虚実論(2)

2010/11/26 Fri

前回の虚実の表では、

病気なのに何か虚の方が良さそうですね。

では何故このような事が起きるのでしょうか。

これを人体の精気と邪気の関係を戦争に例えますと、

人体を大きな島と考えます。

そこに外部から邪気をいう外敵が侵入を企てたとします。

すると我々の身体は軍隊を動員します。

この軍隊が気血というものです。

多くの外邪は体外から来ます。

気血も体表に集まると考えます。

虚も実も病気なのです。

元気なのが病気と言うのは、変だと思われますが、

実の場合は精気が充実していると同時に、

邪気も充満しているのです。

これは体表に集まった、精気と邪気の戦いです。

そこには精気と邪気の両方が同じ量だけあり、

お互いに激しく戦いが繰り広げるのです。

これが発熱や炎症が起こる原因となります。

では精気が少なくなっていたら、

精気が弱かったらどうなるのでしょうか。

また気血が体表に動員されると、

内部が気血の空白を作ります。

ここが問題なのです。

気血の少ない身体の内部で邪気が暴れると

これが内臓疾患(お腹の痛みや癌)になるのです。

この診断も脈で簡単に分ります。

次回は気血の強弱について述べます。

今、マウスが壊れて書き難くて困っています。

明日、買ってきます(笑う)
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テーマ : 鍼灸
ジャンル : 心と身体

コメント

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ホットパック

リニューアルされたブログ☆これからもわかりやすい解説、よろしくお願いします。

気血が体表に集まるのは悪い!とイメージではわかっていたのですが、「内部が気血の空白」になってしまうということだったのですね。

以前、体を温める方法として
「ホットパックはどうですか?」
と質問させていただき、
「かえって体の中を冷やしてしまう。」
と回答をいただいたのを思い出しました。

気血が外にも中にも程よく分散できているような状態がいいのですね。

ただ、全体的に気血の生産量が足りていない場合は、ゆっくり増やしていくしかないのでしょうか?

MGRさんへ

いつもコメントをありがとうございます。

言われる通りですね。
気血が体表部に集まるのは悪くないのです。
風邪や寒邪の時は体表部に集まれないと
外邪は内部にたやすく侵入いたします。

また運動や戦いや仕事の時は気血を表に集めます。
表に集めないと、素早く動けません。

だから一般の治療院では
背部や頚部、顔部に直接に施術して
気血を表に集めます。

またはホットパックで体表部を温めます。
これで本人(患者)は元気になった気持ちになるのです。
これが大きな誤算ですね。

癌や内臓疾患の人はタチドコロニ・・・ダウンです。
よって治療院は元気な人しか治療に来ません。

この治療は癖になるので(習慣性)
患者は常に行かなくてはなりません。
だから治療院も繁盛いたします。

気血を調節するのか、
誰が来ても、気血を表部に集めるのか、
どちらを取るかは術者次第です。

この事について順次
書いて行きたいと思っていますが、
何時も硬い文章になってしまいます。
ユーモアに無い性格ですから・・・私は・・・

しかしこの様なコメントを貰うと、
ブログの方針を見失くなり、助かります。
プロフィール

(井案)

Author:(井案)
好漢堂のブログへようこそ!
東洋医学をもっと身近に感じてもらいたいので、
このブログを開きました。
質問を気軽にして頂ければを思います。

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