陰陽論1

2010/08/06 Fri

今回は表皮を離れて
東洋医学らしい陰陽論の話をします。

東洋思想の根幹をなす物の一つに
「陰陽論」があります。

この理論は本来生活の中で、

暖かいや寒いとか、
日当たりや日陰というような

日常的な事から理論に発展しました。

これは全ての物や行動や症状までもが
陰陽に分けられます。

「食品にも陰陽があります。」

この陰陽の食物を上手く摂取して、
健康と体調を考える必要があります。

これを分かりやすく図式にしますと、

横軸に陰陽
縦軸に傾向の物で分けると、

大きく4つに分類できます。

        陽が強い・熱が多い物

   陰中の陽     |    陽中の陽
    温野菜     |     肉類
             |
 陰中の物――――+―――――――陽中の物
             |
   陰中の陰     |    陽中の陰
    生野菜     |     魚介類

        陰が強い・寒が多い物  

 「陽中の陽」
の食品が最も熱量が多くなります。

これは「肉」にあたります。

肉は陽が一番強いので、食べれば身体が陽に傾きます。

そこで肉食中心の西洋人は

寒性が一番強い「陰中の陰」に当たる
生野菜を食べて、

陽性を中和していたのです。
これは理に適っていますね、

では肉をあまり食べない東洋人はどうしていたのでしょうか。

我々治療家も先ずは患者の陰陽を分けてから入ります。

アメリカでは患者がクレジットカードを
所有しているか無いかで白黒を決するそうですが、

我々は「最初に陰陽の判断を確りしないと
誤診をいたします。

例えば、症状がいかにも陽的な熱を表していても、
不思議なことに陰性の熱が有るからです。

陰と陽では治療法が全く逆になるからです。

最初に陰陽を判断しないで、
治療をするとしたら、多くの患者さんは
後で身体の不調で苦しんでいるのです。

それは壊証(本来の証が壊れてしまう事)が起きてしまい、

元の身体に戻るのに大変な時間と治療が必要になるからです。

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コメント

Secret

陰陽の図

陰陽の図が上手く行きませんでした。
色々試したが、どうもずれてしまいます。

今度は少しパソコンを勉強したいと思います。
今後の計画は陰陽論の後に
五行論、虚実論、色体表から
本来の目的の経絡に入りたいと思います。

全部はお応えできないと思いますが、
何か意見がありましたら投稿してください。

この薄い緑のバックは気に入りました。

よく解かる陰陽論

解かりやすいですね~。
学校でも、最初にこの様な陰陽論をやってくれれば、
もっと東洋医学概論を好きになる生徒が多いでしょうに…
図は、大丈夫、充分、解かりますよぉ。
ブログの中で図を描くのは容易ではありません。
描画ソフトも使えませんし、別にページを用意して、
そのページに飛べるようにしないと、難しいと思います。

東洋人、特に日本人は主食が米、しかも玄米でしたね。
玄米は穀物の中でも陽分の多いものです。
そして副菜は温野菜が殆ど。
四季折々に、陰分、陽分のバランスの取れた野菜が食卓を潤し、
発酵食品が発達していて、味噌、醤油、納豆など、
大豆の蛋白質を巧く利用していました。
昔は野菜を生で食べるなんてしなかったのです。
そしてたまに、魚介類を食べる。
これ等を食べ合わせる事で、
陰陽のバランスは抜群に取れていたのです。

最近は肉類を食べる事が多くなり、
また、それに付け合せるサラダは生野菜ですが、量が少なく、
米を食べる事は減り、パンを食べる事が多くなっています。
それで、陽の強い食事をすることが多い、
つまり、エネルギーの多すぎる食事という事になりますね。
生活習慣病が蔓延している所以であります。

頭では解かっては居るけれど~。
立秋とは名のみの今日、エアコンの抜群に効いた部屋で
書き込みをしております~
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(井案)

Author:(井案)
好漢堂のブログへようこそ!
東洋医学をもっと身近に感じてもらいたいので、
このブログを開きました。
質問を気軽にして頂ければを思います。

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