難経本義諺解3

2010/08/16 Mon

今回の難経素読の会では

四季の歌ではなく

「四季の脈でした。」

人体は春夏秋冬の気温などの変化を
身体が季節に順応するために
体内で変化させています。

東洋医学では季節の影響を受ける人体を
的確に捉えようとしているのです。

これが脈に反映しているのです。

経絡治療では、人の脈を診て、
季節による体調の変化と病脈を区別しています。

例えば
「春の脈は弦脈」です。

冬から脱して活動するために
身体全体に気血を送る働きで、
柔らかく大きな脈です。

植物の葉のような柔らかい脈が健康体の脈です。

これから活動しようとする脈です。

木々も樹液を盛んに流します。

よって、
メープルシロップもこの時期しか取れません。

人も、この体液の流れを阻害しないように、
緩やかな服を着るのが良いのです。

身体を締めてはいかないのです。

脈が弦よりも実で強になれば
「大過」と言い、
これは病が外に在る事が分ります。

これは病気が外から来ていて、
人の気血も体表に集まっています。

よって脈も陽脈を表わしているのです。

逆に脈が虚で微脈になれば
「不汲」と言います。
病が内に在る事になります。

人の気血も体内の奥に在ります。

弦脈が益々実して滑るような脈は
「病気の脈」です。

更に強く弓が張られたような脈ならば
死にます。

よって春の脈は弦脈でも
そこには柔らかい物が含まれている脈のことです。

それぞれの季節の脈を挙げて、
大過、不及、病、死の脈が論じてあります。

このように季節により外界の変化を
身体の内界と合わせる様に、
人の脈が変わって行き、
人体を季節に対応しているのです。

よって人の身体は夏や冬など四季により
気血の流れや集まる場所が違うのです。

これに順応できないと病気になるのです。

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コメント

Secret

古典は楽しいです。

古典を一人で読むのは大変ですが、皆で読むと、
音として入るので言葉が印象に残ります。
その響きがとても心地良く、今後も読み続けたいですね。
言葉が非常に綺麗で、流れるような音がとても心地良く、
頭の中で響くようです。
また、例えが面白い表現です。
先生が「限りなく原典に近い文章を」と仰るのが分かりました。
浅学で内容を理解するには至りませんが、
良い時間をありがとうございます。

メープルといえば・・・

難経素読の会
先生、皆さんありがとうございましたm(_ _)m
一人ではなかなかできないことですね。
もみじいえ、若葉四つの新入りが超足を引っ張りましてすみませんでしたv-22 先生、仲間に助けられながらの素読は、小学校の頃の国語の音読を思い出しました。

メープルシロップは埼玉でも活動をしているところがあります。
久々に開きましたらHPが残っていたので参考までに・・・。
http://okasinakuni.jp/index.html

古典講読

私も古典を読み始めた時は
先輩方の前で舞い上がり、
目が痛いやら字が躍るやらで、
皆の前で読むのが大変でした。

しかし解説書を読むよりは
古典は実際の治療が書かれてあり、
とても楽しかったです。

でも一人では、なかなか読めません。
皆さんと一緒に読むのが一番楽しいです~♪
プロフィール

(井案)

Author:(井案)
好漢堂のブログへようこそ!
東洋医学をもっと身近に感じてもらいたいので、
このブログを開きました。
質問を気軽にして頂ければを思います。

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