陰陽論(最終)

2010/09/01 Wed

更に陰陽は変化致します。

陰が進んである極まで行くと…

陽に変化するのです。

そんな馬鹿な!陰はどこに行ったの?

と心配しなくても、

同じ様に陽も進んで行けば極から…

陰に変化いたします。

これを
「陰きわまれば陽になる。云々…。」
と言います。

これは1日の変化に似ていますが、

季節の変化も同じです。

夏から秋へ更に冬が訪れて

春の次がまた夏がやって来ます。

これらは同じ様に感じられます。

学者は質的変化と量的変化と言っています。

この極み(きわみ)の変化は人の現症にも見られます。

例えば高熱の人が急に解熱しますとか、

低体温の人は手足が火照るとかです。

寒は熱を生じ、熱は寒を生じるのです。

この陰陽法則を
「陽極まれば陰になり、陰極まれば陽となる。」

陰陽の相互転化と言います。

また
「陰虚し易く、陽実し易い」
という定義もあります。

患者が訴える症状は陽的な痛み、熱、コリ等がありますが、

この陽的な症状を捕まえて治療していると、

なかなか治らないし、更に酷く成ってくるのは、

陰の極みから来た陽的な症状の場合が在るからです。

この誤診は最悪です。

よって最初に戻りますが、

患者さんを先ずは陰陽の診断を的確にする必要があるのです。

これをしないと、症状に振り回されて、

患者さんも段々と悪くなり、

「老化のせい」や「体質のせい」や「体力のせい」と

全てが「加齢のせい」にされてしまいます。

年寄りだって元気な人は元気です!

これからも、熟年パワーを炸裂させたいと思います。
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コメント

Secret

ぽんぽこ先生、パワー炸裂☆

文章からエネルギー溢れています、ぽんぽこ狸先生^^
今回のお話、プールに入った後のほんわかとした体がほてる状態も
そうなのでしょうか~?

身体に聴いてみようさんへ

私は以前は沢庵でしたが、
ぽんぽこ狸ではありませんが?
プールのほんわかは分りませんが、
雪に手を入れて冷えた状態から手が火照る状態ですね。
冷えすぎの後から火照るのです。
これは人体の防衛作用ですが、陰虚証の状態ですね。

陰虚証ですか[i:63913]

陰極して転陽したほてりは陰虚証になるんですか
「陰を使い果たしました~」って言う状態でしょうか。

先生がお書きになっていらっしゃる様に、例えばスキーなどに行って手足が凍え、
感覚が無くなる程冷たくなった後にカァーっと熱くなる現象は解りやすい「陰極転陽」ですが、
身体の現証はどうなっているか、わからずに居りました。
納得です(^^)v

それにしても今年の夏は陽極の状態が長いですね~
少し陰の気が欲しい所ですが、
急に陰旺になってしまいそうで、病む身にはそれもまた、怖いです


次回は・・・

白い月の風さん、
何時もコメントありがとう。
スキーの例えは実感があり、
分りやすくて良いですね。
次は五行の入りますが、
相克関係と相生関係の違いを
どう説明するか、考えています。
上手い説明は無いですかね~

相生・相剋

私が「成程!」と納得したのは、
先生の授業で伺った、夏みかんに塩の例と、
お汁粉に砂糖と塩の例でした。
食は身近なモノですから、心底「昔の人って凄い」と感動したお話でした。
そういう話を膨らませてゆくのが解り易いと思いますが、
如何でしょうか?

ありがとう

白い月の風さん、早速の返事ありがとう。
成る程ね~^^
これをヒントに少し作ってみます。

たいへん失礼しました^^;

先生のコメントとぽんぽこさんのコメント見間違えておりました。

6月のまだ寒いときの学校でのプールをイメージしておりました。

そのあと教室で身体がほてる経験をしたもので・・・。

プールの後の授業は眠くて眠くて・・・。

寒いときのプール

身体に聴いてみようさんへ
寒い時のプールなら分ります。

普通はプールと言えば
暑い時を思い浮かべますので・・・
よく分りませんでした。ごめんなさい。^^

寒い時のプール

子供は陽気の塊ですから、
寒い時にプールに入ると、一時的に
陽虚、表寒裏熱の状態になるのでは?と想像しています。

その為にプールから出て外気温の中に戻った時に、
身体の恒常性が働いて、表位の寒を温めようと裏位の熱が増してほてるのではないでしょうか?

これが虚弱な人だったら、そのまま寒に傷られて風邪をひいたり、
裏位にまで冷えが及んで下痢をしたりしますね~。

こんな説明でどうでしょうか?

プールのお話

そうですね。
本らいプールは身体の表を冷やします。
運動しますから内部に熱が溜まりますから
内熱状態になるのでしょうね。

喘息の子供に身体を鍛える為にプールに行かせている
という親が居ますが、あれはね~~
返って体表面を冷やすので良くないを言われますね。

プール

そうですか~。
運動するから熱が発生して内熱が溜まるのですね。
う~ん、まだまだ勉強不足です

確かに五行論から言っても肺は皮毛を主るのですから、
プールの水でその表位、つまり身体の表面を冷やしたら、
肺が傷られて、却って喘息が悪化しそうですね。

昔の子供の様に外遊びを存分にやらせた方が
お金もかからずに良いのかもしれません(笑)

ご返答ありがとうございます

先生、白い月の風さん、いろいろな思考をめぐらせる事ができるコメントありがとうございます。小さなことでもここで提案すると気付かぬ宝物を掘り起こしていただける感じがします。 感謝です^^
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(井案)

Author:(井案)
好漢堂のブログへようこそ!
東洋医学をもっと身近に感じてもらいたいので、
このブログを開きました。
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