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(3)強刺激の失敗

2013/05/22 Wed

経絡治療序(3)強刺激の失敗

風邪の患者に
強い発汗剤を与え、

更に強い吐剤を与え、
下剤を与えて、強刺激の鍼も行ったが

熱は一向に下がりません。
((+_+)) アセルー

このように、医者は
至れり尽くせりの治療をしたのですが、

初めの診断さえ確りと行っていれば、
こんな大変な事には成らなかったのです。
(^_-)-☆ キヲツケテー

色々と手を尽くしたのでしがが、
患者は未だに解熱が起きないのです。

医者も焦っているのが目に見えますが、
当の患者さんも大変です。

(再度・原文の訓読)
若しくは下し、
若しくは温針(おんしん)し、
仍(な)お解(かい)せざる者は、
此れを壊病(えびょう)と為す。
桂枝を与う中(あた)らざるなり、


(井案)
もちろん、この原文の意味は、

同じ患者に全部行った訳でも無いのでしょうが、
どれかひとつでも間違って行えば同じことです。

この患者は既に証を崩した「えびょう~」だ~

壊病」と成っているのです。

壊病とは、本来の「証」の症状では無くなって、
陰陽気血が入り乱れた症状を呈して、

患者も辛い状態に成っているのです。
((+_+)) ハヤク タスケテー

鍼治療も同じです。

病名を付けないで、
ただ症状だけを追いかけて、

痛い部分や硬い凝った部分の治療法を行う
初めは症状が快方に向かっても、

原因の治療をしていないと、
筋肉も段々と硬くなり、

痛みも日ごと増してゆきます。


この治療法を標治法と言われますが、

これには限界があるし、

患者に対して本当の治療ではありません。

東洋医学の本来の治療は

患者の自己免疫力の増進

援助する事が目標なのです。

次回は壊病を避けるにはをお送りします。

(3)陽明病の下剤とは。

2013/05/15 Wed

経絡治療序(3)陽明病の下剤とは。

前回の治療では風邪の患者に汗を多くかかせて、

解熱に失敗しました。
(>_<) ダメダー


まだ、解熱しない患者を前にして、
更に焦った医者は陽明病に進んだと勘違いして、

下痢を与えてしまったのです。

邪気や精気がまだ表に存在しているのにです。

これは危険です。
\(◎o◎)/! シンダン シテー


皆さんは発熱の患者に下剤を?
とビックリされますが、

ひまし油やセンナの類ではありません。

この漢方の下剤は「承気湯」といわれて、

お腹の中の、
気の流れを良くする治療剤です。

決して、患者のお腹を下すのではなく、

裏証(お腹の中の症状)を改善する薬です。
(*^。^*)  ダイジョウブ デス。

お腹が張って苦しいときに、便を出したり、
オナラが出ると気持ちよくなるのと同じです。

排便や失気はお腹の気の流れを良くするのです。

開腹手術の時にオナラ(失気)の
有無を確かめるのはこれです。

オナラが出れば腸が正常に動き出したのです。
( ^)o(^ ) オナカガ ウゴクダス~


漢方の下剤は気血が裏(内部)に入った時に使う薬です。

よって、陽明病の時期には大変に有効なのです。

しかし、確りした診断もしないで、使用するために
大変に下剤使用の誤診が多いのも事実です。
(^_-)-☆ ナマエニ ゴマカサレナイデ


よって、これらの行為は
これらは明らかに誤診んによる医療過誤です。

その上に更に温鍼を行ったのです。

温鍼とは、何回も同じ場所に鍼を出し入れして、

その部位が暖かく感じる様な
強い刺激の鍼治療です。

今の雀啄(ジャクタク)の治療法です。

この雀啄刺法は危険です。

刺鍼部位の組織を壊します。
(>_<) ヤメテー

術者は患者の硬結(硬い部分)に
この雀啄術を行います。

これは患者の身体の組織を壊すことで、
患者の治癒を計ろうと考えなのですが、

この時、患者には負担になるのです。

刺鍼事故の多い刺法といえます。
((+_+)) キケンデス


経絡治療は極浅い刺鍼です。

表皮に触れるだけで、
患者は十分に刺激を

受け取ってくれているのです。

無駄な強刺激や
組織を壊す行為は止めるべきです。

次回はこの悲劇の患者さんは・・・
壊(え)病に成るのです。

次回は強刺激で身体を崩し壊病の話です。

経絡治療序(1)

2013/05/02 Thu

今年の気候は風が強いですね。

植物は桜、藤と2週間も開花が早いようです。

今年の運気では、
司天に風があり、中運と在泉に火があるので、

1年全体では
風が強く、暑い1年になりそうですね。

はじめに、

これじから治療の初学者の為の話を致します。

それは、4月から専門学校では新学期は始まり、
私は経絡治療の治療方法を実施しております。

この講座の補助として使います。


経絡治( 療は簡単な施術方法です。
(^)o(^ ) カンタンデス~

普通は鍼灸の治療技術は、
治療経験に基づいていますので、

術者は多くの病人を診て、
治療経験を多く積むのが重要とされています。

しかし、治療経験を積むにも、
患者さんがいないと経験が出来ません。

しかも、この経験には
長い時間と忍耐と努力がいります。
((+_+)) タイヘンダー

その点、経絡治療
ある程度の理論があれば、
直ぐにでも治療が出来る治療法です。

それは古典(素問、霊枢)に従っての治療法だからです。

古典は先人が経験している事を書いているからです。

よって、古典の通りに行えば、
先人が経験した事を自分の物に出来るのです。

では古典を初めから勉強しなくてはいけないのか?
これは大変なことになります。

鍼灸師であれば、
東洋医学概論を3年間も勉強した事で十分です。
(^ム^) ソレナラ カンタン~

肩こりや腰痛のような症状を相手に
病名も付けないで治療は危険です。

東洋医学も、西洋医学と同様ですが、
患者に対して「病名を付ける」作業です。

この病名を付ければ、
後はその病名に従って治療をすれば良いのです。

東洋医学の理論をもって、
患者に病名を付ける作業は、

「証」を探し出すことです。
(^_-)-☆  ビョウメイヲ ツケル

この「証」には大きく分けて4種類があります。

一般に受診される人はこの4種類のどれかです。

この「証」に随って治療するのが随証療法と言われます。

次回は随証療法を紹介します。
プロフィール

(井案)

Author:(井案)
好漢堂のブログへようこそ!
東洋医学をもっと身近に感じてもらいたいので、
このブログを開きました。
質問を気軽にして頂ければを思います。

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