スポンサーサイト

--/--/-- --

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

経絡(6)何を勉強すれば良いのか。

2011/02/14 Mon

経絡治療を行う上で、

必要なものは正確な経絡の流れです。

本来の経絡の走行(古典による)や、

経絡の生理作用や病理的変化を

詳細に研究していかなくてはいけません。

これに答えてくれるのが

古典の黄帝内経の霊枢経脈編です。


現存する経脈の最古の古典に

霊枢(れいすう)経があります。

霊枢とは黄帝内経(ダイキョウ)の

素問と霊枢の二編の内の1つですが、

古代の書籍にはこの霊枢という名前は無かったのです。

しかし鍼経という名前が有ったので、

これが現代の霊枢ではないかと思われています。

また今は現存していませんが、

古代に医書の名前で明堂経が有りました。

その内容は経絡の事が書かれていたと言われています。

これが今の霊枢の経脈編に編入されたのでしょう。

なぜならば霊枢の中では余りにも

この経脈編だけが長すぎるからです

よって霊枢の1から9篇までは

霊枢の目次の様な理論をまとめられたような編と

次の10篇には非常に長い経脈編があります。

これは鍼経から霊枢に構成される段階で、

古い鍼経の前に付けられて、

現在の霊枢の形になったのではないかと思われます。

その他の古典では、

現在残っている有名な太素経があります。

これは世界で唯一京都の仁和寺だけにしか残っていません。

この太素経は素問霊枢を合体したような構成になっています。

しかしこの古典にも残念ですが落巻部分が数巻あります。

それはその巻だけは良く使われている部分だからでしょう。

もちろん経絡の編は欠落しています。

よって世界で唯一存在しているのが、

霊枢の経脈編だけなのです。


しかし、そこに記載されているのは

古い漢文で書かれているために、

解釈が難解です。

しかも言葉自体も昔の物で、

現代と意味で少し違います。

よって古より多くの偉人達が

解釈に取り組んできました。


しかしこの解釈も現代の生理、病理とは、

かなりかけ離れている為に、

我々初学者には理解するのが難解となっています。

それを現代の生理、病理を取り入れて解釈すれば、

簡単に理解を得られるものと思われます。

そこで恩師小寺敏子先生の解釈を取り入れて

出来るだけ平易に解説を試みたいと思います。

小寺先生は漢方薬(湯液)も詳しいので、

時々湯液の話が入りますので、ご了承下さい。


ブログの構成は

身近な出来事などを盛り込んで解説を試みました。

原文を乗せて、その読み下し文を載せます。

この原文を読み、自分で考えて下さい。

色々な物が見えてきます。

これが原文を読む楽しみです。

霊枢の最長編である経脈編に入りたいと思います。
スポンサーサイト

テーマ : 鍼灸
ジャンル : 心と身体

コメント

Secret

古典と西洋医学

古典と現代の生理・病理を取り入れて解釈する事には大賛成です。
難解な漢文を、素人にも分かり易い身近な出来事に置き換えて説明してくださることは、
とても大切な事と考えています。

今後もお体に気を付けて頑張ってください。

ミーコさんへ

いつもコメントをありがとう。
これからブログを書進めるうえで、
コメントや拍手は本当に励みになります。

文章を易しく書くのは努力がいります。
気を抜くと隠語の入った文章になっています。
これらをチェックして貰えるだけでも嬉しいです。
今後も宜しくお願い致します。

これからも古典を身近な物にして行きたいですね。
鍼灸師の先生方ももう少し古典を勉強して貰いたいです。
そして、局所的な、痛い部分や、硬結治療から
離れて、本来の自律神経を動かせる治療家に
成ってもらいと思っています。
プロフィール

(井案)

Author:(井案)
好漢堂のブログへようこそ!
東洋医学をもっと身近に感じてもらいたいので、
このブログを開きました。
質問を気軽にして頂ければを思います。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。