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経絡(2)天人合一思想

2011/01/30 Sun

東洋医学において、

天人合一思想は無くてはならない考え方の一つで、

人体の形と機能が、

天地自然と相応しているという思想です。

人体の中(内界)を小宇宙と言い、

自然(外界)を大宇宙と言っている。

人体も自然も同じ物なのです。

人体は自然界の変化の刺激を受けて活動しています。

人間は「自然環境に生かされている」のです。

外部環境の刺激を受けて、体内は変化しています。

例えば冬になれば冬の身体になります。

夜になれば体温が下がり夜の身体になります。

人と自然は不可分であると述べています。

自然とは我々の周りを取り巻く

空、海、大地、植物、動物、季節や天候の

移り変わりをも含めた世界を意味します。

自然と身体は密接に関わり合いながら

一つの生命体として存在しているのです。

これを天人合一と表現しております。

例えば今年の冬季ですが、

11月頃は温かかったですね。

これは危険です。冬は寒くないと腎が弱るのです。

これが原因で冬になれば自然に腎が強まるのですが、

返って腎が弱くなって、腎虚が増えて来たのです。

ところが春先になると急に異常な寒さに成りました。

腎を強めて春に向かわなければ成らないのに、

これも身体を弱らせる原因になります。

弱った腎に更に追い打ちを掛ける様なものです。

人の臓腑から体表面の経絡が

連絡されていると考えられています。

これら経絡は病気になった時に

初めて反応として現れるのです。

その反応の現れ方が実証の時は

痛みや腫脹や熱などで現れ人を悩まします。

虚の時はユックリと麻痺や冷え等から現れます。

よって人が感じる事が少ないのです。

だからかなり進行して行き、

ホルモンの異常まで来てから慌てるのです。

普段からこの経絡を調整している人は

健康なわけです。これを未病治と言われるのです。

だから経絡を常に整えなくてはいけないのです。

(原文)

十四経発揮曰

「経脈者 行気血 

通陰陽 以営於人身者也。」


(読み下し文)

十四経発揮にいわく

「経絡は気血をめぐらし、

陰陽を通わし以て人身を営する者なり。」

(井案)

十四経発揮の古典では

「経絡とは気と血を巡らして、

人体の陰陽を調節して経営するものです。」

経絡は気と血を通して、

人体の陰陽を調節するのと、

身体の栄養や活動を行うものであると言うのです。
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テーマ : 鍼灸
ジャンル : 心と身体

コメント

Secret

季節

異常気象は、人体にも悪影響がありますね。

未病治について、普段から経絡治療を受けるチャンスがある人はとても少ないと思います。
また、鍼灸治療を受けようとする人は、そうでない人に比べて心身の状態がかなり悪くなってからということが多いですね。(マッサージと比べてだいぶハードルが高い)

鍼灸がもっと身近なものになるように、考えたいと思います。

MGRさんへ

古代の人は季節を友達にしています。
季節との付き合いを上手く行っているようです。
現代は暖房や冷房で関係ないと思われがちですが、
とんでもありません。
この季節との付き合いが必要です。
何時か古典の季節の付き合いを解説したいですね。
師匠の小寺先生は大変に上手でした。
フイリピンに居た小野田少尉も
これに長けていたと言われていますね。

また鍼灸治療をもっと身近な物にしたいですね。
これには皆さんに、鍼は深く刺さない、痛くない。
お灸は熱くない物だと知って貰いたいですね。
プロフィール

(井案)

Author:(井案)
好漢堂のブログへようこそ!
東洋医学をもっと身近に感じてもらいたいので、
このブログを開きました。
質問を気軽にして頂ければを思います。

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