五味(2)漢方の栄養は五味

2011/05/10 Tue

東洋医学の栄養は 五味 と言います。

連休明けで久しぶりに国リハに出勤しました。
机の上は埃という塵が一杯に掛かっていました。
取り敢えず周辺を拭いて、エ!吹いて、埃を飛ばし、
作業にかかりました。(笑う)
五味に入ります。

現代の3大栄養素はタンパク質、脂肪、糖質ですが、
古代の栄養素として考えられたのが五味です。

この五味は、関係する臓腑に入り、
夫々の臓腑を養うとされています。

例えば酸味は肝の蔵に入り、養います。
苦味は心の蔵に入り、その蔵を養います。

五味(病人の好み、要求の味)素問陰陽応象大論
 代表  肝木 心火 脾土 肺金 腎水
 五味  酸サン 苦ク  甘カン 辛シン 鹹カン


よってこの五味が、身体を維持するための
必要な栄養素と考えられています。

人はこの味覚を好む事は、
この蔵の要求から来たのだとされます。

五味は更に進み 普段から食べている
五畜、五穀、五果、五菜と直接関係してくるのです。

例えば、豆類や栗を食べると、腎を補う事ができる。
これは面白い分類なので何時か述べたいと思います。

でも、オナラの元になる食物繊維が多いですね。
これが、腎の強化になるのも面白いです。

食べ物の味は、人による嗜好が変わってきます。

これは時間により、季節により、場所により、
経験によりまたは年齢により変わってきます。

食べ物の好き嫌い等です。
特に妊婦さんは妊娠時期により、これが激しいようです。

それは 身体の証の必要とする物質が変るからです。
東洋医学の特技である自立神経への働きかけは、
鍼灸では身体の表面のある部位を刺激致します。

漢方薬は五味と五香などの刺激が重要なのです。

普通、薬物は成分が身体に入って、小腸から吸収してから
身体を回ってから効くように思いがちですが、
漢方薬は口に含んだだけで効いて来る場合があります。

これは最も重要な事です。

小寺先生がよく言われた事ですが、
下剤に働く塩味の漢方薬も口に含んだだけで、
薬物の味に反応して、お腹がゴロゴロ云うそうです。

よって味は身体の自立神経に素早く作用するのです。

狭心症時の薬物、舌下錠も良い例です。

よって、漢方薬は急いで飲み込むのではなくて、
舌で良く味わって飲む物なのです。

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コメント

Secret

漢方食・薬膳は奥が深いですね。

以前少しだけ薬膳料理の教室に通ったことがあるので、また勉強しなおしたいな~などと思っております。

こんにちわ♪

身体のコントロールって本当に色々な方法がございますが・・・。
食事、呼吸、心の持ちよう・・・。

自分(己)で律している神経でしたら、上記でコントロール『可』ですよね(笑)
神経が自分(己)で立つ(本当の自立?)と身体が暴走しそう~~

先生のミス(餌)に釣られてしまい、コメントしてしまいましたv-16
今度はたくさんの仕掛けをされそう~v-12

漢方は味わう・・・苦そう~

紅ちどり さんへ

v-431薬膳料理を勉強されていたのですか。
良いですね~i-178
医食同源と言いますが、実にその通りです。
機会があれば、また薬膳を研究してきて下さい。v-295

また日本食は五味も五色も揃っていると言われています。
そう言えば色にも気を使っているようですし
味も単味を追求している所もありますね。

料理を研究するのも楽しみです。
しかし、我が家は今年から昼食は自分で調達する事になりました。
よって、マック、コンビにとカロリーが高いもの、食物繊維が少ない
柔らかい物を食べる傾向にあります。
このままでは将来の自分の身体は・・・最悪な結果に!
とも思ってますが、

師匠の小寺先生は、たまには悪い事をすると良いですよ、v-344
と言われた事を思い出して、安心して食べています。i-281
この「たま」は色々見解がありますが、私は1日のうちでの「たま」で
その「たま」が昼食という位置に付けています。

一週間の「たま」の人はご苦労様です。

∞万華鏡∞さんへ

また、自律神経を間違えましたハハハ・・・
万華鏡さん、指摘をありがとうございました。
多くの目が有れば間違いも直せます。

今日は国リハで臨床研修の開始でした。
医療面接担当の先生と一緒にやっています。

今まで経絡治療は不問診と言って問診をしないのが
格好が良いとされてきましたが。
本当は問診の重要性を古典の難経にも乗っています。

この医療面接をもっと重要な位置づけする必要があると思います。
この時間は私も非常に勉強になっています。
プロフィール

(井案)

Author:(井案)
好漢堂のブログへようこそ!
東洋医学をもっと身近に感じてもらいたいので、
このブログを開きました。
質問を気軽にして頂ければを思います。

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