お風呂は冷える。陰陽虚実論(2)

2010/12/13 Mon

お風呂は冷えるとは。陰陽虚実論2

表題を見て「嘘~~ッ!」と

思われた方が居られると思います。

陰陽虚実論は寒熱の問題です。

ここで寒熱についておさらいします。

講義では何時も言っている事ですが、

普通の物質では温めるも、冷やすのも、

ヒーターや温風で熱を加えれば簡単に暖まります。

または氷で熱を奪えば直ぐに冷えるのです。

しかし人は生物です

これを温めようと思えば

単に表面をヒーターで温めればどうなると思いますか?

一時的には暖まった感じが致します。

しかしこの温熱を自持続しないと、

生体は直ぐに冷え始めます。

では確りと奥まで温めれば、

冷えないのではと思います。

所が奥まで温めると更に

その後は強く冷えてくるのです。

外部から温める事は、

常に温めて行かないと冷えてしまうのです。

東洋医学を勉強した人は即座に

「内部から温めます」と即答するはずです。

では何故直ぐに冷えてしまうのでしょうか?

それは人や動物は皮膚を被っているからです

この皮膚が色々工夫して人体に最適な温度

維持しようとしているのです。

例えば暑い時には身体を冷やす為に汗をかきます。

そのお陰で体表面の温度が下がります。

よって夏の暑いときは

熱いシャワーを浴びれば涼しくなるのです。

我々は冬にお風呂は冷えると言います。

暖まっているのに何故冷えるのか?

これは健康な人の働きです。

この皮膚の作用を東洋医学では

「腠理」(そうり)という言い方をします。

一般的には毛穴と言った方が分りやすいですね。

熱くなると毛穴が開きます。

すると毛穴から熱が放散されて、体温が下がります。

特に外部からヒーターやお風呂の熱が加われば

急いで毛穴を開いて熱を出そうと致します。

暖まった心算が後から冷えてくるのです。

一般には、これを「湯冷め」と言われています。

よって、人を温める時は外部から温めるのではなく、

我々は内部から温めるのです
スポンサーサイト

テーマ : 鍼灸
ジャンル : 心と身体

コメント

Secret

お疲れ様でした^^

本日、研修生の先輩が急遽お休みとなり、
頼りない後輩に、多分先輩も今日は大丈夫だったかと心配だったのでは、と思います。
先生は患者さんを診ながら、いつもより多い電話に対応したり、研修生である私のチェック等、大忙しの日でした。でも、思ったより早く治療が終わり、お互いの治療ができてよかったです。
先生は、寒いのにとっても汗をかいていて(駆け回っておりましたから)冷えなければいいな~と治療のときに思っておりました。
先生、ありがとうございました。
そして、先輩の存在を特に大きく感じた日でした。

生体

生体はあたためれば冷えるように働く・・・ので、単純に熱を与えるだけではダメなのですね。

熱いお風呂は皮膚が冷まそうとしてしまうということがわかりました。

冬のお風呂の健康的な入り方としては、ぬるめのお湯にゆっくりというのがいいでしょうか?
これなら、表面も内側も適温になるのではないでしょうか?

また、皮膚が誤解しない方法としては、生体が発している熱を逃がさないというのは有効というのもわかりました。
レッグウォーマーやマフラー・手袋で防寒するのはNGではないようですね。

∞万華鏡さんへ

お疲れ様でした。
患者さんを責任もって治療をしていましたよ。
良く頑張りました。
この多くの経験が良い治療家になる為には必要です。
一人でも多くの患者さんを治療して、
多くの経験を積む事です。
本来ならば毎日行えば素晴らしいのですが、
制度上難しいですね。
でも、出きるだけ今の内に経験を積んで下さい。

MGRさんへ

良い所に気が付きました。
ありがとうございます。

回答として、ブログに書きました。
レッグウォーマーやマフラー・手袋で防寒するのは良いですね。
これはまるで鍼灸治療のようです。

外からの熱は危険です。
これは外部からのヒーターの熱はまるで、
薬や他の動物のホルモンの様で、自分の物では無いのです。

自分の出した熱を逃がさないようにする事や、
自分から多く熱を出す力が必要です。
これが鍼灸や漢方薬ではないでしょうか。
よって安全ですし、確実に体力も付きます。
プロフィール

(井案)

Author:(井案)
好漢堂のブログへようこそ!
東洋医学をもっと身近に感じてもらいたいので、
このブログを開きました。
質問を気軽にして頂ければを思います。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR