呼吸で調節する。虚実論(10)

2010/12/08 Wed

呼吸で調節する虚実10 

呼吸で自律神経の調節が出来ます

呼吸にも虚実があります。

何か危険に対して備える時は、

息を吸って止めています

反対に気を抜く時は

息を吐いて力を抜きます

我々はこの様に自然に

又は無意識に自律神経を調節しています。

○ 虚=息を呼いて、力が抜けている。

○ 実=息を吸って、力が入っている。


 呼吸がいかに自律神経の左右されるかは、

皆さんが思っている以上に関与しています。

その一つに血中の二酸化炭素の量です。

これが少なくなると呼吸中枢を刺激ししなくなり、

呼吸が出来なくなります。

出来なくなると焦って慌てます。

これが若い女性に伝染的に起こる

過換気症候群と言う病気です。

反対に水に溺れた人は肺に水が入っています。

これは誤嚥する訳ではありません。

血中の二酸化炭素が多くなると、

いかに周りが水であろうとも意志とは関係なく、

水でも吸い込もうとするのです。

この時はいかに苦しい事かと想像を絶します。

この呼吸を支配することで、

今まで意識では調整が難しいとされている

自立神経を呼吸等で調節出来るのです。

これがヨガであり太極拳の呼吸です。

ヨガや太極拳の経験の有る人は、

今までは形にとらわれていたと思います。

実は形も重要ですが、本来は呼吸なのです

呼吸をユックリ、規則正しく、深くする事で

我々の意識の下で、

自律神経の副交感神経を動かすことが出来たのです

鍼灸の治療もこれを利用しています。

次回は呼吸の利用につい述べます。

その前に呼吸筋を緩めて下さい。

緩めるのは前回書きました咳と嘔吐のブログで表わした、

手の前腕の肘窩に治療が有効です

擦るだけで呼吸の広がりが違います。

呼吸が多くなると酸素が入ります。

東洋医学ではこれを宗気と言います。

この宗気(酸素)が身体のエネルギーを燃えさせて、

身体を温めることを行います。

沢山の拍手を頂きました。ありがとうございました。
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テーマ : 鍼灸
ジャンル : 心と身体

コメント

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No title

以前、ヨガの教室に通っていたときには「呼吸は上手なのに、ポーズがね~」とよく言われたものでした(笑)。いいんだか、悪いんだか。

ところで、「手の前腕の肘窩に治療が有効です。
擦るだけで呼吸の広がりが違います。」とのことですが、刺激するのは、肺経のラインでよいのでしょうか?
心包経と心経も?
基本的に腕の使いすぎで、循環器系にも負担がかかっていると思われるので、やっぱり三つ?とも思うのですが。

ちなみに、呼吸は「少しだけ吸い込んで、ず~~~っと静かに止めて緊張している感じ」がします。(それなら死んじゃうので、それなりに吐いてもいるはずですが・笑)

紅ちどりさんへ

ヨガの教室で「呼吸は上手」とは良いですね。
普通はポーズばかり気になり、
呼吸は二の次の人が多いですよね。
私も経験があります(笑う)

「手の前腕の肘窩に治療」ですが、
肺経です。
一般の肺経と違い、霊枢経脈編(古典)の肺経です。
古典はこの経脈編が一番古く、
今の経絡はこの古典から解釈されていますが、
少し違って解釈されています。
(余りにも大腸経寄りで、
あれでは呼吸筋に効果が出ません。)

以前この肺経の解釈を入りかけていたのですが、
こちらの都合で中断しました。
よってこの肘窩部分を後日ブログに載せたいと思います。
以前の写真は分り難らいと言われました(笑う)

ちなみに、呼吸は今回載せましたので、
参考にして頂ければと思います。
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(井案)

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好漢堂のブログへようこそ!
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