経絡(3)自律神経

2011/02/01 Tue

自律神経は我々の意識では動かせません。

しかし身体の中では、体内環境の恒常性の為

日夜働き続けているのです。

大塚敬節先生の講演では「私達の一番大切な物は?」

の質問に戻ります。

私は一番大切な物は心だと思いますが、

その答えは

「それは身体の外では空気であり、身体の内では命である」

と言われました。

これらは見ることが出来ない物です。

この見る事が出来ないものが大切なのです。

漢方では広義でこれらを「気」と言っています。

この「気」は、非常に広いもので、

宇宙から人体まで色々に用いられております。

宇宙の大気、人体の元気と同じものとしたのが、

古代では天人合一説として唱えられています。

この「気」が流れている処が経絡で、

この変化が診断と治療の対象となっています。

ではこの見えない「気」はどの様にして

我々は感じる事が出来るのでしょうか?

それは、人体の外では、

大気が動けば風として感じます。

太陽の光により天気を感じられます。

では人体では何によりこの気を伺い

知ることが出来るのでしょうか。


我々は室内から外(外界)に出なくても

外の状態を知る事は出来ます。

例えば風の動き(強さや弱さや方向は)

立ち木を見れば分ります。

晴れているかは太陽の光を見ます。

では人間の中は何で見るのでしょうか。

現代医学では、聴診器、断層写真、

CTシュキャンと色々な物が有りますが、

これでは自律神経を見る事が出来ません。

東洋医学ではどうするのでしょうか?

我々の意志で動かせない

自立神経は何処で見るのでしょうか?
スポンサーサイト

テーマ : 鍼灸
ジャンル : 心と身体

コメント

Secret

自立神経

自律神経の機能が悪くなると、イライラする、体がだるい、動悸がする、
呼吸が苦しくなる、頭痛、肩こり、眠れない、食欲が出ない。
病院で検査しても異常なしと云われる。
又、体の症状として首、肩、背中に強い凝りが出てくる。

軽い刺激の鍼灸治療でこの凝りを取り血行を良くして、末梢循環の改善を行えば、
患者の体は軽くなるし、気分も落ち着き晴れやかになる。
身も心も晴れやかになれば、食欲も増し、睡眠がとれるようになり、健康体になる。

自律神経

自律神経は東洋医学の得意分野ということをよく聞きます。

全体を見るのが東洋医学の強みという言葉通り、脈・体表に現れる特徴・舌・患者さんの訴えを総合的に判断してみると思います。

先日、浮腫のひどい患者さんの治療をしました。
利尿剤を服用しており、トイレが忙しいそうです。
先生が以前おっしゃったように、腎臓の働きは正常なのに、血管の中に水分が入っていかないのかなと思いました。
自律神経の異常と考えられます。(浮腫があっても血液は高濃度だったりするのでしょうか?)

No title

自律神経はどこで診るかという質問ですが、
私は「脈」だと思います。
脈のいろいろで、
体の中をうかがい知るのでないですか。
ただ、その脈がどのようになると体のなかでなにが
おこっているのかを自分がよく知らなければなりませんが。(冷や汗)

後は本人の自覚症状ではないかと思います。
私は、立ちくらみはしょっちゅうですし、
嘔気、どうきもよくありますね。
更年期ということもありますが、
これは自分でとめようにも、いうことを聞かないし、
健康診断でも、特に何もひっかからないですね。
でも、自覚症状はあり、
本人は気持ち悪いんですよねぇ。

このような人は、
ドクターショッピングをするのではないですかね。

それから、
心と自律神経は気っても切れないつながりがありますよね。

ミーコ・MGR・ワンコさんへ

1週間ぶりのご無沙汰でした。
ごめんなさい。
また色々なコメントありがとうございました。
本当に感謝致します。

話題の自律神経ですが、
我々自身では動かせません。
しかし感情などでは十分に変化を持っています。
これを身体の少しの体表刺激で色々に影響を与えます。

例えば火傷ですが、昔の医者は火傷の為に及ぼす
内臓を気に掛けて治療していました。
今の医者は火傷の範囲ばかりに気を取られています。
これは生命の関係で範囲を気にしても良いのですが、
内臓に与える影響も考慮して貰いたいと思います。

話が変な方向に行きましたが、
体表と自律神経とは切っても切れない関係です。
これは、体外の環境をいち早く感知して、
体内の環境を変える働きも自律神経です。

この自律神経が感情でも変化いたします。
これが思わない方向に身体を変化させます。
良い方向に行けば良いのが、悪い方向に行けば
免疫機能、浮腫み、消化機能と変化を見ます。
これをいち早く見つけるのが脈診です。
脈診で変化を見つけて治療すれば良いのですね。

以前このブログも浮脈で終わってしまいましたが、
また脈の話がしたいですね。
取り敢えず先に進みたいと思います。
プロフィール

(井案)

Author:(井案)
好漢堂のブログへようこそ!
東洋医学をもっと身近に感じてもらいたいので、
このブログを開きました。
質問を気軽にして頂ければを思います。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR