(4)指しゃぶり

2011/11/09 Wed

胃経(4)指しゃぶり

(本文)
下りて鼻の外を循り上歯の中に入る。

(井案)

胃経は目の周りから、
三叉神経の一つ上顎神経が通る眼科下孔から下り、
更にこの神経に沿って上顎に入って行きます。


この上顎神経は口腔の上壁に分布しているために、
アイスクリーム頭痛のように一過性ですが、
口腔内に入った冷たい刺激が頭痛にまで発展いたします。


この神経も強い刺激では痛みが出ますが、
反対に弱い刺激では人を気持ち良くさせてくれます。


例えばデープキスとか
赤ちゃんの指しゃぶりは、その良い例の一つです。


よって、赤ちゃんの指しゃぶりは取ってはいけません。

あれは本人の心の安らぎでもあるし、
さらに鼻呼吸をさせるのにも都合が良いのです。


この鼻呼吸は咽頭に存在しているリンパ腺を通過しますので、
細菌の防御に適しています。 


これは細菌感染に対する免疫力をも高めまし、
反対に口呼吸は最悪なのです。


それは空気の通る気道が短くなることで、
外部から入ってくる細菌を除去しきれなくなります。


その為に細菌は遠慮なく気管支に入り込み、
気管支からは順次肺へと連なって行くのです。


よって指シャブリは、
あまり神経質にならなくてもいいのですが、
しかし、しゃぶりだこができるまで、しゃぶっているのは、
指しゃぶりという動作よりも、
その赤ちゃんの生活を見直す方が先ではないでしょうか。


指しゃぶりで、気持ちを安定させる動作も過ぎれば、
なにか心に足りないものや、不安に思う事柄が、
必ずあるということを、
周りの人(親)に知らせているのではないでしょうか。


胃経はこの様な精神を安定させる治療も行えるのです。

また口の呼吸では、
口を少し開けた状態ですから、
見事に間抜け顔になるのです。


口を締めて表面的にしろ、
確りした顔になりましょう。

上顎の圧迫刺激も
一時的に花粉症を和らげる不思議な部分です。


もちろん上歯の痛みも関与しています。

だから大腸経の絡脈の編にでもあったように、
歯の変化は胃経にも言えます。


特に冷たい物を食べて凍みない歯痛の治療に良いようです。

冷たい物が沁みて痛むには大腸経でしたね。

大腸経の温溜穴付近に治療点がありました。

この穴を探すのには、異種金属の鍉鍼が有効です。

(経穴の部位)

四白(しはく)=瞳孔の下方1寸、上顎神経上

巨髎(こりょう)=瞳孔の下方、上顎神経上

以上の穴は治療点ではなく、

経絡の流れを示しているだけです。
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コメント

Secret

鼻呼吸

そうですか~。
赤ちゃんの指しゃぶりは、悪い事ではないのですね。
指しゃぶりで、心を安定させている…
それが上顎にあるとは、面白いです。
また、鼻呼吸の良さも知られる所ですが、改めて説かれると、
「なる程~」です。
私も時々、ポカンと間抜け顔をしている事があるので、気をつけなくちゃです。

白い月の風さんへ

胃経が精神的な面で随分と関係しています。
これは胃経の病気である是動病をみても分ります。
躁うつ病も胃経で治療するのですからビックリです。

口の中が乾いて辛いと思いますが、
最近の子供達は口で呼吸している人が多く目立ちます。
アレルギーなんかで鼻が詰まっているのでしょうかね?
座禅でも鼻呼吸と複式呼吸を使っています。

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(井案)

Author:(井案)
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東洋医学をもっと身近に感じてもらいたいので、
このブログを開きました。
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