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倭人伝(12)動物と武器(2)

2011/10/19 Wed

動物と武器(2)

(参考・読み下し文)
兵には矛・盾・木弓を用う。
木弓は下を短く上を長くし、
竹箭はあるいは鉄鏃、あるいは骨鏃なり。
有無する所、タン耳・朱崖と同じ。

(井案)
次には兵士の武器について書かれています。

兵士は矛と盾と木の弓を使っています。

この木の弓は下側が短く、上が長くなっているのです。

この特徴は現在の和弓に似ています。

竹の矢の先端には鉄か骨の矢じりが付いています。



昔の戦争は実際に戦闘もありましたが、
その戦いは小競合い程度だったと思います。

実際に刀を持って対峙する戦いは
お互いが非常に怖かったのです


よって戦闘はなるべく離れて行われたと思います。

それは本能的に、普通の人間は恐怖をもっているからです。

脳で本能を司る旧皮質にある偏頭体には、
恐怖を感じる所があります。


しかし、恐怖ばかりを感じていると、何も出来ません。

そこで前頭葉が恐怖と戦う訓練をしているのです。

これが戦闘訓練をした武士や騎士達です。

恐怖に打ち勝った彼らは、プロの戦闘士と言えるのです。


倭国とは違いますが、古代中国においての戦争も
最初に先頭に巫女を立てます。

彼女は敵に対して悪態や呪いの言葉を浴びせるのです。

彼女には敵を脅す化粧もバッチリとしています。

これが戦いの前哨戦になります。

次に木弓が放たれて、矢が飛び交いました。

基本的に戦いはお互いに離れていたのでしょう。

時代劇の様な斬り合いは現実には少ないのです。


ある文章では江戸時代でも渡世者の決闘で、
刀を前に突き出し、お尻を引いて、
俗に言う滑稽なへっぺり腰でした。


お互いが喚き泣きながら決闘して事が書かれています。

周りの見物人は野次で二人を囃したてます。


決闘者二人は泣いているので、
前頭葉に入る酸素が低下してきます。

よって、前頭葉で正確に情報を処理できなくなります。

そうなると更に頭はパニック状態になるのです。


黒沢明の初期の映画での刀による決闘シーンは
実に素晴らしく、恐怖心を忠実に描いています。

普通の平民はお互いに腰を引いて、喚きながら行っています。

その中で武士だけは腰を据えて戦っているのです。

どの時代でも、あのような戦闘が行われたと思います。

姿勢を正せば酸素が肺に入り、脳に行き渡ります。

落ち着いて状況が判断できるようになるのです。

よって古代の戦争は戦いの前に対策があったのです。

だから大きな戦いは無く、小競り合いで終わった事でしょう。

それが本来の戦い方だったと思います。
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コメント

Secret

闘いの巫女

これは、中国でもあったのですね。
古代のカルタゴや古代ローマ時代のドイツでも、同様に巫女を立てたようですね。(私は中国史を知らないので、勉強になります)

集団の闘いの場合は、巫女や打楽器を打ち鳴らすことで全体の雰囲気を鼓舞することで、アドレナリンを出して気持を高揚させるのでしょうか。
やはり、一騎打ち「われこそは~」という時には、日頃の鍛錬こそが勝負を決める。。。

昔の人は科学的な知識を持たなくても、人間の気持の操り方を知っていたんですね。
ちょっと怖いような気もしますが、ボタン一個で遠隔距離ミサイルを操る現代より、人間的な気もします。


恐怖心

本来、人間に備わっているものですから、それを克服するのは、
大変な勇気と努力が要ると思われます。
それを武士道と言うのでしょう。
昔のお侍達は、「道」として弓や剣を学んでいた為に、
腰を入れて、戦えたのだと思います。
腹を据える、難しい事ですが、治療でもそうありたいものです。

Kayさんへ

凄い~v-237
カルタゴや古代ドイツにもあったのですね~
これは知りませんでしたよ~
古代と近代の女性は力が有りますね。v-209
また色々教えて下さい。
我が家の山ノ神も力も弁も立ちますよ。v-42
ムチはありませんが、叱咤激励されています。

声を上げると、筋肉が十数パーセント機能がアップすると聞いています。
だから、力仕事は「ウワー」「グわー」等と言うのでしょうね。

白い月の風さんへ

恐怖心の克服は大変です。
以前国リハの女性教官にお化けは怖くないが、
ゴキブリが怖いという先生が居ました。

私は反対で、ゴキブリは平気ですが、
どうもお化けが嫌ですね~恐怖ですね~
うどんも蛇も大嫌いです。
訓練しても克服できない感じです。
これは人により不思議な世界ですね。

プロフィール

(井案)

Author:(井案)
好漢堂のブログへようこそ!
東洋医学をもっと身近に感じてもらいたいので、
このブログを開きました。
質問を気軽にして頂ければを思います。

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