脈を診ない鍼灸師

2010/05/31 Mon

鍼灸師は医師ではないので、血液検査や画像診断が出来ません。

ではどの様にして内部の状態を知れるのでしょうか。

自律神経の状態を外から診ることが出来るのです。

これが体表近くに流れている動脈なのです。

動脈には交感神経が網の目の様にギッシリと分布しています。

この状態を診るのです。

経絡治療は自律神経の調節にあります。

よってこの自立神経を診るために必要な脈を診ます。

色々な脈診の一つに腕関節近くの橈骨動脈を診ます。

鍼灸師が脈を診ているのは脈の数を数えているからではありません。

ここからは身体の色々な情報が分かるのです。

よって鍼灸師は身体の内部の情報を得るためには、

脈を診る事はとても大事な事です。

闇雲に経験だけで治療をするのではなく、

患者さんの体内の情報を伺ってください。

最近の鍼灸師は随分とこの脈を見る人が多くなりました。

これはとても良い事です。

これからの鍼灸師は確りした診断術を身に付ける事です。

次回は脈に対する病理的考えと、治療法を述べたいと思います。

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