藏気法時論

2017/04/30 Sun

舞ちゃんも幼稚園
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大きく成ったのですが!
しかし、背が少し足らないそうです。
身体検査で88㎝スレスレ合格かと思ったら、
なんと!
身長測定器の上で、
爪先立ちの背伸びをしていました(笑)

素問の藏気法時論を紹介します。
この編は食養生には必ず出て来る編ですので、
皆さんも馴染みがあると思います。
薬膳レストランに行くと、
この編の一文が飾ってあったりします。

藏気法時論編には病の経過と
五臓の症状が記されてあります。
疾病の時間な事から生物学的記載もあります。
五臓の機能は季節的に変動し盛衰します。

季節は五行に配当されていますので、
五臓の病気は時間的推移に従っています。
この時の五味による治療法が述べられていています。

ここで注意したい事は、
人は安易な形で病気の治療をしたがります。
それは運動よりも、食事かサプリメントで
何か足らない者を補って
病気を治そうと云う考え方です。

注意したい事は、
これを食べると腰痛や肩こりや諸々の病気が
良くなるとかではありません。
何故ならば、症状の原因が色々だからです。
症状も個々に違う訳で、
例え肩こりでも、同じ物ではないのです。

東洋医学はこの症状から証を診断して
治療の方法を考えられているのです。
五味の植物の持っている味の作用の特徴があります。
これが食事療法や薬膳にも利用されているのです。
この考えは湯液にもつながります。

(藏気法時論・訓読)
黄帝問て曰く、
人の形に合わせて、
以って四時五行に法(のっと)り治す。

何如して從い.何如して逆(さか)らうや。
得失之意.願わくは其の事を聞かん.
(意訳) 
黄帝が質問しています。
人間の身体の生理、病理があります。

自然の法則である陰陽、四時(四季)などを
人の形に合わせ、五行と合体して、
総合的な体系として把握してからです。
それに基づいて治療を行うものです。 

病の経過はどの様な時に順になり、
どの様な時に逆になるか、
また病勢が良く成ったり悪くなったりする。
この様な事柄について説明を聞きたい。
と言っています。
(井案)
実にその通りで、素晴らしい質問です。
東洋医学的に健康とは、
どう表現すれば良いのかを考えてみると。

全身に気血が滞りなく全身を流れ続けている。
と云うのが最も分かり易い話ですね。

気血は全身にくまなく流れて
酸素や栄養物を送り届けています。

これが滞る事で末端の細胞までの
輸送に支障を来します。

一部が滞れば、
その上流では停滞が起こり実証になります。

これは浮腫に成ったり、
腫瘍や炎症が起きたりして、
痛みが出たり致します。

この下流では栄養不足で組織が壊れたり、
麻痺が起きたり、
更には壊死が起きたり致します。

この様に全ての病気は
気血の滞りから生じるとも言えるのです。

現代医学では、血管であり、末梢神経に当たります。
それが網目のように取り囲んでいる自律神経に当たります。
この神経が血管を縮めたり拡げたり致します。

例えば分かり易い顔を見ますと、
驚けが顔が青くなる。
不安や貧血では白くなる。
興奮すると赤くなる。
停滞すれば黒くなる。
周りに水が多く成れば黄色くなる。
血管は刻々と顔色が変わるのです。

この神経に付いては、
東洋医学には記述が有りませんが、
各臓腑が部分々により、
この役目を担っていますので、
必要な自律神経を動かしたいのならば、
その担当臓腑を治療すれば良いのです。

これが東洋医学なのです。
よって東洋医学の本来の治療は
自律神経の調節にあるのです。

其の原理が素問に書かれています。
素問は偉大な医学書になります。
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(井案)

Author:(井案)
好漢堂のブログへようこそ!
東洋医学をもっと身近に感じてもらいたいので、
このブログを開きました。
質問を気軽にして頂ければを思います。

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