繆刺論篇第63-2.

2015/11/15 Sun

繆刺論篇第63-2.
マイ吉君はいよいよ2歳半になり、
1446623881116.jpg
写真は、やっと2歳の指が出来ました。
今までは指で3本の3歳の指でした。(笑)

繆刺編の邪気の説明に入ります。
外部から侵入した外邪は

皮毛の一部を占領して体表面で停滞します。
次は体表部近くの孫絡に侵入します。

この時、身体の免疫機能が確りしていると、
絡脈から更に深い経絡に侵入できなくなります。

その為に外邪は身体を廻り、
大包や手足に集まるのです。

DCIM4079 (1)
写真は邪気が足に集めっている絵です。

この手足に集まっている邪が
色々な奇病を引き起こすのです。

これを正経治療では改善しないで、
この手足の邪を攻めれば

これまで正経で治療できなかった症状が、
みるみる身体の全体の症状が突然に治るのです。

前回は足少陰の絡に邪が居座った時に
腹圧がにわかに起こり、

その為にお腹が大きく前に衝き出ました。
その関係で心臓が圧迫されて

心臓が痛みを発しました。
肋骨の下縁の季肋部の苦しさも出ています。

この季肋部の苦しさは自覚症状ですから、
現実には堅さはありませんが、

腹部全体では張ったお腹になっています。

DCIM4076.jpg
写真は腹圧で心臓が圧迫されている。

足に集まった邪気が蔓延しています。
この近くに然谷穴があります。

舟状骨の下に在ります。
舟状骨の下に在る然谷穴の治療効果は

施灸で禿頭病、扁桃炎、不正出血、熱を下げます。
利尿効果もあります。発毛を促す効果があります。

この事から腎虚証で女性ホルモン減少の為の症状を
補っているのではと思われます。

前然骨の治療穴は、
この然谷穴の斜め前上方にあります。

DCIM4080前然骨
写真は前然骨の位置です。

この際痛みが左に有りましたら、
右を刺して之を取り、
痛みが右に在りましたら左に取ります。

治療後直ぐには治りませんが、
食事をする頃になれば治っています。

臨床例では
急に気持ち悪くなり、

吐き気が起きてきて、
お腹が苦しくなってきます。

更に進めば、嘔吐が起きます。
この時、本人は気が付きませんが、

お腹の腹圧が現れているのです。
上記の症状が現れた時は

苦しくて食事も出来ません。
中にはお腹が苦しくて心臓も痛くなる。

この時に前然骨を治療すれば、
お腹が楽になり、胸の痛みも軽減され、

しばらくしたら食事ができるようになるのです。
この症状は突然に起きて来る感じですので、

本人も周りの人も驚くことになります。
しかし、腹圧の関係ですから、

これを取れば直ぐに治りますので、心配いりません。
上記のような心臓痛や肋骨の下の苦しい症状が無くても、

ただお腹が張って大きく突き出た人でも有効です。
ただ胃が苦しくムカムカした症状でも取れます。

お腹が凹みますのでお試しください。

また、新たに発する病とは、
心痛や胸脇支滿の痛みでなく、

別の症状です。
例えば頭や首や腰などの痛みです。

もしも、病が新たに発症した場合でも
5日もしたら治ると言っています。

Life hackには便利な治療穴ですね。
次回は経脈編での絡脈の病の症状と

治療点を紹介致します。
違いを比較して下さい。
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コメント

Secret

No title

今治療の一つで然谷治療していますね。
更年期症状も出始めていますし
内臓の治療のひとつとして

なのでそこにも直灸をしています。
お腹が張る(胃の調子ですね)大根おろしを食べて
消化を良くして頑張ってます。

♪デコ♪さんへ

お灸の場合は正式な然谷穴の治療が良いですね。
更年期症状には良いと思います。

内臓の治療は腸内環境を良くすると良いです。
玉ねぎやニンジンも良いようです。

免疫力を付けて、インフルエンザ季節を乗り切って下さい。

No title

こんにちは。

まいちゃんもお姉さんになられましたね♪


解説をありがとうございます。
この病は、邪気が手足に集まっているんですね。
腹圧による様々な症状が、一穴で解消したら魔法みたいです!
痛みと反対側に取るとありますが、
今回のように腹圧症状の場合はどちらに取るのでしょうか。
ツボの反応でしょうか。


こちらはまとまった雨になっています。
季節外れ?の暖かさが続いています!?
関東の方はいかがですか?


次回の解説も楽しみです。
よろしくお願いいたします(^^)

恐ろしい邪

繆刺論1にも2にも、
何やら恐ろしげな邪の絵がありましたね。
勝手に私の頭の中に
不気味な邪のイメージを作ってしまいました。(笑い)
とはいえ、季節柄インフルエンザやら、新しいノロウイルスなどが出てきたらしい
この冬ですから、自分の免疫力が無いととにかく怪しげな邪どもが体にあつまってく
るのが恐ろしいです。
腹圧でお腹が前に突き出している人のお腹が柔らかくなってふわっとしたおなかに
なったのは驚きました。
男女問わないみたいですね。
また、この方法をしようするときは、いつもの施術の後に使うとか、先にするとかい
う頑固な順番のようなものはないですか?
患者さんの状態に合わせていいように思いますが、とうなんでしょう?
自分もしょっちゅう胃の調子をくずすので、自分でやってみようかなと思いますが、
前屈しないと足先に届かないです。(苦笑)
例年の冬より暖かく、暖房のいらない日もありますので、つい11月というのを忘れ
てしまいます。
もうすぐ師も走るという12月がやってきますね。
あまり暖かい冬ですと、ありがたくないものが越冬してしまったりするので、
ほどほどの寒さも日本の冬には必要のようですね。
では、失礼いたします。

一支国さんへ

マイ吉君も2歳半になりました。
あの、赤ちゃんが、早いですね。

この病気の邪気は、身体に入れずに手足に集まっています。
ところが、症状は色々あり、今回は腹圧による様々な症状が出ました。
これが一穴で解消ますが、絡の病だけです。
痛みと反対側に取りますが、ダメならば同側も取ります。
反対側は巨刺になりますが、これとは違います。
これから次々と症状を紹介しますので、場合によります。

関東も季節外れの暖かさが続いています。
この暖かさが身体のリズムを狂わせるので気を付けて下さい。

おうめちゃんへ

季節外れの暖かさで、気味が悪いですね。
これだけ陰陽が狂えば、今年は病人が多く出る事でしょうね。
インフルエンザや新型ノロウイルスですね。

大腸が水分を出し過ぎるので、ウイルスを攻撃出来ないのです。
大腿部の治療で腸の水分を吸収すれば、
ウイルスを粘膜が包み込み、出せるのですがね。
大腸にもリンパ節が働くので大丈夫ですが、困った物です。

腹圧でお腹が前に突き出している人が多いですね。
あのお腹が柔らかくなるのが不思議です。

多くはストレスが原因です。
男女を問いませんね。

この方法は普通の経絡治療後、お腹が緩まなかった人に有効ですが、
先にしても、大丈夫です。
嘔吐など緊急時は先に行えばよいと思います。
患者さんの状態に合わせても良いのではないでしょうか。
プロフィール

(井案)

Author:(井案)
好漢堂のブログへようこそ!
東洋医学をもっと身近に感じてもらいたいので、
このブログを開きました。
質問を気軽にして頂ければを思います。

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