(22)葛根湯医者

2013/04/15 Mon

傷寒論(22)葛根湯医者

好漢医堂のブログの管理画面に入れなくて、
長らくご迷惑をお掛けしました。
m(__)m ゴメンナサイ

パソコンのご機嫌が良くなかったのでしょう、
最近も時々臍を曲げたり致します。

先日から、好漢堂の木瓜も満開になりました。
H25木瓜


この木瓜の花は可愛いのですが、
枝や葉が変形して棘を作ります。

奇麗な花には棘があるの例で、
可愛い花にも棘があります。

歩道に出ないように刈り込むのですが、
この棘に悩まされます(笑)


少し、時間が空きましたが、
また傷寒論のお話を続けさせて貰います。
( ^)o(^ ) ブジニ カイシ

落語に「葛根湯医者」の話があります。

この医者は色々な患者に葛根湯を与えました。

付き添いの人にも葛根湯を与える落ちで落語は終わります。

この落語の中での表現では、
葛根湯医者を藪医者のように表現されていますが、

見方を変えれば、
実は彼は名医であったのでしょう。
(^_-)-☆ メイイ デス

何故ならば、葛根湯は風邪薬ではないのです。

これは驚きだと思いますが、
多くの病気の初期は太陽病が多いからです。

また、色々な病気の初期である時期は葛根湯も治るのです。

例えば、麻疹、破傷風、気管支炎、
さらに扁桃腺炎、胃潰瘍と多くの病です。

だから、葛根湯でも間違いではなかったからです。

昔の医者は重曹一つで、その量で病気を治したという逸話もあり、
人体の生理部分をよく知っていたのでしょう。
( ^)o(^ ) ヒトノ ジョウタイ ヲミル

ただし、真に気を付けたいのが、
この葛根湯医者の真似をするのが、

本当の藪医者になります。

治療法の真似ではなく、
原理を確りと理解しなくてはいけません。

これは、漢方では、同じ風邪でも、
証(身体の反応)によって漢方薬を使い分けます。

すると副作用はなく良く効きますが、
証を間違えると、色々な症状が出てきます。
(>_<) ビョウメイヲ ツケテー

例えば、読者の小鳥さんのように、
間違えた薬物を服用されると、

動悸がしたり、だるかったりします。

他人の状態を診るのは簡単ですが、
なかなか、自分自身を診断するのは難しいのです。
((+_+)) ゴシン ハ キケン

実は私も・・・自分では肝虚証の元気~者~ッ
と思っているのですが・・・

皆さんに診断してもらうと これが・・・
腎虚証のお爺さんです~ 
(T_T)エ~ン

治療して貰うと、元気になります。
診断に間違いはないでしょう。
(T_T)/~~~ ドオリデ コシガ イタカッツタ

実は他の病気と風邪とは全く同じなのです。

また同じ原因で起こった病気でも、
個人の体力や体質の差がありますと、
その病状の現われ方が異なのです。

これは、元気な人と、老人、弱い人などです。
(>_<) オナジヒトハ イマセン

また病気の罹患した季節や
病の経過時期が異なると、

症状の現われ方も違うので、
その病気は別の「証」となります。

これは、体力によって、違うのです。

同じ風邪でも、高熱と微熱などです。

発汗する人も発汗できない人も居ます。
( ^)o(^ ) ショウーデス

また逆に病気の種類が異なっていても、
同じ症状が現われていれば、

同一の証として処理しています。

これを「異病同治」と言います。

患者の体力と病勢のバランスを考えた
画期的な治療法と思われます。
( ^)o(^ ) ベンリデ スー

何百というビールスに対する免疫は無理です。

東洋医学での、病気は、
その人の肉体或いは精神に自覚的なり他覚的に

異常が現われること、
たとえば発熱・発汗・頭痛等幾つかの症状を

一つの症候群として捉え、
それらの症状の複合体が「証」として分類されています。
(^_-)-☆ サイコー

この様に診断も「証」で表現されています。

よって東洋医学ではこの証に随って治療をすれば良いのです。

これが「随証療法」と言われています。 

東洋医学の病名である「証」を付けて治療して下さい。

「証」が付けば、治療方法は簡単です。

今月の勉強会は
第二日曜日会は肺虚証の治療法です。先日終わりました。
   五月から第四日曜になります。

第三土曜日会は太陽病の桂枝湯の応用です。

第四日曜日会は経絡治療の初めからです。
   五月から第二日曜になります。

皆さんはお配りした資料を確り読んできてくださ~い。
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コメント

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No title

こんばんは。
ブログ再開、良かったです(^0^)/~ありがとうございます。

可愛い花にも棘がありますか♪

多くの病気の初期に(胃潰瘍も!?)、葛根湯!というのには驚きました。
初期は太陽病が多いから~と聞いて納得です(^^)
でも診断が重要ですね。
「証」のお話、大変勉強になりました。
「証」ってスゴイです! 診断も治療もこれでできるのですから☆
体力と病勢のバランス・・というのが、印象に残りました。
今後も楽しみにしております♪

一支国 さんへ

再開できました~
しかし、新学期が忙しくて~
講義原稿に追われています。
そかし、楽しいです~
これからも宜しくお願い致します。

No title

その証を決めるのがほんとうに難しいです
たしかに私は表実証ではないですよね~(-_-;)
では鼻水から始まる私の風邪の第一選択はなんなのか、と
また風邪をひいてみなければわかりませんが…
観察観察ですね

小鳥さんへ

貼灸では初めの4つの証の決定は簡単です。
それは、東洋医学的診断を順番に決めて行けば良いです。
また、湯液も6つの証も分別ができます。
後は表の虚実、裏の虚実の鑑別をしっかり観察すれば良いのです。

鼻水は1つの症状ですが、
多くの証で出現しますので、最初の鑑別には使われず、
後からの分類に用います。

風邪は寒気があるか無いかが問題です。
無ければ、他の太陽病や少陰病ではありません。
他の病期か温病になるのです。
この時は全く別の湯液になるのです。

同じ風邪でも湯液の病期が違えば、薬物も違ってきます。
傷寒論は良く出来た書物だなと思います。
プロフィール

(井案)

Author:(井案)
好漢堂のブログへようこそ!
東洋医学をもっと身近に感じてもらいたいので、
このブログを開きました。
質問を気軽にして頂ければを思います。

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