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末盧國(3)

2011/10/27 Thu

魏志倭人伝(14)末盧國(3)

玄界灘の呼子付近の海岸線に
松浦地区が広く分布していました。

松浦とは以前は松浦水軍で有名です。

松浦水軍は呼子付近のリアス式海岸を牛耳っていたのです。


現在も付近一帯には松浦の姓が非常に多く、
今もこの名前に誇りを持っておられます。


この地方では松浦(まつうら)を
なんと「まつら」と発音しています。


これが末盧「まつろ」と松浦「まつら」と比べると、
非常に発音が似ていますね。

言語的には「ro」の語尾が「ra」によく変化いたします。

この事から「まつろ」から「まつら」は成り立つと思います。



呼子から海岸沿いに東に行くと、唐津に着くので、
壱岐(一大国)から千余里の距離もうなずけるのです。


ここに港があり、松浦川を挟んで虹の松原が続いていて、
松浦川の上流は平野が広がっています。


近くには日本では最初であろうと言われている、
田の跡が発掘されています。


一大国は米を求めて、海路を作っているので、
この松浦からは多くの米を調達できると思います。


最後に末盧国の長官の名前がありません。

この不思議についての考察です。


末盧国の全部は女王国に属していないで、
海運で成り立つ連合国家ではなかったかと思います。

辛うじて末盧国の東側の一部が女王国に随っていたでしょう。


根拠は前述した剣先広形銅矛の出土が、
この呼子唐津湾付近から西にしか出ていないからです。


剣先広形銅矛以外にもう一つの出土品は、
石斧(せきふ)です。


原始人を描いた絵に、
獣の皮を纏った原始人が必ず手にしていた石斧です。

石斧ウィキペディア

え!唯の石斧と思われますが、

この玄武岩製の石斧は当時では非常に便利だったのです。


たとえば木を切り出したり、船を作る時に大木の中をくり抜いたりと、
弥生時代には必要品になっているのです。


この一帯から出土する石斧の約80パーセントの物は、
福岡の今津の双子山からの玄武岩なのです。

今も山には石斧の原型が落ちています。

この石斧の分布地域も
前述の銅矛と同じ地帯に重なるのです。

(^_^)

これを伊都博物館の案内を見たときは鳥肌が立ちました。

この鋳型も石斧も後の伊都国で述べたいと思います。


現在、この松浦川の先端には白亜の唐津城が建っていますので、
次回はこの唐津城に案内します。
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コメント

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邪馬台国は新潟

わんこです。
先生も先週のNHKの「ヒストリア」をごらんになりましたか。
先週の主人公はひみこでしたね。

まだまだ、邪馬台国の場所がはっきりと決められていないので、
「わが土地こそ邪馬台国」とかいうものでした。
びっくりしたのは、新潟県がまさかNHKに取り上げられるとはおもっていませんでした。
私のつれあいは新潟生まれの新潟育ちで、
結婚した当初から、「邪馬台国は新潟にあったんだ。新潟には超氏一族というのが住んでいて、これが邪馬台国の住人だ。」
と耳にたこができるほど聞かされていました。
内心、また始まったと思っていたのです。
でも、つれあいの「邪馬台国は新潟説」は、どうやら
今回テレビに出た人の話からのようです。

吉野ヶ里遺跡でも、纏向遺跡でも、
同時代の弥生時代を知ることができるのですから、まだまだ邪馬台国は確定できそう
もないですね。
まだ何か出てきそうな邪馬台国論争ですね。

新潟のワンコさんへ

NHKの「ヒストリア」を見ましたが、
余りに平凡的で訴える所は無かったですね。
今までの諸説を挙げているだけです。
NHKですから、これは仕方がありませんね。

事実いまだに邪馬壱国の場所は分りません。
はっきりと決められていないのが良いのですね(笑う)

近畿説は明治の天皇中心時代の説で、
倭人伝の字を変更してまで、
天皇家の確執を強調するのに使われた帰来があります。

これはいけません。
古典を読むのには字の変更は余りしないで素直に読む事です。
それをしないと、今の経絡のように段々と違った方向に行ってしまします。
何時かは古典に戻って欲しいですね。
プロフィール

(井案)

Author:(井案)
好漢堂のブログへようこそ!
東洋医学をもっと身近に感じてもらいたいので、
このブログを開きました。
質問を気軽にして頂ければを思います。

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