お腹を温める。

2014/10/01 Wed

10月に入り専門学校も後期になりました。

清々しい空気に触れていますが、

御岳山噴火は悲惨な結果になり、

被災者には心からご冥福を祈りします。


さて、人の病の治癒能力、自然治癒力に戻ります。

傷寒論に良い文章がありますので、

これを解説いたします。


最近、マイ吉はお八つの時

座って食べるようになりました。

お腹が温まると幸せになるようです。

H26-09食事中

健康な人に脈は 真ん中に有りますが、

脈が浮く事は精気も邪気も表面に来ており、

脈が沈む事は精気も邪気も内部に入っていると、

考えるのです。


人の身体は全体のバランスをとれば

病は自ら治るとされています。


このとこは誰も知っていますが、

さて、何処のバランスか?

それは脈を真ん中にする事です。



傷寒論に良い文章があります。

凡病、若発汗、

若吐、若下、若亡津液、

陰陽自和者、必自愈、


(訓読)

およそ病は、若しくは発汗し、

若しくは吐し、若しくは下し、

若し津液を亡っても、

陰陽自ずから和する者は、

必ず自ずから愈ゆ。



意訳しますと、

多くの病は、術者が発汗剤で発汗させたり、

吐剤と使って吐かせたり、下痢をさせたり、

利尿剤で身体の体液を排泄するなどの、

色々な治療法を受けている間に

当然ですが体液の減少が起こります。

たとえどんなに体液を無くしても、

自分の身体が正常に戻るには、

陰陽を自分からが平均を保てれば

必ず病気も自然に自分から治ります



これは実に凄い事が書かれています。

まさに人間の自然治癒力です。

これは病気を治すのに、

特に慢性の病気を治すのには、必要な事です。

この様な事は多々ありますね。


病が治らないからと云って、

色々と治療を繰り返す。

その治療も段々と強い薬や、

色々な種類の薬を使う

または刺激の段々と強くなる

これで患者の体力も次第に落ちてゆく

これでは治る病気も治らず、

体力ばかりが落ちてゆく。



この時は一度治療を止めて、

身体の陰陽を整えて、

自然治癒力を高めてみては如何でしょうか。


自然治癒力とは陰陽を整える事です。

陰陽の調和とはお腹を治す事です


また、

治療を受けた後でも、

治療後は病気が治ったと思われても、

まだ、まだ身体の中では陰陽が整いつつあるので、

1日は養生が必要です。

自分の身体自身の陰陽が調節できるまで

ゆっくりと養生をしないといけません。


よって、治療後のお酒はもとより、

入浴、暴飲暴食、労働、仕事、房事とうは避けます。


体力が回復しないで、

上記の事を行うと、

直ぐに、病気の身体に戻ります。


良く患者が云うには

「治療は直ぐに効くのですが、直ぐに戻るのですよね。」


これは悪気があって、言っているのではないのですが、

十分に養生をしないでいる事が多いのです。


この陰陽の調和とは、

自律神経の内臓の調子を整える事なのです。

これは足を温める事です。

足湯

マイ吉の足湯です。

多くの病気はお腹を整えれば、

自然に治ってゆきます。

これが治療の姿なのです。



よって、治療は攻める事ばかりを考えないで

身体の調子を整える事を重要に考えています。

この事は治療の本筋に達する道です。

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コメント

Secret

こんにちは

そうそうそう〜!お腹なんですよね!
というのは、夏の疲れの名残なのか、お腹の調子が今イチわるい。それは「なんとなく、元気がないのよ」という類いの、「調子」なんですけど、エネルギーが持続しないんですね。消化剤や胃腸薬で元気になるわけでもないという、
この「もやもやしたお腹」に、いらだっているところです。
このお腹の調子を整えるのに、梅干しとかショウガをとってみたり、ゆっくりお風呂に入ってみたり。しかし、長続きしません。生活環境が違う人間と暮らすと、こういう時にちょっと面倒だったりします。
そういえば、ひと月程お灸もしていないと気がついたので、島に帰ったら、早速再開しなくっちゃ!と決心したところです。

No title

お腹十分に整えて日々過ごしています。
これからずっと普通にこの環境が
整っていくものと思っています。

がんばります。

Kayさんへ

漢方薬の多くはお腹の調子を整えるお薬です。
鍼灸も同じです。
よって、柔らかい刺激で十分なのです。
強い、深い、痛い、熱い刺激は不必要です。
刺激が強いとお腹の調子を整えられません。

治療家は自分自身の鍼の治療が難しいのです。
この事に付いて次回お話します。
これはお灸の時も同じで、
効果を上げるにはお灸をする姿勢が問題に成ります。

身体の変化は小便の状態でも分かります。

外国で暮らされる人は習慣も違いから、
大変なストレスだと思います。
今、NHKのアサドラで始めて外国から来たお嫁さんのドラマが始りました。
これを見ていると、彼女の相当な苦労が伺えます。

デコマルさんへ

お腹は気を付けて下さい。
気血を中に入れる事は、癌細胞に対応している事です。
この話は次の次にお話し致します。

お腹の状態を正常に保つ事を頑張って下さい。
プロフィール

(井案)

Author:(井案)
好漢堂のブログへようこそ!
東洋医学をもっと身近に感じてもらいたいので、
このブログを開きました。
質問を気軽にして頂ければを思います。

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