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肺経(19)肩こり

2011/07/05 Tue

一般に「肩こり」とは、どの様なのでしょうか、
「肩が凝る」という言葉は、夏目漱石による造語だそうですね。

それまでは肩の痛みと表現されていたそうです。

肩こりは、場所や症状が色々あります。

肩の真上が痛む、荷物を乗せたような圧迫感がある。

首のスジが痛み、頭痛を伴う。

肩甲間部が張り、肩が凝った感じがする。

背中のスジが痛み、これが肩に来ている。

といった色々な肩こりがあるのです。

その一つに、この肺経の肩こりがあります。

この肩凝りの治療は肩を治療するのではなく、
前腕部分で治療ができます。

仮に肩を直接治療するならば、返って体質に合わずに、
後に段々と肩凝りが酷くなってまいります。


肺の気の有余不足について

経脈編には是動病、所生病の他に、
今回紹介します、気の有余と気の不足の病が書かれています。

これらはまるで、気虚と気実のようですね。

では前の是動病、所生病はいったい何なのでしょうか?

この事は後日話しますが、
この気の有余不足は残念ですがこの肺経と
次の大腸経、胃経の3経しか記載がありません。

では他の経は気の有余不足は無いのでしょうか?

その様なことは無いはずです。

では欠損したのか、類推しろと言っているのかです。

それは今では分りませんが、
もし今後、新しい古書が発掘されれば分るかも知れません。

よって、発見されるまで、今はこの文を参考にして、
類推して行くしかありませんね。



(読み下し全文)
気盛んに有余すれば則ち肩背痛み
風寒汗出で中風小便数にして欠す


(井案)
ほら、「肩背痛む」が出てきましたね。

以上を、分解して解説いたします。


(本文)
気盛んに有余すれば、則ち肩背痛む

(井案)
気が盛んだから気実証よりも、
肺実証と見たほうが良いでしょう。

気管支の反射が肩甲間部に現れるのです。

肩甲間部の痛みや硬結は
肺の実証も肺虚証にも表れる共通症状です。

よって肺の変動を知る目安になり、
診断時に肩甲間部の触診をして確認いたします。

これは気管支の反射だけでなく、
肩甲骨を脊中に引っ張って、
肩甲間部を狭くしています。

本人はこの現象を気が付きません。

経絡治療で治せば、患者は
自分が如何に呼吸量を少なくしているのかを気が付くのです。

よって、これ以後は肩が張ってくると、
息苦しさも訴えられるようになります。

この現象を漢方では「少気」と言います。

呼吸量の減少は多くの酸素が入って行きません。

酸素が入らなければ、糖も脂肪も燃えません。

よって、エネルギーの産生が少なくなり、
冷え性だの低体温だのになって行くのです。


(本文)
風寒汗出で、中風

(井案)
寒気と自汗で表虚症を表わしています。

太陽病の表虚証は桂枝湯を用います。

表実は無汗であるのならば
麻黄湯で発汗させるのが宜しいです。

 この場合の「中風」と言っても、
脳卒中の事ではないのです。

ここではただの風邪の事です。


(本文)
小便数にして欠す

(井案)
何回も小便をする事で、おそらくは膀胱炎でしょう。

肺の変動で頻尿になったのですが、
肺虚の人がよく膀胱炎に罹りますが、
ここでは肺実なので問題があります。

本来は肺虚で気が登り、お腹の気が無くなり、
それで小便が出にくくなるものです。

これは肺の粛降作用が上手く行かなくなった訳です。

これは錯簡なのでしょうか。

 膀胱炎では残尿感があるために、
トイレに行っても小便は出ないことか、
もしくは気の巡りが悪くなり、
欠伸(あくび)が出るのではないのかとの
2つの解釈が存在します。

師匠の小寺先生はあくび説ですので、
よって私も欠伸に致します。

次回は気虚を話します。

(参考・原文)
気盛有余則 肩背痛 風寒汗出 中風 小便数欠
気虚則 肩背痛寒 少気不足息 溺色変
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コメント

Secret

肩凝り

お久しぶりです♪

肩凝りって、夏目漱石の造語だったんですか( ゜0゜)‼

知らなかった‼

夏目漱石は、いろんな言葉つくってますね♪
妄想大好きだったんでしょうね(o^^o)


あら!
妄想大好きといえば、
先生の代名詞♪

夏目漱石と同類ですね♪

まめぴよ さんへ

ご無沙汰でしたね~♪
元気で生きていたのですね~!

世の中は「色即是空」「空即是色」
ですから全ては幻想、妄想でしょうね~。

この様な哲学は
インドかギリシャが本領発揮ですが、
我々東洋系は結末が分らないと不安で~ね~♪

その点 ∞万華鏡∞さんの哲学的なのは、
Cosmo的で、私にはサッパリ分りません~♪


プロフィール

(井案)

Author:(井案)
好漢堂のブログへようこそ!
東洋医学をもっと身近に感じてもらいたいので、
このブログを開きました。
質問を気軽にして頂ければを思います。

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