虚も実も病気なのです。虚実論(4)

2010/11/30 Tue

虚も実も病気なのです。虚実論(4)

「虚」でも「実」でも無いのが正常です。

実証の時は症状が激しく現れ、治療も強刺激。

虚証の時は症状が緩やかで、

治療の刺激も軽く行うと言う事でした。

これで、虚の方が良いかなと思われますが、

しかし、そうとも限りません。

患者の抵抗力や体力の面から見ますと。

虚=抵抗力が減退。
体力も減少または虚弱。

実=抵抗力が旺盛。
体力も充実し強壮である。


と表現されます。

 この状態から考えても、虚証の患者に対しては、

強い治療刺激ではとても耐えられません

患者に相当な負担が掛かる事が推察されます。 

 また風邪を引いた時などには、

高熱を出たほうが治り易いと言われています。

その理由は邪気が盛んに反応すれば、

生体の精気も盛んになっている事なのです。

よって治療も強い消炎解熱剤を短期間大量に使用すれば、

患者は体力が充分に有るので、

治り易いと言う意味なのです。


患者の体力があれば、

漢方では発汗により数時間で治る事があります。

一般には暖かい物を食べて、発汗すれば良いのです。

この方法は各自秘伝があると思います。

例えば

葱を煮た汁を飲む。

熱いラーメンを思いっきり食べる。

熱いお風呂にひたすら我慢して入る。

等を聞いたことがあります。

しかし、逆に邪気が弱くて少ない状態では、

この治療法では返って体力を奪います。

これが風邪を長引かす事になるのです。

次回は、体力が無い場合を考えます。
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テーマ : 鍼灸
ジャンル : 心と身体

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