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肘の硬縮の治療と類五十肩

2015/12/07 Mon

肘の硬縮の治療と類五十肩
繆刺論篇第63-5.

前回の外邪が手の少陽三焦の絡に
入ってしまった時の話です。

DCIM4091.jpg
図は症状は喉が痛み、話しにくい。
口が乾き、動悸が起きているのです。

これに加えて腕の外側が痛く成る。
この治療法と三焦経の絡脈の治療法です。

(本文)
手の中指の次指の爪甲の上。
端を去ること韭の葉如を刺す。
各一痏(おのおのいちい)
壯者(そうしゃ)は
立(た)ちどころに已(い)え。
老者(ろうしゃ)はしばらくありて已(い)ゆ。
左は右を取り.右は左を取る。
此の新(あらた)に病(や)むは。
數日(すうじつ)に已(い)ゆ.
(井案)

この時に手の小指の次の指の爪甲上の、
端から韮葉の幅位入った場所(関衝穴)を

各々1つ刺します。
関衝穴の一般的な治療効果は、

頭痛・耳鳴・眩暈に対して行いますが、
絡の邪では、少し違うようです。

この手が挙がらなくなる五十肩的な症状
普通の五十肩の治療穴は

この穴よりももっと効く穴が有りますが、
改善の無い五十肩には、使っても良いと思われます。

初めは交感神経部の興奮状態で、
後半は肩関節炎の症状です。

実際の臨床でも、
原因不明で長期に両手が頭に回せない患者さんも、

指先の治療で、改善して行きます。肩には刺鍼しないことです。

治療効果は、
元気な若者は立ちどころに治ります。

老人は暫くして治ります。
この際左は右を取り、右は左を取ります。

また新たな病気にも数日にして治ります。
原因不明の両手が頭に行かない患者も居られますが、

改善して行きます。肩には刺鍼しないことです。

経脈編の絡脈病の治療です。

(経脈編の本文)
三焦の絡脈の病(やまい)、
実すれば、肘(ひじ)攣(ひきつ)り、
虚(きょ)すれば、肘収(おさま)らず、
これを別(わか)るる所の外関に取る也。
(井案)

これは三焦経の絡脈が実したならば、
肘が痙攣を起こしています。

臨床例では肩麻痺の緊張性拘縮でも
テニス肘のような痛みが起きても良いようです。

この1穴で肘の周りの筋肉を緩めてくれます。
絡脈が虚すれば、

反対に力が入らないのです。

DSC_0009.jpg
図は肘の拘縮や強直と反対に緩んでいます。
治療点は外関と関衝を表しています。

どちらも三焦経です。
同じ絡脈の病でも2種類あるのですね。

拘縮部の手はグーのように握っています。
麻痺か弛緩は手を広げています。

どちらも外間穴を使います。
矢張り、絵は難しいですね~。

腕(上肢)が短すぎましたので、バランスが悪いです。
貧乏鍼灸師にはモデルを雇えないのがネックです。(笑)

出来れば差し替えたいですね。(後で)

この穴は弛緩性麻痺にも使えます。
肘がだるい時も有効なようです。

これらを、外関穴で治療できるのですが、
この外関穴の取穴が問題です。

普通の取穴では腕関節の陽池穴より指3横指ですが、
これでは本穴から離れすぎるのです。

もう少し腕関節に近いのです。
2横指位で、コツとしては

橈骨に触れる付近に取穴します。
これでないと治療効果が出ませんので

取穴を間違えないでください。
また肘の痛い部分や、硬い部分をいくら治療しても

改善には程遠いのです。治りません。

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コメント

Secret

No title

この関衝ってツボは筋肉疲労にも有効でしょうか??
最近筋肉疲労が酷くて
下半身が特に全体的に筋肉の痛みがあります。

更年期からもくるのでしょうから
致し方ないのですが
三焦経は私の治療に有効なのかなぁ??

先生に聞かないといけませんね。

痛い部分は治療しない!

類五十肩症状は指先の治療(関衝穴)で、

肘の諸症状は外関穴で、

了解です(^^)

三焦経の絡脈病は、
肘の拘縮(実)と弛緩(虚)があるんですね~

外関穴の取穴は、たぶん!大丈夫です。
以前、先生に教えて頂きました(^^)


絵は先生の作品でしたか~これからもよろしくお願いします♪

♪デコ♪さんへ

関衝穴は筋肉疲労に有効ではないでしょうね。
下半身の筋肉の痛みは別の証でしょうね。

診て見ないと分かりませんが、
症状により例えば腰痛があるとか、膝が痛いとか、
大腿部のどの面の筋肉が硬いとかで色々診断が出来ます。

それによって、治療法が全く異なります。
先日も足が痛い~と訴えられた患者さんは

痛い部位が以前と変わっていました。
これは証が変化したために起こった症状でした。

よって治療法が違うのはご理解頂けると思います。

一支国さんへ

痛い部分は治療しない!
硬い部分にも直接治療しない!

素晴らしいです。♡
理解して頂き嬉しいです。

多くの治療家が行っている誤りです。
痛い、硬い部位の直接の治療は瀉法になり、強刺激に当たります。

補法は痛い部位の遠くから行うのが良いのです。
これを行えば、痛い部の治療は殆ど不要ぬなるのです。

しかし、痛い部位も治療が必要な時もあります。
それは患者さんが訴えていない圧痛部位です。

隠れた部位と言ってもいいのでしょうか、
例えば関衝穴だって、圧迫すれば痛いですよね。

この痛みと患者が訴える部位は異なりますから良いのです。
ここを勘違いしないようにして下さい。

これから下手くそな絵でお邪魔します。
老人のボケ防止と思って下さい(笑)

No title

もしや!この絵は先生が!?
多才ですねー☆

とっとさんへ

こんにちは~ プロの人にほめて貰うと嬉しいのですが、
一応は図は書いていますが、手のバランスが悪くて~(-_-;)

服が未だ書けません。いっそう骨にするかな(笑)
プロフィール

(井案)

Author:(井案)
好漢堂のブログへようこそ!
東洋医学をもっと身近に感じてもらいたいので、
このブログを開きました。
質問を気軽にして頂ければを思います。

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