健康はバランス 陰陽虚実論(13)

2011/01/12 Wed

健康はバランスにある陰陽虚実論13

寒うおますな~っ!

前回のMGRはんのコメントで、

ハタと気付きましたんです。

以前に健康と病気の説明で五行論を使いましたでしょ。

あれはチョッとややこしゅ~ございましたさかいに

今回は陰陽で説明しようと思うてます~。

人は皆陰陽のバランスが取れていて健康どす。

陰陽のバランスが何かで崩れられたら
     ↓↓
人は病気になります
     ↓↓ ← 治療で陰陽のバランスを
     ↓↓ ← 回復させますと、

陰陽のバランスが回復して病気が治りなさる

この陰陽のバランスを崩れ方に2種類あるのです。

1つは陰陽のどちらかが強よーなりはるんです。

もう一つが陰陽のどちらかが弱くなるんどす。

言葉がおかしいどすか?

なにアホな事言いはるんですかいな!

これは標準語ですがな、

そな、東(あずま)言葉に変えまひょか!


図 初め陽が強くなると

     > 

         次に陰が弱くなります。

これは強まった陽が陰を圧迫して弱らせます。

陽が強くなると「熱」が出てきます。

これは本当の熱だから「実熱」と言います。

よって陽実証となります。

これはまるで陰陽の喧嘩ですがな!

インフルエンザで高熱が出たさかいに

腎陰の保水作用が壊れてしもうて、

干からびたような者ですやろね。

上手い事、言いますやろ。

同じ様に

陰が強くなったらば、陽が弱くなります

陰が強いと「寒」が生じます。

この「寒」は強まった陰が陽を弱らせるからで

この「寒」を実の寒から陰実証となります。

図 初め陰が強くなる

    > 
      陰に負けて陽が弱る。

これは身体が冷えてしまって、新陳代謝の弱り、

何時も寒い寒いと言っている、陰実証になります。

この「寒」で瘀血の停滞が起こり、下腹部に膨満が起きます。

この変化はシーソーの様ですね。

陰が強くなると陽が弱るのです

これで陰陽のバランスが崩れます。

陰陽の法則の一つに「陰陽拮抗」や「陰陽消長」が起こり、

「陰が勝てば、陽が弱る」「陽が勝てば、陰が弱る」

に当たるのです。

次回はどちらかが弱まる法則です。
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テーマ : 鍼灸
ジャンル : 心と身体

コメント

Secret

シーソー

陰と陽は常にせめぎ合っていて、どちらかが強くなるとどちらかが弱くなる。
陰と陽のバランスを失った状態の場合、治療で陰陽のバランスを取ってあげる必要があるということですね。

健康人なら、自分で何とか立て直す力があると思うのですが、そういう場合にも治療するほうがいいのですか?

治療は特に必要ない!とお伝えするケースもあるのでしょうか?

また、お血は寒から起こるというのも、ブログを読むと「そうか。」と思うのですが、今までは、「お血=実証・血熱」という印象で、裏に隠れている「寒」や「虚」をメインに考えていませんでした。
ちょっと混乱していますので、次回のブログでヒントをくださったらうれしいです。

陰陽バランス

こんにちは。先日はお答えありがとうございました。風邪引きの例は大変参考になりました。また、杉山和一の‘経絡の深さは弾入一杯’というお話もとても興味深いものでした。

さて、‘生体の恒常性は安定した状態を意味するが、固定した状態を意味するものではない’と誰かが言っていましたが、さまざまな検査をしても何ら異常は見つかりません!と言われ、それでも症状がでているために鍼灸治療を受けにみえるような患者さんは、生体の恒常性の一定範囲がとても狭いのでしょうか。陰陽で考えると、頑張りの利く人、多少の無理をしてもなんら症状の出ない人は陰陽バランスの振れ幅が大きくても自然にバランスが取れるだけの底力(先天の精?)がある気がします。一方、少しでも無理をすると症状が出てくる人は先天の精が元々弱いことが大きな原因といえるのでしょうか、それよりまずは経絡の滞りが主な原因といえるのでしょうか。

MGRさんへ

陰陽にバランスが取れている場合は治療の必要がありません。
子供達がこれですね。
小児鍼はほんの少しの治療で良いのです。
彼らは自然に治せます。
小児鍼の解説本のほ発赤は刺激が強過ぎます。
背中のローラー鍼は邪道です。

自分で立て直す力が有れば、こちらから手を出さない事です。
治療は必要ありません。

瘀血(おけつ)は血の滞りです。
血熱は血が漏れます。その後瘀血(おけつ)になります。
よって発熱後も瘀血(おけつ)になる道理が分りますね。

地山謙 さんへ

良く勉強されていますね。
クロード・ベルナールが提唱したホメオスタシス(生体恒常性)は
外部の環境の変化に関係なく、内部環境を一定に保たてる事です。
しかし、やはり生体は外部環境に対して少し変化しています。
これが古典に言う四季の過ごしたです。

この外部変化に付いて行けないのが特に老人です。
若い人でも体力の弱い人も同じです。

先天の原気は親から貰ったので、変えるわけには行きません。
人はこの先天の原気(命門)と後天の原気の二つで生きています。
我々が増減できるのは後天の原気です。
後天の原気は中焦で作られます。
最近はこの中焦に気を送っていない人が多いのです。

体幹(背中やお腹)の治療は気血を体表に送ります。
よって見掛けの原気は得られますが、
後から疲れたり、気持ち悪くなり、嘔吐、頭痛が起きてくる場合があります。
我々治療家はこれを避けるべきです。
気血を内部に入れてあげれば病気は自然と治ります。

プロフィール

(井案)

Author:(井案)
好漢堂のブログへようこそ!
東洋医学をもっと身近に感じてもらいたいので、
このブログを開きました。
質問を気軽にして頂ければを思います。

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