気血の過剰な動員

2010/06/19 Sat

「表皮」の続きに戻ります。

人を解熱するのには、
何故少し(時間的)温めるのでしょうか。

例えば夏の身体を冷やしたい時は
皆さんどうしたでしょうか。

冷たいシャワーを浴びて冷やす。
冷たい飲み物を冷蔵庫から出して、一気に飲み干す。

「簡単だ!」ではないのです。
冷たいシャワーは後から身体が火照ります。

冷たい飲み物の一気飲みは足に力が入らなくなります。
反対に熱いシャワーを浴びたらどうでしょうか。

なんと涼しくなるではありませんか。
熱いお茶を飲む人もおられます。
これも良い方法です。

この状態が浮脈で実脈になっているからです。
よって浮脈の状態は

人体が外の熱(気温)の変化を感知して、
表皮に気血を動員していると考えられます。
これは夏の気温に対応しているので正常です。

しかし、病気の人(自立神経失調など)は
この気血の過剰な動員
必要がないのに動員してしまう事です。
(これは健康な人でも感情やストレスで一時的に起きています)

この対処法は近いうちに取り上げます。
次回は「暑いときの健康な飲み物について」をお送りいたします。
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コメント

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来る夏。

夏の朝には「梅干を1個と熱い番茶を飲め」と、荒木正胤先生は
書かれています。
貝原益軒(1630-1714)は養生訓に「…温かなるものを食いて、脾胃をあたたむるべし。すべて生冷のものをいむ…」と書いています。
熱いシャワーを浴びたり、温かいものを飲食する事で、適度な汗をかき、生きて行くのに必要なだけ、体温を下げる、人間にはなんて凄いシステムが備わっているのでしょうか。

一寸熱いとクーラーをかけ、アイスクリームを食べ…
大いに反省しなくてはなりませんね。

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(井案)

Author:(井案)
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