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大腸経の五十肩

2011/08/18 Thu

好漢医学林の勉強会も陰経が終わり、
前回からは大腸経の陽経に入っています。


陽経は治療対象の症状が多く出てきます。

聞いている方も楽しそうですが、
実は講義している方も楽しいのです。

それは暗い陰経から
明るい陽経に入ったからですね。


大腸経の多くの症状は
治療部位が症状に直結しているのです。

だから楽しいのかも知れません。

色々な症状の内で五十肩を紹介いたします。


大腸経の経路は
先ずは自分の手を胸に当ててください。
mail大腸経

その時に親指は上になります。

この時に示指の峰(一番上)に沿って肘まで走っています。

この部分が大腸経の治療部位に当たるのです。

殆どの場合、この前腕部分で治療いたします


示指の先端から前回にも書いた症状が治ります。

上半身の「むくみ」にも力を発揮しますが、
歯肉炎や歯の痛みや痔も腕関節付近で治します。

肩が痛み挙がらない、五十肩も同じです。

前腕部分の治療で症状が軽くなります。

しかし、もっと効果が上がる方法があるのです。

それは大腸経を追ってゆくと分ります。

大腸経は三角筋の上にある肩のクボミに達します。

ここを肩髃(けんぐう)穴と言います。

ここに直接は治療いたしません。

何故ならば、その下には軟骨があるからです。

軟骨を鍼で傷を付けると正常には戻りません。

だから関節の中には鍼を入れてはいけないのです


特に経絡治療は筋肉にも入れないし、
しかも、皮膚の上だけでの治療です。

五十肩はこの付近に非常に効果の上がる部位があります。

肩髃(けんぐう)から巨骨(ここつ)の間です。

たまに使ってみると効果が抜群に良いのです。

方法は症状の近くは瀉法がよいのです。


しかし、これは五十肩が大腸経の
変動によるものだけではありません。
肩には手の陽経が3つ入っています。

他には小腸経と三焦経です。


ではこの3つを全部使えば、
どれかが当たれば効果があるのか?


それは無理です。

折角の効果が半減よしも、
中には返って痛み出す事も起きます。

この三経のどれかに決定するのが診断なのです。

簡単な方法に各経絡の原穴を圧迫して、
患者の肩を運動させるのです。

痛みが止まって動かせるのが、
その五十肩の治療陽経です。


仮に大腸経の変動と決まったとします。

大腸経だけではその場限りの痛み止めで、
直ぐに元に戻ります。

陽経の影には陰経があるからです。


犯罪の影には女の存在があるとか、
歴史のりには女性が居る等と言われます。

これですね

大腸の陰陽表裏関係では陰経の肺経があります。

肺経の虚には足の腎経か脾経のどちらかを使います。

相剋関係では、胆経があります。

剛柔関係では、肝経があります。

これらを使わないと大腸経の治療だけは効果が持続しません。

病の根幹は陰経です。

陽経は枝葉に当たります。

証は陰経が中心です。


よって、先ずは陰経で主証を決定して
後に陽経の治療に入れば効果は持続して行くのです。

よって、どうしても陰経になってしまします。

漢方は地味なものだと師匠はよく言っていました。

この言葉は実に重みがあります。

よって、華やかな物は眉唾物ですね。
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コメント

Secret

地道な治療

本当に地道に、地道に治療して頂いて、
今日は主治医から、「今年は入院しなくて済みそうだね」という言葉を貰いました。
先日も書きましたが、実に5年ぶりです。

元気で治療して、喜んで頂ける立場に立ったというのは、本当に嬉しい事です。
私のように悩んでいらっしゃる方の力になれれば嬉しいです。

さて、大腸経ですが、さすが陽経だけに、ピシッと効きますが、
矢張り、陰経の証の治療をしてから、という所にポイントがありますね。
大事なのは、「証」。
証が立って、初めて治療に持ってゆけるという基本を、
私たちは忘れてはならないと、改めて自戒いたしました。

白い月の風さんへ

入院からの卒業おめでとうございます。
その代わりにこれからは勉強に拍車が掛かりそうですね。

あの耐えられない酷暑の一段落で、
涼しいと言うよりも、肌寒い感じが致します。
食欲の秋だ、勉強の秋だ~には未だ早い。
しかし未だ8月ですので、
食欲の秋にはもう少し時間が掛かりそうです。
頑張らないで、身体を大切にして下さい。
プロフィール

(井案)

Author:(井案)
好漢堂のブログへようこそ!
東洋医学をもっと身近に感じてもらいたいので、
このブログを開きました。
質問を気軽にして頂ければを思います。

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