があるの例で、
可愛い花にも棘があります。

歩道に出ないように刈り込むのですが、
この棘に悩まされます(笑)


少し、時間が空きましたが、
また傷寒論のお話を続けさせて貰います。
( ^)o(^ ) ブジニ カイシ

落語に「葛根湯医者」の話があります。

この医者は色々な患者に葛根湯を与えました。

付き添いの人にも葛根湯を与える落ちで落語は終わります。

この落語の中での表現では、
葛根湯医者を藪医者のように表現されていますが、

見方を変えれば、
実は彼は名医であったのでしょう。
(^_-)-☆ メイイ デス

何故ならば、葛根湯は風邪薬ではないのです。

これは驚きだと思いますが、
多くの病気の初期は太陽病が多いからです。

また、色々な病気の初期である時期は葛根湯も治るのです。

例えば、麻疹、破傷風、気管支炎、
さらに扁桃腺炎、胃潰瘍と多くの病です。

だから、葛根湯でも間違いではなかったからです。

昔の医者は重曹一つで、その量で病気を治したという逸話もあり、
人体の生理部分をよく知っていたのでしょう。
( ^)o(^ ) ヒトノ ジョウタイ ヲミル

ただし、真に気を付けたいのが、
この葛根湯医者の真似をするのが、

本当の藪医者になります。

治療法の真似ではなく、
原理を確りと理解しなくてはいけません。

これは、漢方では、同じ風邪でも、
証(身体の反応)によって漢方薬を使い分けます。

すると副作用はなく良く効きますが、
証を間違えると、色々な症状が出てきます。
(>_<) ビョウメイヲ ツケテー

例えば、読者の小鳥さんのように、
間違えた薬物を服用されると、

動悸がしたり、だるかったりします。

他人の状態を診るのは簡単ですが、
なかなか、自分自身を診断するのは難しいのです。
((+_+)) ゴシン ハ キケン

実は私も・・・自分では肝虚証の元気~者~ッ
と思っているのですが・・・

皆さんに診断してもらうと これが・・・
腎虚証のお爺さんです~ 
(T_T)エ~ン

治療して貰うと、元気になります。
診断に間違いはないでしょう。
(T_T)/~~~ ドオリデ コシガ イタカッツタ

実は他の病気と風邪とは全く同じなのです。

また同じ原因で起こった病気でも、
個人の体力や体質の差がありますと、
その病状の現われ方が異なのです。

これは、元気な人と、老人、弱い人などです。
(>_<) オナジヒトハ イマセン

また病気の罹患した季節や
病の経過時期が異なると、

症状の現われ方も違うので、
その病気は別の「証」となります。

これは、体力によって、違うのです。

同じ風邪でも、高熱と微熱などです。

発汗する人も発汗できない人も居ます。
( ^)o(^ ) ショウーデス

また逆に病気の種類が異なっていても、
同じ症状が現われていれば、

同一の証として処理しています。

これを「異病同治」と言います。

患者の体力と病勢のバランスを考えた
画期的な治療法と思われます。
( ^)o(^ ) ベンリデ スー

何百というビールスに対する免疫は無理です。

東洋医学での、病気は、
その人の肉体或いは精神に自覚的なり他覚的に

異常が現われること、
たとえば発熱・発汗・頭痛等幾つかの症状を

一つの症候群として捉え、
それらの症状の複合体が「証」として分類されています。
(^_-)-☆ サイコー

この様に診断も「証」で表現されています。

よって東洋医学ではこの証に随って治療をすれば良いのです。

これが「随証療法」と言われています。 

東洋医学の病名である「証」を付けて治療して下さい。

「証」が付けば、治療方法は簡単です。

今月の勉強会は
第二日曜日会は肺虚証の治療法です。先日終わりました。
   五月から第四日曜になります。

第三土曜日会は太陽病の桂枝湯の応用です。

第四日曜日会は経絡治療の初めからです。
   五月から第二日曜になります。

皆さんはお配りした資料を確り読んできてくださ~い。
プロフィール

(井案)

Author:(井案)
好漢堂のブログへようこそ!
東洋医学をもっと身近に感じてもらいたいので、
このブログを開きました。
質問を気軽にして頂ければを思います。

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