傷寒論序文(13)経絡の結びつき

2013/01/11 Fri

傷寒論序文(13)経絡の結びつき

k患者さんが本を紹介して貰いました。

「脳はバカで、腸はかしこい」
著者は藤田紘一郎氏です。

4883205681.jpg
題名を聞いてフト!

東洋医学では脳は只の髄海に過ぎません。

臓腑が思考や精神的働きを行っています。

早速に借りて読んでみたら、

((+_+)) アレー チガイマスー
期待はずれで現代医学の話で興味が無かったが、

暇な通勤の電車の中でしから途中まで読むと
何と面白ことにぶつかりました。

『(◎o◎)¬ ハッケンー

生まれたばかりの赤ちゃんは脳が非常に大きいのです。

これは、卵子の受精後120日後には脳の細胞が1千億個に増え
毎秒9500個のペースで増え続けるのですが、

その後はピタリと止まり、

生まれる60日前から細胞からニューロンという
電気で連絡する手を出して行きます。

生まれたときの大脳細胞数は百数億個と推定されています。

小脳は更に多く千数億個もあります。

この細胞からの連絡網は3歳までに1個の細胞が
1億5千個の結合を持って、回路が完成します。

小児の子供の絵は○を奇麗に書けません。

これは未だ連絡網が確りつながっていないからです。

この後不思議な事が起きます。

(?_?) 幼児は絵ガ ヘタクソ デス

大量の回路を使わなくなった物が壊れ始めるのです。

16歳頃には半分になるそうです。

これは得意な分野の回路が残るのですね。

これが個人の独特な個性や性格になるそうです。

( ^)o(^ ) ミツゴノ タマシー デスネ

この現象は他の本では、
ニューロンは脳細胞が脳卒中や脳梗塞で壊れた時にも

無くなった脳細胞を補う為に再生されます。

これが半年で再生が終わります。

((+_+)) ハヤスギルヨー

よって発病から半年で症状が変わらなければ、

それ以上の運動や感覚の改善は見られないと
リハビリ等を打ち切られる事も起きています。

しかし、今来られている患者さんは、
数年経っていても、治療を続ければ改善が見られます。

\(◎o◎)/! カイゼンー

しかし、治療は早いに越した事はありませんがね。

(傷寒論序文読み下し)

経絡府兪、陰陽会通し、
玄冥幽微(げんめいゆうび)にし、
変化極め難し。
才高く識妙なるに非ざるよりは、
豈に能く其の理致を探らんや。
上古に神農、黄帝、岐伯、伯高、
雷公、少兪、少師、仲文有り、
中世に長桑、扁鵲、
漢に公乗陽慶及び倉公有り。
此れを下って以往、未だ之を聞かざる。


(井案)
体表に現われている経絡と臓腑のつながり、

経絡を通る気血の筋道と内臓六腑のつながり、

身体の表裏が通じ合っている形、

これらの関係や変化は、

底が深くて、全く見通しが利かないものです。

(?_?) ミエマセンー

よって計り知れず微妙でもあるのです。

この変化を探求する事は非常に難しいものです。

それは、高度で秀でた才能と
優れた見識を持った人でなければ、

このような深い理論を知りえる事が
おそらくは出来ないのでしょう。

とあります。

( ^)o(^ )? テンサイカー

確かに、初学者には大変な理論です。

私も始めて学んだときは、当惑しました。

しかし、学ぶにしたがって、
この理論を発見された人は相当の

天才的な人だったのか、
必要に迫って生み出したのかとも思えました。

小寺師匠も同じ事を おっしゃって居ました

((+_+)) ヒトリノ ヒトダッタノカ!

原文は続きます。

古代では有名な神農氏、黄帝氏云々、
中世では長桑氏、扁鵲氏と優れた医者がいましたが、

これを下った時代には現れていません。

それは如何してなのだろうかと続きます。

(>_<) ナニカ 原因ガ アルノカ?

腸の方が頭がいいのか?
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コメント

Secret

No title

こんばんは。
寒い日が続きますね~こちらは夕方から雨になっております。

今、残っている脳の回路は
子供時代に得意だったものなんでしょうか(苦笑)
個性や性格も決まるのですね~!
しかし、いくつになっても脳は進化すると聞きました。
諦めずに頑張ってみようかな~(^^)

経絡と臓腑、気血・・人の身体の仕組みや微妙な変化は
計り知れず奥が深いですね。
しかしそれ故に、興味深いものでもありますね。
中世以降、優れた医者が現れなかったのは何故なんでしょう??

腸粘膜って、細胞の入れ替わりが早いですよね?
(関係ないか~汗)
で・・腸は頭がいいんですか?(笑)

一支国さんへ

関東地方は朝は雨でしたが、
10時頃から雪に変わりました。
これは爆弾低気圧の為だそうです。
大変な成人の日になりました。

一度無くした脳の回路を復活するには大変だそうです。
しかし、諦めずに頑張ってみてください~(^^)

腸が頭が良いかは分かりませんが、(?_?)
本人の無意識下で色々と働いています。
脳の伝達物質も吸収合成しているのです。

この作用に支障が出ると、
この反応が身体の随所に現れるようですね。
腸にも精神だよって有るのでしょうかね?
分りません~((+_+))

人間の体って

不思議のかたまりですね。

ある彫金デザイナ−の方が、脳溢血で半身不随になったんですね。リハビリを懸命にされて、腕と手が動くようにはなったのですが、彫金をする程には回復されなかったそうです。3年程経っても諦めきれず、鍼治療をされたところ、また彫金の仕事ができる程に動くようになったとか。
こういう話を聞くと、諦めるのは何時なのだろう?と思う訳です。同じ機能が、戻る人と戻らない人。
あるいはストレスで腕が上がらなくなった画家の方が、鍼治療で少しずつ回復された話。
どちらも薬で治療はできないし、リハビリだけではダメだった方達です。

うーん、やっぱり人間の体の声を聞きながらの治療なら、応えることができるんでしょうか。。。やっぱり人間の体は、興味がつきません。

Kayさんへ

脳溢血で半身不随になられた彫金デザイナ−の方が、
鍼治療で彫金の仕事ができる程に動けるのは良かったです。

リハビリだけではダメな人が多いので、
鍼灸の併用も考えて頂ければ良いのですがね~

人間の身体の声を聞きながらの治療は良いですね。
以前から同じ方法では進歩がありませんし、
患者自体も同じ人では無いのです。

また、同じ患者でも、日によって変わります。
この変わった時が大切なのです。
患者の身体の声を聞くとは大切な事ですね。
この言葉は本当に大切な言葉だと思います。

私も身が引き締まる思いが致します。
ありがとうございました。
プロフィール

(井案)

Author:(井案)
好漢堂のブログへようこそ!
東洋医学をもっと身近に感じてもらいたいので、
このブログを開きました。
質問を気軽にして頂ければを思います。

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