自然治癒力の凄さ

2014/10/27 Mon

自然治癒力の凄さ

総長講演「高齢者に多い運動器疾患」その「1」

先日の雨の日のマイ吉です。

カッパを着て散歩中です。

IMG_3125雨の中のお出かけ

何処に行くのか気ままな散歩です。

IMG_3121雨の散歩

前回も書きましたが、

病気を治すには、自然治癒力が重要なのです。

医者がいくら頑張っても、本人の自然治癒力には敵いません。

先日、国立リハビリテーション総長の講演がありました。

これをマトメてみました。

整形外科外来の新患の統計では、

1.外傷は40パーセント

  他の疾患からは60パーセントです。

この事は整形外来でも外傷が少ないのです。

2.治療方法では、

  保存療法が90パーセント

  手術に至るのは10パーセント

これは多くは人間の自然治癒力に委ねています。



運動疾患では変性疾患が多いのです。

1位は腰椎の変形性脊椎症・椎間板ヘルニアが15.2パーセント

2位は変形性膝関節症が6.9パーセント

3位は頸椎の変形性脊椎症・椎間板ヘルニアが15.2パーセント

5位は変形性股関節症は1.5パーセントです


このように脊椎に関する疾患が多いのです。

これらは日常に聞いた事がある身近な病気です。

どの病気も長引いて病院通いをされています。

そうなる前にチョット注意すべきですし、

病気に成った後の治療法を考えて頂くと良いのです。


これらの病の原因は

人間が直立二足歩行に成ったからです。

運動器系は50年で完成品になり後は衰退して行きます。


現代は長寿社会になり、

このまま一生、歩けるのか?

いつまで、移動が出来るのか?

これが問題なのです。

上記の疾患から、皆さんは骨が問題と思われますが、

実際は筋肉や靭帯や軟骨組織なのが重要です。

それには「水」が大切です。

どうして?「水」ですか?

それは、衝撃緩衝材の水の出入りが重要なのです。

衝撃緩衝材は軟骨組織に当たります。

普通では65~80%の大量の水分を含みます。

栄養などの血管の分布は無いのは、

水(関節液)の出入りによる。

また損傷治癒力が弱い。

普通正常な状態では水分を含んでいます。

弾力が有るのです。



脊髄の椎間板の絵です。

DCIM0209脊髄

普通の状態で水を含んでいる正常な状態です。


これが重力や圧力が掛かりますと、

DCIM0210脊髄

椎間板から水分が抜けて、潰れた状態です。

これで脊柱間が狭くなります。


皆さんも朝起きた時の身長と

夕方の身長が違うのはご存じと思います。



重力から解放されると、

水分は本の椎間板に戻ります。

電気的に水分を吸収して元の状態に戻ります。


問題はこの重力の過重な状態です。

手に荷物を持つ事や、

重い物を背負う等です。

特に手に荷物を持つと

脊柱には運動点の関係で

多くの重力が脊柱に掛かるのです。

これが過重の重力と成ってゆきます。


これを長期に行えば、

脊髄の面が変形を起こしてきます。

腰椎の変形性脊椎症・椎間板ヘルニアになり、

脊髄椎間口狭窄症にも成ってゆくのです。


治療は起立筋を緩めるのが良いのが判ります。


しかし、これが問題です。

身体を牽引(引っ張る)しても水は戻りません。

外的に上下で牽引すれば、起立筋(背部の筋肉)が

長期に牽引される事で、縮む働きを起こしますのです。


引っ張っているのに、縮んでしまうのです。

腰椎牽引や頸椎牽引は精々2週間が限度です。

それ以上では筋肉が縮まると致します。

筋肉を緩めるには運動があります。

これを解決するのが、スクワット運動です。

この運動の注意点を理解しないと返って悪化します。
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