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魏志倭人伝(13)動物と武器(3)

2011/10/23 Sun

13.動物と武器(3)

(参考・読み下し文)
兵には矛・盾・木弓を用う。
木弓は下を短く上を長くし、
竹箭はあるいは鉄鏃、あるいは骨鏃なり。
有無する所、タン耳・朱崖と同じ。


(井案)
前述したように、古代人も戦は嫌です。

刀を前にして、相手と対峙すれば、恐怖が出てきます。

人も動物も恐怖はストレスになるのは当然です。


多くの動物も雌を争う戦いの前には、
自分の身体の大きさや角の大きさを比べて張り合います。

これは直接の戦いを避ける行為とされています。

よって、古代の人も同じです。

古代は戦争の前に、敵に対して備えをしています。

それは「まじない」をすることです。

この頃は神、邪や鬼が非常に身近に居たのです。

相手に向かった山や丘に武器を埋めるのです。


今の考えでは、埋めたら意味が無いように思えますが、
当時は相手に対しての呪いが有ったと信じられていていたのでしょう。


出雲の国も今の大和に向かった山に、剣を多数埋めていました。


同じ例で、

この北部九州では剣先広形銅矛が用いられているようです。


銅矛
剣先広形銅矛(借用)

この剣先広形銅矛の出土する地域は
今の対馬、壱岐
から松浦郡の東半分、福岡県、佐賀県、大分県
四国の愛媛県、土佐県等から多く出土しています。

この剣先広形銅矛は実際の戦闘には使われないです

使ったとしても、刃がありませんので、
せいぜい相手にコブを作る程度です。


では何故この剣先広形銅矛が出土するのでしょうか、
それは魔除けに使われていると言われています。


自分達の領域の端に銅矛を埋まるなり、
吊るしたり。置いておく事で魔除けにしていたそうです。


弥生時代後期に朝鮮半島から伝播したものを、
古代日本で生産されていったのです。


その他に銅刀、銅鐸を入れて3つありました。

この3種類の神器として、
其々の文化圏が独自に重用していたのでしょう。


これら其々の境界は重なる部分もありますが、
大きな文化圏は3つ在ったと考えられます。


問題はこの魔除けの銅矛を生産された場所です。

この場所から銅矛に巫女の呪いをして、
を入れられていたのでしょう、
生産された銅矛は、支配地や支援国に配られたのです。


この鋳型の多くは、現在の前原(まえばる)、
以前の名前は怡土(いと)という場所から多く出土するのです。

よって、この怡土国は邪馬壱国には重要な国になります。

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コメント

Secret

佳境に入りましたね。

遅ればせながら、お誕生日おめでとうございます。
今日は双葉町にボランティアに行き、
経絡治療の底力を改めて感じてきました。
肩を触らなくても、診断さえ当たっていれば、
板のような肩凝りでさえ、嘘のように取れてしまうのです。
施術している私の方が驚く程でした。
感謝・感謝の一日でした。

さて、銅矛や銅鐸など、一箇所に多量に埋められている事を、
かねがね不思議に思っていましたが、
「まじない」の為だったのですね。初めて知りました。
先生の博識さにはいつも驚きます。
今、まじないと書いて変換したら、呪いと出てきました。
「のろい」と「まじない」は、本来同じ意味を持っていたのですね。
字通では、元、「祝」と同じに作るとあり、
器の前で祈っている人を指すそうで、
その呪、祝するところを「呪」と言うそうです。
「いと国」が出てきて、いよいよ邪馬台国に興が乗ります。

白い月の風さんへ

双葉町のボランティア、お疲れ様です。
しかも、経絡治療の底力を認識された事は嬉しい事です。

昔から肩こりを治せれば一人前と言われて来ました。
肩こりは色々な原因から起こっていますので、
無理矢理凝った部分をゴリゴリして、
直接治療しないで、治す事を現しています。

文字の起源を知ればその意味が分ってきます。
白川静先生は大変な研究家だったのでしょうね。
私も白川先生の辞書が欲しいです。
楽しいだろうね~
プロフィール

(井案)

Author:(井案)
好漢堂のブログへようこそ!
東洋医学をもっと身近に感じてもらいたいので、
このブログを開きました。
質問を気軽にして頂ければを思います。

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