臓気法事論ー心の病ー

2017/09/13 Wed

今週は台風18号が日本に上陸の可能性が有るとの事
心配です。今年はもう雨は十分ですね。

怪獣好きのマイ吉君
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上野動物園で怪獣の鷲掴みで、

袋に入れてしまいそうです(笑)

(藏気法時論本文)
心の病(やまい)は

愈(い)ゆるは、戊(ぼ)己(き)に在り。

戊己に愈えざれば、壬(じん)癸(き)に死せざれば、

甲乙(こうおつ)に持(じ)し、丙丁(へいてい)に起(た)つ。

(井案)
この様に訳しました。

 心の病と言う者は、

普通は戊己(つちのえ、つちのと)の日に治癒いたします。

戊己に治らなければ壬癸(みずのえ、みずのと)に悪化します。

これば持ち直して、壬癸に死ななければ、

甲乙(きのえ、きのと)に持ちこして、

丙丁に回復いたします。

これは月の単で五行の法則に法って論じています。

次は日の単で論じています。

(藏気法時論本文)
心の病は

日中に慧(さとく)、夜半に甚(はなは)だし、

平旦(へいたん)に靜(しず)かになる。

心は耎(やわ)らかきを欲(ほっ)する。

急(きゅう)に鹹(かん)を食(くら)いて、以って之を耎(やわ)らかくする。

鹹(しおからき)を用(もち)いて、

之(これ)を補(ほ)し、甘(あまさ)は之(これ)を寫(しゃ)す。

(井案)
 心の病は、日中は巳午(シゴ)10時~12時は火に当たります。

火が旺ずる時間の日中は爽やかで気分が良いのですが、

夜間は亥子(ガイシ)23時~1時は水が旺ずる時なので、

悪化するのです。これは水が火を尅すからです。

これも五行の相尅関係に当たるからです。

深夜が心の病の生死を分ける山に成るのですね。

この時間が無事に過ぎて、

平旦は寅卯(インシ)3時~5時頃の夜明けには安静になります。

この心の病は周りの人には、夜間に大騒ぎするので、

本当に人騒がせな病です。

ここで心の病とは何か?です。

人は成長するに従って、腎が旺盛になります。

成人で元気な時は何もない状態ですが、

色々なストレスや病気の為に身体は変化します。

体質も有るのですが、

大体ですが、脈の関係で男は肝虚証に

女性は脾虚証に変化致します。

これは身体の体質や生活環境も左右されます。

更に高齢になると、身体の機能が低下致します。

この状態が腎虚証になるのです。

この腎虚証は若い人のも起きます。

大きな病気の後、不摂生が続く等で起きますが、

普通は夜半に安定し、朝には治るのですが、

治らなく持続するのが問題なのです。

(これは次回の冬の編で載せます)

この状態を普通の状態に戻すのが経絡治療です。

腎虚証の次に訪れるのは心の病になるのです。

心の病は亡くなる前に当たるのです。

よって、夜半に激しくなり、朝方快方に向かうのです。

治療法としては、

 心を柔軟にさせたいのならば、

急いで鹹味の物を食して、軟化させるべきです。

これは不思議ですね。

塩味は心を尅す存在ですが、

この様な場合には、

鹹味の物を用いて心の不足を補います。

心と腎を同時に補う方法が取られるのです。

動物は塩で元気になれます。

金魚でも弱ると少しの塩の入った水に入れると元気になります。

次は甘味を用いて邪気を瀉法致します。

これは、甘味は心からすれば子供に当たります。

甘味は桂枝が代表になります。

桂枝は血管壁を丈夫に致します。

水や栄養の洩れを防止します。
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