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人間万事塞翁が馬

2010/10/25 Mon

人間万事塞翁が馬とは

人の間は全てが昔に砦近くにいたお爺さんの馬に準える事です。

先日九州の教え子からメールが届きました。

佐世保から生まれ故郷の壱岐の島に帰ってとの事です。

ここには色々な事が起きた事が想像できます。

私は早速「人間万事塞翁が馬」の話を持ち出しました。

この言葉は祖父が良く用いていたからです。

その意味は多くの人が既にご存じのように、

「城塞近くに住む老人の馬が、もたらした幸運は、次は不幸が来る。

またそれが幸運になる。まったく幸福不幸は予測できないものである。」

また幸福も不幸も人の感じ方によるものである。

大体この様な意味であると思っていました。


しかし、原文を読むと、

近塞上之人(砦のほとりの近くの人)

有善術者(術を上手くする者在り)

馬無故亡而入胡(馬が逃げて胡の異民族に行ってしまった)

人皆と貰之(村の人はこれをと貰うに)

其父曰、此何遽不爲福乎(その父が言うに、此れを何ぞ福と爲らぜやんや)

この文章で有善術者(術を上手くする者在り)

の術とは何でしょか、

殆どの訳文にはこの「術」が抜けているのです。

原文を見て初めて、この「術」に気付くのです。

この「術」1語こそが、重要な事なのです


この言葉で「人間万事塞翁が馬」がグット深みが出てくるのです。

我々東洋医学の古典も同じなのです。

訳者の都合の良い部分だけを解説して、

多くの重要な部分を削除している事が多いのです。

もう一度原文に目を通すべきです。

話を戻して、

「術」は武術でも柔術でもありません。

武術なんかを上手く扱えるのならば、

近くで戦争が起きたら、いの一番に戦に巻き込まれます。

術とは占いを上手く扱う人の事です。

ではこの時代に占いとは、先が未来が予測できる事です。

となるとこの翁さんは、幸福の次の不幸が見えていたのです。

だから村人が一喜一憂してくるのをたしなめたのです。

前回の10月23日のブログのコメントにも書きましたが、

将来に来る不幸も避けようとしないで

その不幸も自然に受け入れられるのです。

この様な人間に成りたいですね。


私にはマダマダ時間が掛かりそうです(笑う)

この壱岐の人が(一支国)なんて書いてくるから、

また魏志倭人伝を読みたくなる衝動に駆られます。

それは原文と訳文の相違があるからです。

これが邪馬台国か邪馬壱国か論争になりました。

こんな事していると、卑弥呼が笑ってます。

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コメント

Secret

訳文に拠る、現代

現代は恵まれています。
古典を読もうと思ったら、キラ星の如く、訳本、解説本がある。
だから、「今更、古典なんて~」、と言って、
原文を読もうなんて「思いもしない」のです。

また、学校教育でも、漢文が減りました。
古語が消えました。
旧仮名遣いも、殆ど使われていません。
読もうと思う前に、予備知識が抜けてしまっているのです。
これは、大きな損失です。

かつて、日本語はとても美しい言葉でした。
次代と共に、言い回しが変り、流行があり、変遷してきたのです。

が、私達には、先導して下さる、先生がいらっしゃいます。
「古典を読む」機会を与えられた、これは素晴しい財産になります。
解釈本ばかりに頼る人が気付かぬ「新しい発見」を、その行間に
読み取る事ができるかも知れません


それを希望に、果敢に古典にチャレンジしてゆこうと思います。

とりあえず、頂いた「魏志倭人伝」は、卒業するまで封印です。
あまりにも危険な香りがするので、はまりそうなのが怖いです。
今は宮崎康平先生の「まぼろしの邪馬台国」を読んで、
とりあえず満足していようと思います。

が、霊枢の経脉篇は、頭に叩き込んでゆきます。
この流れを読む事で、是動病、所生病が自ずと見えてくるからです。
覚えなくても、頭を過ぎる、これこそ、「財産」になりますね。

それにしても、かつてのお弟子さんからの連絡、
さぞ嬉しかった事でしょう~。
一支国なんて書いていらっしゃるなんて、先生の好みまで、
きっと覚えていらっしゃるんでしょうね~v-238

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

術・・・

先生の諺の宿題の御蔭で
忘れていた心のもちかたが軸となり、問題クリアー☆
ありがとうございました。v-22

術って、普通の生活の同じことの繰り返しの中から
見つかる、そんな気がいたします。それも心の持ち方
とっても、地味ですが・・・。

白い月の風さんへ

やならいといけない事が多い時は
他の事が気に成りますね。
受験勉強の時に魏志倭人伝は毒ですね。

気に成ると思いますが、先ずは受験勉強が先です。
免許を取ればこれで困っている人を多く助けられると思えば
魏志倭人伝は小さい小さいです。

これからは素問、霊枢、難経、傷寒論など
色々古典が待っています。
どれも面白いし、
その古典からは次から次と宝物が出てきます。
楽しみですよ~v-198

ミさんへ

色々な人生が有りますね。
その時はこの世界しか無いように思えているので、
これが無くなれば将来は真っ暗と思い込む事が多々あります。
こんな時は知人や友人の言葉に助けられます。

私は視力障害者の鍼灸専門学校の教官をしていました。
今まで第1戦で活躍していた人が視力を失って
絶望から這い上がって来られて人が
多く居られたが皆さんは一回り大きくなって来られていました。

逸話がありまして、
インパール作戦で失明して入院していた病院の話ですが、
当時の文章は点字(凸の小さな粒で文字を表わす)しか無く、
これが指で読めなくて「俺には出来ない」と放棄していた時に、
看護師さんが「これを読んでください」と耳打ちして小さな紙を渡された。v-5
これはヒョットしてウフフ・・・と思ったそうです。
それから毎晩、指先に精神を集中して、
その渡された点字の紙片を優しく擦り、
真剣に読んだそうです。

何と、今まで諦めていた小さな点字が、
指先での判読が出来たのです。
自分でも読めるとは思っていなかったが、
読みたいという気持ちと集中力が、
指に伝わったのでしょうね。

これがきっかけで、
当時の盲会のトップまで登つめました。
あれが無かったならば、
みんな諦めていただろうなと言われていました。

気になる手紙の内容は
「咲いた、咲いた、桜が咲いた」でした。

身体に聴いてみようさんへ

宿題が上手く行って良かったです。
これをきっかけに古典を読んで下さい。
面白いものが沢山出てきますよ。v-218v-7

出てくる場所は秘密です。
自分で探して下さい~
これは意地悪ではありません~
親心です~v-221

わ~一生の宿題ですね

いつもお世話になっております^^
先生のように、ヨーダにならないと死んじゃってますよ~♪

コスモちゃんへ

若いのだから、これからです。
人にはマダマダ隠れた才能があります。
自分が気付かないだけです。
今度山登りの会を作りませんか。
ヤマガールが流行っているではないですか。
私も付いて行ってどんな人種か見てみたい。
腎虚の人は居ないと思いますがね。

登山・・・いいですね~^^

まわりに山登りしたいと騒いでいるのになかなかチャンスがなくて・・・
是非、皆と登って達成感を共感したいです^^
最初は高山?富士山?どこでしょう??
プロフィール

(井案)

Author:(井案)
好漢堂のブログへようこそ!
東洋医学をもっと身近に感じてもらいたいので、
このブログを開きました。
質問を気軽にして頂ければを思います。

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