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(4)扁鵲の望診(2)

2012/11/14 Wed

傷寒論(4)扁鵲の望診(2)

(イアン)
鎌倉の食事会に行ってきました~ウフフ
今回は懐かしいサーバーの味噌煮です。

鎌倉食事11-1
鎌倉食事11-2

これが絶品の料理でした。

サバは字から見ると青魚の代表のような魚ですね。

鯖は湘南海岸の烏帽子岩で多く釣れたのですが、
最近は数が激減して、あまり釣れていないそうです。

それが…北海道で鯖が取れ始めたそうです。

私も昔は東京湾で鯖釣りした経験があります。

余りの大量に近所に配った思い出があります。

あの鯖は何処に行ってしまったのか?
(あ!北海道に引っ越したのか)

最近の東京湾も綺麗になったにね~
鯖さん、早く戻ってきて~下さいニャー。


(井案)
前回の話は
虢(かく)の国の皇太子の望診から
仮死状態を察知して、見事に蘇生させました。

\(◎o◎)/! ビックリダー

今回は、扁鵲が斉国に来た時の話です。

(斉国は始祖が太公望の国で、今の山東省一帯の国)

斉国の桓候(かんこう)が客として、
名医の扁鵲(へんじゃく)をもてなしました。


扁鵲が宮廷で斉の桓候に出会った時に、
「陛下。あなたは今、病邪がソウ理(肌膚と肉の間)にあります。


今、治療しなければ病は更に深い位置に移行するでしょう」
と言ったのです。

しかし、桓候はそれに答えて、
「私は病気ではない、健康である」
と反論しました。


扁鵲は
「いやいや私には分ります。
十分にお身体にお気をお付けになって下さい」

と言い放ちました。

これは望診で診断したのですね。 

それから五日後に扁鵲が再び桓候に謁見した折に
「陛下。あなたの病はすでに血(体内部)の間にあります。

もし治療しなければ更に悪化いたします。」

しかし、桓候はこの扁鵲の言葉を
まったく取り合わなかったのです。

(>_<) ザンネンデス。

それから五日後に扁鵲はまた桓候に謁見したが、
遠くから桓候を一目見ただけで、
身を翻(ひるがえ)し走り去りました。

それを見た役人が扁鵲を追いかけて尋ねたら、

扁鵲が言うには
「いったん病邪が骨髄(最深部い中)に入ってしまったので、
私の力では、もはや如何ともしがたくなりました。」

病が身体の奥深い所に入ってしまえば、
いかに名医の扁鵲でも病には手が出せないのです。

暫くして、病気を発症した桓候が扁鵲を呼びにやっても、
探すことは出来ませんでした。

この事態を察知していた扁鵲は弟子と共に夜逃げしていたのです。

((+_+)) アトノマツリー

病が深い所に入る話しでは
晋国景公の病床での夢で「病膏肓に入る」が有名ですね。

(^_-)-☆ ナットクーッ

未だ症状を出さない病気を治すのは東洋医学の本領です。

これを「未病治」(みびょうち)と言います。

これら史記に記載がある扁鵲伝を見るたびに
扁鵲の才能と技量が秀でている事を知り、

張機さんは驚き感激しているのですね。

(?_?) タトエバーハ?

例えば皆さんが突然のギックリ腰に襲われます。

これはギックリ腰の発症以前に既に
疲れやストレスから腰の筋肉の緊張と硬結が見られ、
何時、腰痛を起こしても不思議ではない状態です。

\(^。^))-☆ ソレニーッ

また、傷寒論弁痙湿暍(けいしつえつ)病脈証に
熱射病の話が載っています。

夏の暑さに冷たい物や徹夜など不摂生を行っていますと、
突然に発汗し、発熱して、倒れるのです。

このように下地があって、病気が発症するのです。
この「未病治」は東洋医学の治療思想の根幹となっています。


(Ian)
ここでも望診の重要性を強調しています。

平脈法の上、中、下工の話の答えですが、
弟子がその答えを聞くのですが、
直接答えないで、脈の話が続くのです。

(^_-)-☆ コレ! ジュウヨウ

その前に平脈法の序文があります。

脈に対する重要な考え方で、
是非読んでください。

(^_-)-☆ コレモ

私の恩師が言われた所では、
「張仲景は狸だとも言われています。

分りきった部分は削除しております。

また、直接の答え書いていなくて、
我々にヒントを与えている場合が多いのです。

よって、行間を読む事が必要ですよ。」

(@_@) ココロノ メヲ シッカリ

さあ、さあ、張機狸に騙されないように、腰を据えて、
想像力を高めて取り組んで行きましょう。

幼少の時に江戸川乱歩などを読むと良いようですよ。

大人はゲド戦記が宜しいようです。
想像力を養います。
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コメント

Secret

私の方を見て~ッ

暦では立冬が過ぎ、本格的に冬到来です。
こちらは、しばらく雷が続いております。
暖房も入りまして、室内の乾燥が気になり、
加湿器が欠かせなくなる冬の期間です。
今回も美味しそうなお話から始まりましたねぇ。
はるぅーか昔ぁーしに食べた、
花咲かにさんの味が蘇ります。(にっこり)

今回の序文で「患者の自然治癒力を最大限に引き出すこと。」の
お手伝いをすることは大切な心構えなのですね。
ともすると、我々は
(この痛みとらなくちゃ、楽にしなくちゃ。」と
こちらのほうが余裕をなくすこともありましたね。

質問です。
「扁鵲は三陽五会に鍼治療を行って、」
この文中の「三陽五会とは何ですか?
また読み方は「さんようごかい」でいいですか?
「望診」って、懐かしくて新しいことに思えています。
昔のお医者さんは必ず顔色や表から見えているのを診察していましたね。
いつだったか?
「某大学病院の医師は、パソコンの画面ばかり見て、
私の顔色さえ見ない!」と
憤慨するある芸能人の話がありました。
そのときは笑って聞いていましたが、
その後似たような話が身近に聞こえて苦慮うになり、
笑い事ではなくなりましたね~ッ。
今は患者さんを善く診ることが復活(?)しているみたいですけどね。
扁鵲とまではいかないけれど、
ベテランの母親は望診が上手かもしれない。
続きが楽しみです。
カピパラ先生へ。

No title

「治未病」は東洋医学の最大の魅力です。
脈を取っただけで、顔色を見ただけで、何でわかるの~?
と、よく患者さんに驚かれますが、
それが、東洋医学の良い所よ!と、胸を張って言える事がとても嬉しいです。
鍼灸も、鍼を打つことで治すというよりも、鍼を打つことで、
自然治癒力を後押しする、という風に、思っています。
その為にも、きっちりと古典を読んで、これからも頑張りたいと思います。
序文は本当にいいですね~。先生の解説も抜群です!

わんこ さんへ

「私の方を見て~」は良かったです。
最近の医療教育では「医療面接」というものがあります。
これは一般的に「問診」なのですが、
その中で「解釈モデル」という項目があるのです。
これは必要ですね。

我々は脈を診ていれば全部解かるとか、
血液や画像のデーターを見れば一目瞭然だではなく、
それは患者さんに対しての質問ですが、
「どうされましたか?」
と普通は聞いているのですが、それを更に進めて
「この症状はどうして起こったと思いますか?」
と患者さん自身に直接聞き出しゆくのです。
これで結構多くの問題が出てきます。

「扁鵲の三陽五会」に色々な説があります。
百会もその一つです。しかし覚醒が有るか?
覚醒ならば人中穴があります。
これらは手足をシップで温めて、
鍼の治療をしたのでしょうね。
実は面白い事に、昔の子供の頭髪です。
昔の絵とか子供の人形にその形が残っています。
溺れた時に、その残っている髪を引っ張るためです。
これは古典に載っておりますので、その内に紹介します。

白い月の風さん へ

実に「治未病」は東洋医学の魅力です。

脈には体内の自律神経を現しています。
顔色も同じですね。

我々には最も必要な診断方法です。
この診断を更に腕を挙げて下さい。

それにしても、脈も診ない治療家が多くなった今日
何とか成りませんかね~
あ~と嘆きたくなります。
これこそ傷寒論の序文ですね。

「自然治癒力を後押し」も良い言葉ですね。
古典を確り読んで、これからも頑張って下さい。

今度から学校の臨床室の始まる前に
傷寒論の平脈法を全員で読んでから始めようと思っています。(笑)
プロフィール

(井案)

Author:(井案)
好漢堂のブログへようこそ!
東洋医学をもっと身近に感じてもらいたいので、
このブログを開きました。
質問を気軽にして頂ければを思います。

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