風邪の季節と身体

2011/10/06 Thu

北半球では寒さを感じるようになりました。

街では衣替え、
商店には栗、柿、葡萄と多種類の果物が並び始めました。

また、いよいよ風邪の季節にもなりました。

以前は私の休暇簿は風邪のための発熱で埋められていました。

本当に年中風邪を引いて休んでいたのです。


風邪の発病理論と治療法を知っているのに…
これではまるで「論語読みの論語知らず」です。(笑う)


しかし、ここ10年ほどですが、不思議なことに、
殆ど風邪を引かなくなってきました。

今、考えてみても、何年も風邪で床に着いていません。

それは鍼灸治療を受けるようになってからです。


流行性感冒を風邪又は寒邪とも書きます。

これは東洋医学では外邪という邪の風の邪や寒さの邪が
身体表面に侵入してきたと考えるのです。


では誰でも平等に侵入するのでしょうか?



それは違います。

皆さんの経験から、
気が張っている時は風邪を引かないでしょう。

家族全員が風邪を引いても、
お母さんだけが元気で看病や家事をされています。

全員の風邪が治ってから、次はお母さんが倒れます。

この様な事は時折起きているのです。

これはお母さんが細菌の感受性が無いからではありません

家族の為に気を張っているのです。



でも、これを続けていると、本当に身体を壊します

または、お父さんも大切な仕事中は頑張りますが、
仕事がある程度片付いてしまうと、風邪で寝込んだりします。



これって、何でしょうか?

古典には「内傷なくして、外感なし」とあります。


この内傷とは内因の過度の感情が身体の気血(免疫力)を弱らせます。

この内因が原因で身体の免疫力が落ちます。

すると、弱くなった身体には、
外からの邪は身体に侵入してこないと言うのです。



身体の内部を整える事が、
病気に罹患しない最良の方法なのです。

普段から、体調には気を付けなければなりません。

よって内因は怖いです。


癌に対する免疫細胞のNK細胞も、
ストレスに疲れたときは細胞の数を減らすそうです。


年齢が高くなると特に無理しない事です。

外を散歩して、良い音楽を聞いて、あっさりした物を食べて、
奉仕活動をする事で心身ともに充実させる事です。
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コメント

Secret

耳が痛いお言葉です

先生も、風邪ばかりひいていらした時期があったのですね。
その頃は、針灸治療を受けていらっしゃらなかったのですか?
きっと、頑張りすぎていらしたんですね。
私も先生を見習って、たまには針灸治療を受け、
なるべくストレスの溜まらない生活を心がけ、
暴飲暴食を避けて、
今年こそは、「入院しない」目標を達成したいと思います。
来月の勉強会が、今から楽しみですが、日曜会は、何時の予定になりましたでしょう?
双葉町へのボランティアが決まり、日曜日なので、早めに予定を知りたいです。

No title

すごくいいこと聞きましたー。
特に
((外を散歩して、良い音楽を聞いて、あっさりした物を食べて、奉仕活動をする事で心身ともに充実させる事です。))

これ、じ~んときましたね。 体にいいことって、難しいことではなくて 本当にシンプルなことなんですねー。

東京へ行く機会がありましたら 寄らせていただきますね!(^^)

白い月の風さんへ

昔は実際に弱かったですね。
あの頃は人に治療をする事ばかりですた。
だれも治療をしてもらえませんでした。
身体の内部の調整をしていなかったのですね。
事実余り本人は感じていなかったのですが、
確実に身体が蝕まれていたので、風邪を良く引きました。
気虚証か陽虚証だったのでしょうね。
来月の勉強会は予定通りに第1日曜日に開催します。
胃経が大腿部まで終わりました。、
池田先生の本を読み始めました。
先生の資料をお持ち下さい。
双葉町へのボランティアは良いですね。
楽しんで来て下さい。

KAIKO様へ

共鳴していただいて嬉しいです。
KAIKOさんが東京へ来る事がありましたら、
是非治療院をお尋ね下さい。
狭いですが、下町の雰囲気を楽しまれると思いますよ。

No title

年齢が高くなると特に無理しない事です。

ありがとうございます。そうなんですよ。母は頑張るから後で来ますよね。 でもうちも若いとき独身の時のようなヤバイ風邪はあまりひいた事がありません。
漢方や日頃の生活状態が比べ物にならないほどいい体と思います。 キッズなんてお友達の10分の1ほどの数だと思います。 1日寝込むことなんて3人合わせても数回ないね。リンゴ毎日2個、人参一本生食べてるからだと本人達。 なんにしろ、ケンカたっぷりでもこのまま元気が一番私に負担がないですね。 今日もカラフルな写真載せときました。いつも御ひいきありがとうございます。(笑)

カントリーママさんへ

コメントをありがとう~っ
寝込む風邪は嫌ですね。早く対処した方が良いようです。
その内に傷寒論の理論で早く風邪を治す方法でも解説したいと思います。
リンゴや人参は良いですね~解熱剤に利用できますし、補剤にもなります。
特に妊娠のご婦人には良いようです。
また発熱の時は日本のように頭を冷やさないようにして下さい。
これは重要な事です。
頭を冷やすと返って熱がこもり苦しむのは患者です。
プロフィール

(井案)

Author:(井案)
好漢堂のブログへようこそ!
東洋医学をもっと身近に感じてもらいたいので、
このブログを開きました。
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