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冷えの陽虚証 陰陽虚実論(8)

2010/12/23 Thu

陽虚証 陰陽虚実論8

気虚証から病が進んで陽虚証に成って行きます。

陽虚証とは

体内の陽気が虚して、気の作用が低下した時です。

若しくは、陽が虚して陰が相対的に偏盛となった時に起こります。
(偏盛とは偏った状態で、片方が強くなったように見える事です。)

陽虚の症状は寒がるのです

手足は冷たいのです。これを四肢厥冷と言います。

寒い冷たいのを嫌います。

よって反対の暖かいものを好みます。

顔面蒼白チアノーゼを起こしていて、

外見も健康的には見えません。

身体が冷えているので尿量が多くなります。

もちろん、脈は遅脈(ゆっくりした拍動)となります。

この様に寒がるのが特徴です。

身体の新陳代謝も低下しているので、

低体温で「寒い」と訴えるのです。

この様な人は痩せた人に多いようですね。

外見はスリムで良いのですが、

内面では大変な苦労があるのです

古典では、

体表面に寒邪が留まっていると考えられます。

この寒邪を追い出す力が無いのです

強い         弱い
外邪の停滞 ←← 精気(気血)で戦えない。

何故この邪気は通過しないで留まったのか?

精気はもっと積極的に戦おうとしないのか?

治療法は、表虚証と似ていますが、

ちょっと違います。それは何故でしょうか?


標準治療法としては、

表を温める。補う治療法になります。

鍼治療はゆっくりとした刺鍼治療を行います。

置鍼ですが、この時は鍼から押手を離してはいけません。

押手を離すとそこから気が漏れるからです

補法の積りが瀉法になるからです。

よって中国鍼は使えません。

灸頭鍼(鍼の頭に灸をする方法)も大瀉法です。

温灸ではなく直接灸が良いと思います。

漢方薬では無闇に温剤を使えません。

では身体のどの部分を温めれば良いのだろうか?

何を考慮しながら薬方を調節すれば良いのでしょうか?

今回は質問が多いようですが、

正月も有るので暫らく考えて下さい。

宿題ですー♪♪

古典では素問の調経論

(ぎはく もうさく)
岐伯曰

(よう きを じょうしょうに うける)
陽受氣於上焦

(もって ひふ ぶんにくにかんを あたたまる)
以温皮膚分肉之間

(かんき そとにあら しむる)
令寒氣在外

(すなわち じょうしょう すうぜず)
則上焦不通

(じょうしょう つうぜざれば)
上焦不通

(すなわち かんき ひとり そとに とどまる)
則寒氣獨留於外

(ゆえに かんりつする)
故寒慄
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テーマ : 鍼灸
ジャンル : 心と身体

コメント

Secret

むずかしい。

古典を小豆太なりに解釈してみました。

的外れかもしれません。


陽は、衛気を上焦にもってきて、身体中に巡らす。
衛気は、皮膚や分肉を温め、外の寒邪などが体内に入ってこないようにしている。

陽虚の場合、陽が虚しているので、熱が寒になっているので、上焦が冷えにより、滞ってつまっている。
そのため、衛気も通れない状態になっている
。すなわち、戦えない状態にある。

そこへ、外から寒邪などが、やって来ると、通り道がつまっているため、中に侵入できず、表面に居すわり続ける。

表虚証のときは、外邪も気血も表面でにぎわっているが、陽虚証のときは、外邪だけがたくさん表面にいて、気血は少ないところが違う。


衛気が、通じるように、上焦を温める。




小豆太 さんへ

「小豆太」とは洒落た名前ですね。
解答は的外れでも「鎌○ぬ」です。

回答することに意義があるのです。
回答するのは何回か読んで、
自分なりに解釈する行為です。

人の言った事をそのまま書く事や
まとめ挙げた物ではないのです。
これは決して人の真似ではありません。
自分の文章になっているからです。
この行為が重要なのです。

解答の方ですが、内容は良いので、正解です。
しかし、まだ皮を切った程度です。

身体を温める方法

先生、こんにちは、甲斐の国の渡辺です。
ブログの質問の回答をお送りします。
体のどの部分を暖めればよいのだろうか?
という質問ですが、
精気の絶対数の不足により外邪が停滞しているので、
体の中の腎気、脾気を増やしてやるのがいいと思います。
そのためには、暖かいものを食べ、
脈気を通じさせ後天の元気を補充し、
腎気の損傷をしないよう夜更かしを避け、
過労を避け,深酒を避け、房事過多を避け、
体を冷やさないようにし、
くよくよせず生活することだと思います。
治療では、臓腑に気血を集め臓腑を充実させることが大事だと思います。
いくら治療をしても、前に述べた行為がないと、
体の中の気血は増えていかないのではないでしょうか。
気血が増えないと、
外邪と戦えずいつまでも外邪に占領されたままではないのでしょうか。
先生、寒さ厳しき折、お体に御気お付け下さい、
良いお年をお迎え下さい。

甲斐の渡辺さんへ


コメントをありがとうございました。
養生法としては大正解ですが、
実はその前の寒邪が
何故体表に留まっているのかが問題です。

陽虚ですから気血の弱いのが体表に在るので、
通常、寒邪は通過するべきだと思います。
しかし何故か寒邪が留まっているのです。
これは普通に考えると変でしょう。
ここが古典の面白味です。

書いていない事を色々想像すると
色々な事が浮かんできます。
これが面白いのです。

寒邪が留まるにはそれなりの訳があります。
別に何か大きいものが存在しているのです。
暖めると言ったのは治療法の事でした。
これも私の舌足らずですみません。

通常は手足が冷たいと言っているので、
手足をヒーターで温めるか、
手足に治療をする訳ですが、
これだと自分で温めたのではないので、
直ぐに冷えてきます。
ここが問題なのです。
ここまで来れば答えは見えてきますね。

宿題

宿題
(手足が冷たく、顔色蒼白、新陳代謝の低下、脈は遅)
1.腎の気化作用が低下している為、精からの気血が作られず、
脾を温められず脾の作用が上手く作用しない為、手足が冷え顔面蒼白になる。
2.腎の固摂作用が低下している為、尿量も増える。
3.腎の納気作用が低下しているため、脈も遅になる。
(対策)
腎経と肺経を補って気化作用、納気作用、固摂作用の回復を計り、三焦経で経脈の通調をし、腎の表経の膀胱経も同時に補法にて施術する。灸も併用して行うと良いのではと思います。

ミーコさんへ

宿題コメントありがとう。
これは腎陽虚の症状の説明ですね。
もっと分り易く行くと良いですよ。
試験には合格しても、患者さんには分りません。

(対策)も正規の解答です。
では何に気を付けて治療をすれば良いと思いますか。
経絡のどの部分を主に使うのかです。
また腎陽虚の他に心陽虚、脾陽虚
他に似ている肺気虚等もあります。

よって陽虚証に対しての治療法が必要です。
その後で69難型ではと言う解答になれば、
ミーコさんの解答は正解になります。
ヒント:膀胱経の扱い方はどうすると思いますか?
膀胱経は講義していませんが、
何時も私が言っている事の反対をすれば良いのです。

皆さんのコメントのお陰で大体どの様に説明すれば良いのか
分ってきました。ありがとうございました。
MGRさんや他の人はだんまりですかね?
年末で忙しいのでしょうか?
ミーコさん、お尻を突いてみてもらえますか?(笑う)

No title

気は陽経にあるから陽気で陰経にあれば陰気ですよね。
上ってくる陰気が少ないと、
上焦で受ける陽気も少ないわけですよね。
だから、少ない兵隊さんでは陽経に停滞している邪気を
押し出せないのではないのでしょうか。
陽経に邪気が停滞するのは、
前にある陰経に問題があるのでは?この時、
陰経の滞りを流してやり、
上焦に気が沢山集まるようにすれば良いのでは?
体中に散らばっている気を臓腑に戻してやればよいのでは?
これじゃだめですかね?
私の脳みそではこれが精一杯です。

No title

陽気を上昇に受けるでピンときました。
上焦の働きは、肺と心を助け、体温調節をしています。
この上焦、あるいは心、肺がうまく働かないので
寒邪が停滞しているのです。
これはけっこういけるかも。

甲斐の渡辺さんへ

コメントをありがとう。
核心に近づいてきましたね。
皆さんに色々なコメントから、
宇宙から愛のメッセージを受けた気分です。
自分の受容体に感知し、素直な気持ちで、
これらを気付きを意識しながら、
自分の原稿の内容を少し言い換えて
後日送信します。
プロフィール

(井案)

Author:(井案)
好漢堂のブログへようこそ!
東洋医学をもっと身近に感じてもらいたいので、
このブログを開きました。
質問を気軽にして頂ければを思います。

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