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肺経絡(5)大腸は冷えると大変の巻

2011/03/09 Wed

肺から来た寒を 大腸で受けて、

大腸が冷えてしまうと 怖いのです。

大腸は陽臓で 熱が少し在るのが正常ですが、

これが冷えますと 機能的に動かなくなります。

よって、この人は下痢と便秘を 

繰り返る事になり、苦しみます。

この様な症状で 苦しんでおられる人は、

自分はお腹が弱いと 思い込んでいますが

長期に上記のような事が 起きているために、

自分が思い込んでいる だけなのです。

意外に肺に 寒が在る時あります。

これは大腸を治療しても 一時的に治りますが、

この場合は肺を 暖めると良いのです。

肺がある胸を直接 暖める治療は要りません。

前腕の肺経を 治療すれば良い事です。

これがお腹の症状を 前腕で治る理由なのです。

この様な人は肺経の 前腕部分を治療して下さい。

今までのあの苦しみは何だったの? と思われます。

大腸と肺は繋がっていたのです。

注意として、

肺虚時の肺経の流れと、

腎虚時の肺経の流れは


若干違います。

何故ならば、

肺虚の人と 腎虚の人では

身体の状態が 明らかに違います。

これをジックリと 観察する必要があります。

この流れの違いを 後述したいと思います。

これは各陰経に言えることです。

図を載せられないのが残念です。


昭和の初期に鍼灸界では、

今までの痛い部位や 硬い部位に診断もしないで

直接患部などに打つ 簡単な局所療法や対症療法を捨てて、

本来の東洋医学での 病名を決定して、治療をする。

本治療法と進めるために、古典を勉強しよう。

古典に返ろうと言う 運動が起きました。

この古典に戻ろうという運動は 歴史的には

何回も繰り返し起きています。


この人達の中には 若い時に肺結核を患い

鍼灸で治癒した 先生方が居られました。

今日の自分の命は 鍼灸によるものと思われて、

この道に進まれたと 言われています。

この先生方は 晩年には殆どの人が

大腸癌で亡くなられました。

我々はこれらを 先人の先生方が

「肺と大腸は関係が有るんだよ」

最後に身をもって 言い残されたのだと 言っています。
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テーマ : 鍼灸
ジャンル : 心と身体

コメント

Secret

歴史

肺病を患った鍼灸の大家が大腸がんで亡くなっているというのは興味深いです。

歴史や年上の方たちから学べることってたくさんありそうです。

先生の治療・・・腎虚の肺経と肺虚の肺経は明らかに違うのと同時に、三焦経も大腸経よりだったり、小腸経よりだったりしますが、理由については考えたことがありませんでした。(結果として反応が出るということだけだったりして。)
説明を楽しみにしています!

MGR さんへ

証により、同じ経絡でも 流れが違うのは、

出てくる症状も違うし、硬結、陥凹も異なり、
身体の体質が違うので、同じ訳がありません。

これらの事を 考えて頂ければ 相違が分るはずです。
経絡は毎日が 少しずつ変化しています。

これらを知るのが 我々の楽しみだし、面白みです。
確りと診断をして行きましょう。
プロフィール

(井案)

Author:(井案)
好漢堂のブログへようこそ!
東洋医学をもっと身近に感じてもらいたいので、
このブログを開きました。
質問を気軽にして頂ければを思います。

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