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(2)寒さに負けて~発熱

2012/10/28 Sun

傷寒論(2)寒さに負けて~発熱

(イアン)
土曜の勉強会で経絡治療の講座が終わり、
次に何をしようかと言うことになりました。

傷寒論」が知りたいという意見が出ました。

これには私も驚きました。

(^o^) ワオーッ!

傷寒論と言えば太陽病から始まり
厥陰病の六病に分かれた湯液の理論です。

深い理論ですので、全部は出来ません。

よって、簡単にまとめて要点だけを
取り上げましょうと答えました。

今は傷寒論を懐かしく読み返しています。

(*^。^*) ウフフ・・・

太陽病の前には序文も素晴らしいし、
弁脈法も平脈法もありますニャー。

これを解説していますと、段々と長くなって行く~ワン

そこで講座に先駆けて、
この部分をブログで解説してみますので、
勉強会では省略しまから、読んでおいて下さい。

文中には谷口書店発行の大塚敬節先生
傷寒論(弁脈法・平脈法)講義を参考にしていますニャー。

(^_-)-☆ アリガトー

先ずは傷寒論の序文から紹介しますワン。

師匠が解説した事を思い出しながら述べたいと思います。

この解説を聞いた時は感激いたしました。

今日20年前の卒業生に会ってきました。

そこで貰ったお菓子が懐かしいのです。


mail萩の月
萩の月です。

これは師匠が仙台の薬剤師会の講演帰りに
お土産に買ってきてくれたお菓子です。

当時は神戸でしたから、仙台は遠かったですね~

(本文)
傷寒卒病論(しょうかんそつびょうろん)

(井案)
これは傷寒論の序文の先頭です。

傷寒論の傷寒とは寒に破られる、
又は寒に傷を付けられるという意味です。

寒邪の襲来の為に熱病になっている病気を論じています。

卒病とは卒然の卒で急性を意味している言葉で、
合わせて急性熱性病の論じた書物という事になります。


この発熱を引き起こしているのが、
寒さが原因なのです。

現在では発熱がありますと、
頭や身体を冷やすのが常識になっておりますが、
本来は寒邪の襲来で起きた熱病ですから、
この発熱は冷やしてはいけないのです。

講義の中で
寒邪に犯されているのに、何故また冷やすの?」
と師匠が言いました。

これには、我々も「なーるほど~」と唸りました。

「熱が有るのにー何故温めるの?」
と言う詰問に、説明に苦労していたからです。

だから、昔から行われている、
温めるというのが本来の治療に成って行くのです。

これが一番重要なことなのです。

以前にもこのブログで書きましたが、
風邪引きの治療は地方では独特な治療法が有ります。

多くは身体を温め、汗をかかせる事です。

これを発汗作用と言います。

これは、まだ患者に体力があり、病気の初期だけです。

体力が無い人がこの発汗は注意が必要です。

正にこの状態が傷寒論の著者である
張仲景もが江南で体験した事なのです。

三国志の赤壁のもっと南側の長沙の事です。

この地帯は高温多湿で熱病の多発地帯です。

多くの伝染性の熱病多発地帯でも人は生きています。

湯液療法を使って伝染病と戦っていたのです。

これら江南地方に伝わる治療法を
まとめたものであると序文に書かれてあります。

この序文は実に素晴らしい文章です。

我々がこれから医療人として患者に対する態度や
医療に対する心構えなどが述べられています。

読めば気持ちが引き締まる思いが致します。

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コメント

Secret

先生。こんばんは(^^)
先日、一泊でしたが東京へ参りました。
福岡から飛行機で1時間半程ですものね。
自分が東京にいることが信じられないまま、あっという間の滞在でした(笑)
次回は是非また、先生の治療院にお邪魔させて頂きます(^^)

さてさて『傷寒論』始まりましたね~(^O^)/

「寒邪に侵されてるのに、何故また冷やすの?」は、納得です!
これから、使わせて頂きます(^^)

この先のお話、楽しみにしてまぁす♪

一支国さんへ

東京を1泊で往復とは忙しい日程でしたね。
以前私も福岡、羽田間を月に1回往復していました。
その2年間には色々な事が有りましたが、
あんな重い物が何故空を飛ぶのかと
今でも思っております。(笑う)

次回、東京に来られました折には、
気楽にお立寄り下さい。

また「何故、冷やすの」を気に入ってもらえました。
実は私も感激した言葉の一つです。
また当時は理解していなかった言葉も
今は徐々に分って来るようになりました。

東洋医学は何時まで勉強でても楽しさと感動を感じますね。
「傷寒論」は序文だけで申し訳ありませんが、
これからも続けさせてもらいます。

発熱の治療法

傷寒論の講義を受けるのを楽しみにしています。
わんこの頭の中に、
巨大化した傷寒論のページの上を土曜会のメンバーが、
国語辞典や漢和辞典を持ちながら走り回って「右往左往」いる映像が浮かんできました。
(笑い)
☆.質問です。
寒邪により熱がある場合は、
暖めるようにするということですが、
熱中症のように熱や暑さのなどで熱があるときは、
冷やすのですよね。
どんな邪により熱が出たのかで、
冷やすか暖めるかはちがって来ると考えてよろしいでしょうか?
一番身近にある発熱は、
風邪と熱中症ですので気になります。
すます寒くなってきまして、とうとう暖房を出しました。
今年の秋は短かったです。
小さい秋見つける前に、大きい冬が来そうです。

なるほど

確かに寒くて熱が出て、なぜ冷やすの?
アメリカで小児が高熱を出すと、「バスタブに氷水をはって、どぼんと浸けろ」と言われることがあります。
熱は下がるんですけど、このあと西洋薬のお世話になります。

風邪を引いたときは、ショウガとハチミツ湯で暖まるのが、一番よ!と思いつつ、最近は米麹を手に入れたので、「今年は、甘酒!」と狙っている私です。
あ、でも風邪は引きたくないですね。

わんこ さんへ

確かに秋は短かった感じですね。
既にヒートテク着ています。

寒邪による熱がある場合は、
暖めるようにするのですが、
一言で温めるのには、色々ありまして、
単に温めるのではありません。
これは気を付けなければいけません。
やり方や量の次第では瀉法にも、補法にもなります。

熱中症のような暑邪の場合の治療法もあります。
これは師匠から聞いた時は笑えましたが、理に適っています。
余りにもユニークなので、余り利用されていません。
文章で書くのはためらいますので、
土曜の会の時にでもお話いたします。

Kay さんへ

西洋では小児が高熱を出すと、
「バスタブに氷水をはって、どぼんと浸けろ」
とはビックリ致しました。

でも日本でも氷嚢に氷枕でした。
でもこれは危険です。
熱が体内にこもるのです。

実際に実験がありまして、
頭を冷やすと身体が勘違いして内側の熱を発し、ダルクなるのです。
また手を雪に入れると、
長期ならば凍傷ですが、すぐ後から手が火照ります。

まさか、氷のバスタブには驚きました。
子供も親も相当覚悟が要りましね。長い間は入れませんよ~!

Kayさんの言われる通りに、
風邪を引いたときは、
ショウガとハチミツ湯かで暖まるのが、一番ですよ!
甘酒!は良いですね~私は大好きです。
酒粕よりも、麹が最高ですね。

玉子酒も美味しいです~
沸騰させないようにね、玉子が固まります。
アルコールは上昇します。これだけでは駄目で
たんぱく質は下降します。よって、身体が温まるのです。

プロフィール

(井案)

Author:(井案)
好漢堂のブログへようこそ!
東洋医学をもっと身近に感じてもらいたいので、
このブログを開きました。
質問を気軽にして頂ければを思います。

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