春の肝の病

2017/08/02 Wed


梅雨明け宣言後雨が多く
各地で酷い水害が続出しています。

先日、神戸に居られる兄弟子に当たる人から電話を貰い
今年の運気論は雨が多く季節が少し遅れ、寒くなるそうです。

寒さは大敵です。
秋には気を付けなければなりません。

マイ吉君はこの暑さの対策では、
赤ちゃんの時の甚平で元気に遊んでいます。
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(甚平姿の写真が載りました。この笑顔で酷暑を乗り切って貰いたい)

藏気方時論は季節が秋、冬になり今に合わないので
飛ばして、その先に進みます。

(訓読)
病 肝に 在れば、
夏に 愈ゆ、夏に 愈えざれば、
秋に 甚だし、秋に 死せざれば、
冬に 持し、春に 起つ、
風に 當たることを 禁ず.

(井案)
これは五行の相生相剋関係に従って
病勢が推移する状況を表しています。

肝は木の性質なので、夏は火で木の子に当たる。
そこで治療するのです。

病を夏に治療をしなかったり、放置したり、
治らなかったりしたならば、

秋は金の性質で木を剋す関係ですから、
悪化するのが分かります。

文中の「持」とは癒えたり、
甚だしく成らずに、病が持続する事です。

冬に成ると、冬は水の性質で木の母ですから、
病は治癒とは成りませんが、小康状態になるのです。

木は自分の肝が盛んになるので、自然に治るのです。
病は1年も経てば自然に治ったのですね。

しかし、これは理想ですので、
実際は春に治療を施すべきで、治り易いと思えば良いのです。

次に養生法です。
普段から、風に当たってはいけません。

「禁當風」風は木で過ぎれば肝を破ります。
注意は、肝の病は夏までに治療して夏に治る。

肝の病は現代の肝臓の病ではないのです。
東洋医学の肝の病で、引き攣れや痙攣の病です。

風に当たってはいけないのは、
春は体温が奪われるからです。

特に子供の夕方も危険なのです。
私の眩暈もこの夏で治さなければいけませんね(笑)

この様に病気は季節によって増悪や緩解を繰り返します。
急いで治さないでも、悪く成ったと気にしないでも、
病気は適切に対処すれば、時期が来れば良く成るのです。
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