脾経の絡脈

2015/04/06 Mon

日本列島も桜前線が通過いたしました。

マイ吉も桜の花弁と遊べるようになりました。

IMG_4328桜
桜の花びらを集めています。

IMG_4322桜
桜の花を摘まんでいます。

IMG_4326桜
桜も散ります。


突然ですが、

師匠が4日に他界しました。

弟子に見守られた他界でした。

お元気との報告を受けていたので、

今は非常に驚いています。

師匠には色々な治療技術と理論を教わり

大変に感謝しています。

教わった経絡治療をどれだけ

皆さんに伝えられるかなと思います。

師匠の御冥福をお祈りしたいと思います。


脾経の続きに入ります

消化器系が何らかの変化が起きますと、

この変化が足の裏にある

拇指外転筋の力が弱くなるのです。


酷くなると驚く事に、

この筋肉が触ることすら出来なくなります。

これが長期に続くと拇指を外に引っ張れなくなり、

外反母趾につながってくるのです。

この外反母趾で悩んでいる人にご婦人が多いようです。


しかし、脾虚証のご婦人は元気な人が多いようです。

それより、問題は脾の支配している肌肉の為に、

「肌肉」とは皮下組織一般の事です。

浮腫や難病である膠原病を引き起こす事があります。

よって脾臓をコントロールして行けば

元気に生涯をまっとう出来るのです。

次に公孫(こうそん)穴の話です。

DCIM3665脾経
経絡では4番目の穴です。

性格は絡穴でしかも衝脈の治療点 

太白穴の後方1寸ですが、

この部分には骨の上に縦の溝が触れます。

正にこの溝に取穴いたします。 

気や水が上に突き上がって、

感情が昂ぶっているのもここで下げる所です。

女性には特に必要な穴になります。

注意:公孫穴は太白穴から1寸だけ離れているだけです。

この公孫穴を初心者が取穴しますと、

本当の穴から離れすぎて腎経に近くなります。

これでは思った治療効果が得られません。

十分に注意して取穴して下さい。


絡脈は経絡から枝分かれした特別な流れです。

独自の症状を持っています。

脾経の特効穴とでも言いますか、

症状が現れたらこの公孫穴だけで治療が出来ます。

もちろんお灸も大丈夫です。

(本文)

足の太陰之別は、名づけて公孫と曰う。

本節之後を去ること一寸、

別れて陽明に走る。

其の別なる者は、入りて腸胃を絡う。

厥氣、上逆すれば、則ち霍亂(かくらん)す。


意訳:太陰脾経の別絡は公孫と言います。

足の第1中手指節関節の後ろから1寸の所から

別れて陽明胃経に向います。

これは表裏でつながっているのですね。

足の第1中手指節関節の後ろには太白穴が有りました。

取穴は第1中足骨の中央付近で小さなスジ状の溝です。

この部位の下縁に刺鍼します。

丁度白肉の境目に当たります。

刺鍼後に中足骨の下縁を指で流し

その下にある拇指外転筋の持ち上げるように

中足骨に押し当てて行きます。

それは足底から押し上げる雰囲気です。

公孫穴から別れた別絡は、

上ってお腹に入り胃や腸を絡います。

これは自律神経の要です。

この病気は冷え逆上せが起こり、霍乱します。


「霍乱」とは吐き下しが同時に起こる

全ての病のことを言います。

だからコレラから胃腸炎まで全てを表します。

中には風邪を引いても起こる事があります。

次回はこの公孫の虚実の症状を述べます。
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コメント

Secret

No title

びっくりしております。
お師匠様が亡くなられたなんて。
3月にカピパラ先生から「100歳になられても、お元気ですよ。」
と伺ったばかりでしたのに。
桜の季節に逝かれたのですね。
実際にお会いしてはおりませんが、カピパラ先生から伺い、
想像しておりましたのは今風にいうと、「美魔女」のような方だったのでしょうね。
お師匠様のご冥福をお祈りいたします。

逝く人があり、未来に向かい成長している人もいる。
舞姫ちゃんは桜の花びらがつまめるようになったのですね。
幼児が小さいものをつまんでいる様子は可愛いらしいものですね。
私の故郷では、「愛こい」(めんこい)と言い、
今住んでいるところでは「愛げ」(いとしげ)と言います。

女性が外反母趾になりやすいというのはショックです。
なりたくなくて靴には気をつけていたんですよ。
洛脈の話は何回も聞いて復習が大事ですね。
繰り返し自分でも触ってみて、覚えていかないとなりませんね。
あなたにだけ特別に治療しますよっていう感じですね(笑い。)

今日は4月8日で花まつりなのに、天気は冬に逆戻りで体調が狂いそうです。
先生もお体に気を付けてくださいませ。

No title

ご無沙汰をしております。

お師匠さまお亡くなりになられたのですね。
私もほんとに驚いております。
お師匠さまのお話を先生からよくお聞きしました。
先生がお師匠さまに会われなければ
私も経絡治療に出会うことはなかったですね。
感謝申し上げたいと思います。

ご冥福をお祈りいたします(合掌)


公孫穴はとても大事なツボですね。
先生に教えて頂いた縦の溝に取穴できるよう
日々精進したいと思います。


桜も終わりというのに
関東の方は雪ですか??
この気温差は身体にこたえます。

先生もまいちゃんもどうぞお元気にお過ごし下さい!

おうめちゃんへ

わたしも、びっくりしました。
お元気だと聞いていたのですが、
5年前に腹部に腫瘍が発見されて、
弟子達の鍼灸の治療で1年で消えたので安心していたのですが、
それから4年後に老衰で亡くなられました。
思い返すに、私のような出来が悪い人なのに色々教わりました。
先生のお陰で今日の私が有る様な物です。
先生には感謝です。

一支国さんへ

師匠が亡くなったことは非常に驚きました。
後日兄弟子から弔辞が届きました。
それを読んで昔を思い出し、涙が出ました。
内容は勉強会の時の古典の白文に驚いた事、
それを読ませれるので、目が痛みました。
しかし、慣れは凄い!こんな私でも読める様に成ったのです。
実技も色々と教わりました。
師匠には感謝、感謝です。
プロフィール

(井案)

Author:(井案)
好漢堂のブログへようこそ!
東洋医学をもっと身近に感じてもらいたいので、
このブログを開きました。
質問を気軽にして頂ければを思います。

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