(13)親指の先

2012/08/09 Thu

経絡編 (13)親指の先

はじめに

経絡治療の治療法は古典に基づいております。

本来の治療部位は、
手では肘から手先までの部位を使用します。

肘から上には普通は刺鍼いたしません。
前腕部分の治療です。

(*^。^*) テサキ ダケデスカ~

足は膝から足先までに刺鍼いたします。

膝から上や体幹は余り使いません。


しかも、刺入しないで、
皮膚に触れるだけの極々浅い刺鍼です。


(#^.^#) ハリハ イレナイノ~

これは前腕や下腿部分にそれぞれ重要な穴があり、
それらには独特のハッキリとした性質があるのです。

この性質を挙げますと、

陰経(肝、心、脾、肺、腎)においては、

井穴には木の性質です。
(場所は手足の指先にあります)

青色の清らかな泉が湧いています。

特に指先は重要な治療部位です。
(これは後でお話します)


栄穴には火の性質です。
(多くは皮膚の変わり目の指の関節にあります)


兪穴には土の性質です。
(主に手や足の関節にあります)


とその他、経穴には金の性質です。

合穴には水の性質があります。
(膝や肘の関節にあります)

以上が五行穴といわれる治療穴です。

(^_^;) ゴシュルイ デスネ

これらを国に置き換えますと、

人の身体が世界です。

脾経は1つの国と考えます。


援助してくれる味方の大使館や、

略奪される敵の大使館が在れば、

かたや植民地の領事館があるような物です。



これらを上手く使って、
国際外交を行っているようなものです。

これは外交一つで国の運命が変わるからです。

日本は外交が下手だと言われています。

外務大臣に有力な人材か、特権を持たせるべきです。


このままでは、話が変わりそうですから、
これより、古典の脾経に入ってみます。

(本文)
脾(ひ)、足(あし)の太陰(たいいん)の脉(みゃく)は、
大指(だいし)の端(はし)に起(お)こる。


(井案)
足陽明胃経の脈を受けて、
足の母指の内側端から脈が起こります。

そこには隠白穴があります。

内側端とは親指の外側になります。

 (経穴の特徴)
隠白(いんぱく)=性質は「木」です。

名前からは、隠れた白色ですが、しかし、
実際に白色の性質では無く、
「木性」の青色の性質です。

母指内側端で爪の生え際にあります。

非常に敏感な所です。

まともに刺鍼はできません。

よって、鍼で触れるだけで十分な事もあります。
1205母指
親指の外側の穴です。

次回はこの隠白穴の治療に入ります。
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コメント

Secret

No title

井滎兪經合、懐かしい響きです。
学生時代、一生懸命暗記しました。
今は治療の中で、その知識が役立っています。
非常に敏感な患者さんで、本当に接触針しか出来ない人が居ます。
経絡治療、その患者さんに最適で、
しかも、脾虚なのです。
これからの穴の治療法、楽しみに読ませて頂きます。

白い月の風さんへ

手足の五行穴は不思議です。
手足に軽い刺激で身体の自律神経が調節できる
経絡治療が本当に不思議ですね。

今まで身体に施術していた治療は何だったのか?
冗談だったのかと成ってきます。
でも日本人は、
今までの先輩方の治療法が常識になっているので、
この経絡治療法は無理ですね。

でも新しい人には是非この方法を広めて頂きたいです。
体幹部への施術の不必要を知って頂きたいですね。
背中を診ても、治療しない方が良いようです。
背中は擦ってあげて下さい。

自分は一体???

脾虚証の解説を拝読して、ますます自分の体調について???となったワタクシです。

次回日本へいったら、ぜひぜひ先生にチェックして頂きたいと思います。

Kay さんへ

ブログの応援ありがとうございます。
次回日本に来られましたら、是非、気軽にお尋ね下さい。
連絡を下されば、北千住駅まで迎えに行きます。

Kay さんのブログから診てみますと、
雰囲気では、どうも呼吸量が少ないようです。
診てみないと分りませんが、肺虚か腎虚の感じが致します。
前腕の中間を治療すれば良いのです。

本人はユックリと進行したので感じませんが、
胸郭を広げますと、呼吸が楽になりますので、
今までと違った感じになりますよ。
プロフィール

(井案)

Author:(井案)
好漢堂のブログへようこそ!
東洋医学をもっと身近に感じてもらいたいので、
このブログを開きました。
質問を気軽にして頂ければを思います。

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