胃病(2)

2011/12/23 Fri

冬至も過ぎて、

これからは太陽が日増しに勢いを増してゆきます。

気持ちも身体も元気になります。

胃の生理と病理的変化を続けます。

(^_^)

2.胃は受納(じゅのう)と水穀の腐熟(ふじゅく)を主る。
消化物を小腸に送ります。


 東洋医学の胃の主な働きには
「受納を主る」と
「水穀を腐熟する」

という機能があります。

(-_-;)

 受納とは飲食物を一旦袋に入れ、
脾の力でこれを腐熟させます。


精微である養分を脾に送り残り、
後に残った糟粕を小腸に送るのです。


また、また難しい言葉と思われますが、大丈夫。

(^^ゞ

漢方の胃は現代では
小腸を含む消化吸収系を暗示しています。


よって人体の食糧庁の機関とされているのです。
現代では厨房か台所を指します。

(^_-)-

 この胃が実すれば飲食物を異常に消化するため、
食欲も異常亢進します。

しかし長期間この状態が続きますと、
漢方の脾や小腸や肝が負担を被ります。

症状としては嘔吐、胸やけ、便秘など色々現われます。


また胃の熱を他の臓腑に伝播させて、
色々な症状が出て来ます。


消化器系だけに及ばず
精神的疾患にも内分泌系にも影響が現われてしまい、

(ToT)/~~~

これが厄介なのです。

正常に戻すのには時間が掛かるからです。

3.胃は熱を受けやすく、
潤(湿潤)を好み燥(乾燥)を嫌うとされる。


 胃は熱を受けやすい腑です。
よって
潤(うるおい)を好み
燥(そう)を嫌うとされています



これは胃が熱で体液を消耗するので潤を好むわけです。

また胃は熱を受けやすい為に乾燥を嫌うし、
熱邪を受けるとその熱を他の臓腑に伝える為に
精神病や便秘などが起こることになります。


この時に湯液では調胃承気湯などを使用いたします。

この薬は「気」を流す薬です。

 同じ様な働きのある「脾」は
逆に乾燥を好み

湿気を嫌がります。

以上が生理と病理です。


熱と精神的な変化の係わりがありましたが、
経絡は更に顔の表情筋から歯や歯根にも影響します。


例えば歯槽膿漏とまでも行かなくても、
歯がぐら付いたり、痛み出したり、
乳房の変化や内股や膝の変化にも係わりがあります。


膝でも変形性膝関節症で痛みは出ません。

痛みの多くは筋肉からの影響です。

これは経絡を使えば良いのです。

しかも下腿の部位で、浅く無痛で十分に良いのです。

鍼は深く刺しても効きません。

(^_-)-
スポンサーサイト

コメント

Secret

No title

胃経は長く、身体の前面を覆っていますから、
出る症状も色々ですね。
主に、熱に関係する病態が多いようですね。
私もこの夏は、随分、調胃承気湯のご厄介になりました。
気がお腹で止まって、動いていなかったのでしょう。
先生の治療のお陰で、この所、とても楽に生活しております。
お陰様です。

白い月の風さんへ

調胃承気湯は承気湯類で一番弱い薬と言われています。
しかし用途は非常に多いですね。
頭からつま先まで、まるで尾頭付きです。

痛みで例を挙げると、頭痛、顔面の痛み、歯茎の痛み
口腔内の諸疾患(喉の痛みなど)頚や胸、腹痛・・・
その他、発熱にも便秘にもと限がありません。
この熱は少し変った熱です。
この中で変っているのに、奇行に走るという物です。
喚いたり、走り回ったり、俗にヒステリー的な物にも効くそうです。

ではこれらの病気全てに効くのか・・・
これの肝腎な事は、全てが「陽明の時期」にある事です。
これを間違えると全く効きません。
「漢方薬は効かない」と言っている人は
この診断をしていないのですね。
これは残念な事です。

お腹は大事!

と、子供の頃に随分言われました。夏なのに、腹巻きしろ~!と言われて「???」でした。

ただこの時期、やはり胃腸が疲れます。特にアメリカ人からのお呼ばれが続くと、毎日どこかで一食抜いたり、ヨーグルトだけとか、蜂蜜ショウガ入り紅茶だけになってしまいますね。ほんと、おいしいお粥と梅干し、なんていうのが懐かしいです。

アメリカ人のオットの場合、「食べ過ぎだ~、苦しいよ~」と言いながら、「毎食ちゃんと食べないと、元気
がでない」と信じているようです。

お腹の「気」がきちんと流れるようにするマッサージのやり方を教えてくれるサイトを探さなくっちゃ!(苦笑)





Kayさんへ

子供の頃は夏なのに、腹巻きをしていましたね~
特に夏はお腹を冷やします。
夏の下痢は大変ですし、特に子供の下痢は命取りです。

私の子供達は全員腹巻をさせていましたが、
しかし、最近は腹巻をあまり聞きません。
孫が出来たら、必ず腹巻をさせます(v-218

お腹の調子で一食抜いたり、ヨーグルトだけ、
または蜂蜜ショウガ入り紅茶は良いですね。
蜂蜜も生姜もお腹を温めます。
すし屋のガリもネタで冷えたお腹を温めるので、必要です。
発熱すると、美味しいお粥と梅干しが最高です。
この良さが分るKayさんも本当の日本人ですね。

Kayさんのご主人は陽性の肝虚証ですね。
肺虚証の奥さんがご主人の事を非難する一つに、
私が風邪を引いて寝込んでいると、
豚カツ弁当をたくさん買ってくるのです!
食べられません~とね(笑う)

その時、私はご主人は病気の時は食べて元気に成ろうとする人種です。
キット奥さんの病気も自分と同じと思っているので、買ってくるのです。
これは奥さんを愛しているからですよとね。
これは事実です。v-238

人は食を休んで元気に成る人と、反対の人が居るのですね。
またお腹を6~7時間休めたほうが良い事もあります。
特に下痢の時は休めて正解の時もあるのです。
休めないと大腸菌が小腸に登ってくるそうです。

お腹の気をきちんと流すには、先ずは冷やさない事です。
冷えがお腹に入ると、大変です。
その前に、手足を冷やさない事です。
この事は、これから続きに書いて行きます。
プロフィール

(井案)

Author:(井案)
好漢堂のブログへようこそ!
東洋医学をもっと身近に感じてもらいたいので、
このブログを開きました。
質問を気軽にして頂ければを思います。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR