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(17)濃い味の危険

2012/05/21 Mon

味覚(17)濃い味の危険

はじめに

第三土曜日会に1年3か月振りに、
会員の方が来られました。

住居は福島県で南相馬(福島原発の北側)です。

去年の津波で最寄りの駅と線路が流されたのです。

仙台までバスに乗り、
新幹線で上野まで5時間掛かったそうです。

往復で10時間ですから、
1日の半分近くは移動時間です。

頑張って来られたのには感激いたしました。


味覚に入ります。

前回の五味で質問を受けましたので、
今回は補足で味の続きをします。

味を漢方的に再考察します。

味を陰陽で考えますと、
です。

気が陽の作用があります。

よって補陽作用は「香」が必要なのです。


反対に味が陰の作用があるのです。

補陰は「味」が中心になります。

ここで問題は陰陽の強さです。


よって、味が濃ければ陰が強くなります

薄ければ陰中の陽となり、
柔らかい陰になります。



これは陰と言っても、
中には陽の力が有る事です。

よって味の薄いのを食していると、
経絡の流れを良くしてくれて
身体の陽気も正常に働いてくれます。


反対に味が濃いと陰が強くなり
身体が段々と冷えてきます


よって、濃い食事を続けていると
陰が次第に増えて行き、
段々と身体を冷やす事になっているのです。


これは子供や青年時代は良いのですが、
中年以降は危険です。

(^ 恋 ^;) コイイ~~


しかし、例外として、
肝虚証や陰虚証は何故か?

この濃い味の陰性を求めるのです。

これは困った物ですね。

自覚してもらわないと治りません。

Kay さんが困ったのもこの例です。

濃い味の習慣は怖いのです。

高齢になると味覚細胞が激減します。

去年の五味にも書きましたが、
具体的には、乳幼児が約一万個あるのに対し、
大人では、ほんの約二千個しかありません。

5分の1に激減するのです。

(゜o゜) オドロキー


更に高齢者では味蕾は更に減少してしまうのです。

これでは、濃い味を食べないと、
食べた気になりませんね。

困った物ですね~

次回の味は塩味の話を追及します。

連絡
第2、3日曜日会を予定通り開催いたしますので、
27日朝10時前にお集まりください。
東洋医学臨床論と資料と使用鍼をお忘れなく。

プロフィール

(井案)

Author:(井案)
好漢堂のブログへようこそ!
東洋医学をもっと身近に感じてもらいたいので、
このブログを開きました。
質問を気軽にして頂ければを思います。

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