腎の臓 (3)
2010/11/07 Sun
運動能力の維持
東洋医学の最高指導者黄帝(golden emperor)が
臣下の医師である岐伯に
人間の臓腑の役割は何かと聞いています。
岐伯はこれを国の役職で説明しています。
れいらん ひてんろん
それには素問の霊蘭秘典論に
「腎は作強の官、技巧出る」とあります。
また「志を蔵す」とも言っています。
私が小学生の時に小学生雑誌の付録に、
人の内臓の絵にソロバンを弾く武士、
捻り鉢巻で胃の中をかき回している
フンドシ姿の職人
これが面白くて毎日のように、
この絵を見て楽しんだ事がありました。
大体はこの感じです。
この訳は、
腎の臓の運動系の事を説いています。
腎は身体を堅く強くする働きがあります。
細かい作業や緻密な細工を続けて行えるのです。
という意味が含まれています。
身体を堅くするのは筋肉です。
この筋肉が弱くなると姿勢を
維持することが出来なくなります。
腎虚証になると、身体やお腹に力が入らず、
ここ一番踏張りが効きません。
身体の姿勢の維持が難しくなり、
原因不明の気の病が出てきてきます。
常に腰がだるく、足にも力が入らず、
しかも寝ていても夢にうなされます。
常に歳をとったな~と思うようになるのです。
更に進むと拮抗筋(伸筋と屈筋)の筋力の衰えと、
バランスを狂わせて、手が震えてきます。
これは老人の状態です。
また身体のバランスも取れなくなります。
これは足がモツレて、けつまずきが起きます。
若いときは姿勢を立て直せますが、
筋力が衰えると、これで転倒してしまうのです。
また腎は「志」を蔵します。
福音書ではないですが「志ある所に道有り」です。
東洋医学の最高指導者黄帝(golden emperor)が
臣下の医師である岐伯に
人間の臓腑の役割は何かと聞いています。
岐伯はこれを国の役職で説明しています。
れいらん ひてんろん
それには素問の霊蘭秘典論に
「腎は作強の官、技巧出る」とあります。
また「志を蔵す」とも言っています。
私が小学生の時に小学生雑誌の付録に、
人の内臓の絵にソロバンを弾く武士、
捻り鉢巻で胃の中をかき回している
フンドシ姿の職人
これが面白くて毎日のように、
この絵を見て楽しんだ事がありました。
大体はこの感じです。
この訳は、
腎の臓の運動系の事を説いています。
腎は身体を堅く強くする働きがあります。
細かい作業や緻密な細工を続けて行えるのです。
という意味が含まれています。
身体を堅くするのは筋肉です。
この筋肉が弱くなると姿勢を
維持することが出来なくなります。
腎虚証になると、身体やお腹に力が入らず、
ここ一番踏張りが効きません。
身体の姿勢の維持が難しくなり、
原因不明の気の病が出てきてきます。
常に腰がだるく、足にも力が入らず、
しかも寝ていても夢にうなされます。
常に歳をとったな~と思うようになるのです。
更に進むと拮抗筋(伸筋と屈筋)の筋力の衰えと、
バランスを狂わせて、手が震えてきます。
これは老人の状態です。
また身体のバランスも取れなくなります。
これは足がモツレて、けつまずきが起きます。
若いときは姿勢を立て直せますが、
筋力が衰えると、これで転倒してしまうのです。
また腎は「志」を蔵します。
福音書ではないですが「志ある所に道有り」です。