藏気法時論の五行

2017/06/12 Mon

両日のデズニ―の後遺症で疲れて
毎日、グダグダしています。
朝の散歩に出る気力も有りません。
しかし、マイ吉は元気で幼稚園に通っています。
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夏服バージョンです。

藏気法時論も1ヶ月振りに戻りました。
(藏気法時論・訓読)
岐伯對て曰く.
五行は.金-木 水-火土也.
更(かわる)がわる貴(たっと)く
更がわる賎(いや)し.
以って死生を知る.以って成敗を決し.
五藏之氣.間甚(はなはだしき)之時.死生之期を定む也.

(井案)
岐伯が答えて云うには、
五行とは金-木と火-水と土の五つの事であります。
この順番ですが、
今の木、火、土、金、水の順ではありません。

この順番が重要な意味を現しています。
小寺師匠の話では、

金と木が1つのグループです。
ほら!金と木の間に線が引かれています。

火と水がもう一つのグループです。
金-木は生物を鉱物(非生物)の相尅関係で、
火-水は科学的な相尅関係で還元作用と酸化作用です。

真ん中の土は反応部位です。
よってこの五行は全世界を表しているのです。

全世界の作用を表しているのが重要です。

この五つの間には貴賎の順序があります。
これはジャンケンのように独り勝ちが無いのです。

これによって死生を知り、
成敗(勝ち負け)を決定する事ができるのです。
これは全世界が平等であると言っています。

東西南北の4種に中央を加えて5種類です。
季節も各季節の最後に土用が含まれています。

これでは五つの関係が複雑ですので、
中央の土用が一番作用の強い夏と秋の間の晩夏に
長夏として移動します。

すると次の関係が成立するのです。
五行の相生、相剋関係を現しているのでしょう。

これで自然現象や人の変化や作用等を
説明されるのが「易」です。
これから色体表が作られました。

五色は青、赤、黄、白、黒です。
隣同志が会えば融和します。

一つ離れている強調関係では目立ちます。
例えば次の章の宣明五気編23の始めに
五味、酸、苦、甘、辛、鹹があります。
これも同じです。

次は「五気病(やま)しむる所。心は噫を為し…」と続き、
この現象を医学に利用したのが当に東洋医学になるのです。

甚しいとは盛んになる事です。
これは五行の間で五臓の気が隙間があるように、
盛んに成ったり成らなかったりする事です。

例えば、肝木を以て話すと
冬の間は盛んにはなりませんが、
春に成れば肝木も自然界の気を貰い、
元気で盛んになって行くのです。
究極は死ぬ時も知るのです。

これらは、古代の医師達が臨床経験を通じて
考えだされた物で我々も充分に参考に成る物で有ります。

図式       南(火夏)還元作用(火を使う)
           ↓
 (木春)生物 東→→中 央←←西(金秋)金属系の代表 
          (土)
           ↑
         北(水冬)酸化作用
当にこの編の講義中です。
この考えを師匠から教わった時は、
私の頭の中ではビビビッとショックが走りました。

この時の感情は口に出して表現出来ませんが、
今まで五行は単純にジャンケンの大きい物位に考えて、
自分の中では、とても薄っぺらい物でしたが、
突然に巨大な物に変身したのです。

それからの五行が面白く成り、
色々な文献を尋ねました。
この時のショックは今でも思い出せます。

2017/06/05 Mon

マイ吉と次の日にはデズニ―ランドに行きました。
前日にデズニ―ホテルに泊まったのです。
家から1時間も掛からないのにね!

ランドは20数年前に1回訪れています。
流石に出し物は変わりましたが、
シンボルタワーの白雪城は健在でした。

人気のスプラッシュマウンテンは
マイ吉の希望で2回乗りました。
どの乗り物も工夫されて、大人も楽しめます。
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昼食は園内のハワイアンレストランで、
ミッキー達が客席を回って来ます。
これには大騒ぎです。
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宣明五気編の五味に付いて
(訓読)
五味の入る所。
酸は肝(木)に入り。辛は肺(金)に入り。
苦は心(火)に入り。
鹹は腎(水)に入り。甘は脾(土)に入る。
是を五入と謂う。
(井案)
いよいよ最後の塩味です。
塩味は腎を養うが、取り過ぎると腎を傷つけます。

塩を取らないと元気に成りません。
減塩すると気力が無くなるからです。

古代中国で、秦国後半、前漢初頭の武将で、
蕭何(しようか)・張良とともに漢の三傑の一人、韓信

韓信は劉邦(りゆうほう・漢の初代)の命令で、
華北を平定に出発した時の話で、
背水の陣を引いて有名になりました。

この韓信が暴れ者の部下を手なずけた方法に、
その部下に特別食の減塩食を与えたのです。

弱気になったところを、
友人に説得させて改心させた話が残っています。

この事から、現在行われている減塩食には
少し疑問が残ります。

また食事誘発性産熱反応(特異動的作用)は
食後3時間で熱発生が最高になる、

代謝量は蛋白質で20~40%、
糖質は6~9%、脂質は5~14%です。

蛋白質の摂取量が少ない食物をすると、
体温が上がりにくいのです。

そのとき塩を入れると、身体が温まる。
よって、昔は塩を多く摂取したのです。

これは昔の東北の人やロシアの食事でも
行われていたのです。

よって、塩分の取り過ぎで、
高血圧で脳出血の人が多かったのですが、
今は改善されていますので、大丈夫です。

また子供は十分の塩分を必要としています。
それは子供の活動を見れば分かります。

☆塩味を引き立てるのは苦汁を入れる、
鹹く感じて、塩分を少なく摂取出来ます。

今の食塩は塩化ナトリウムですが、
塩化マグネシュームの苦りが入っている自然塩です。

○しょっぱ過ぎて食べられないものや、
焦げて苦いものでも、
レモン汁など酸っぱいものを掛けると
以外に食べられます。

しかしお互いに少量の時は少し変わってきます。
お互いに助け合いますから鹹く感じます。
この微妙な関係を上手く利用することで、
料理の面白さが出るのでしょうね。

この領域ではやってみなければ分かりません。

ディズニーシー

2017/05/30 Tue

2週間程東京に居たので、
ブログの更新が出来ませんでした。

マイ吉とデスニーシーに行ってきました。
私は初めての訪れです。

マイ吉は数回来ているので、楽しんでいました。
中央には大きな池(海かも)が有ります。

そこには小さな海賊船が浮かんでいます。
ピーターパンは何処だ?

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写真は奥にある海とシンボルの火山です。

デスニーシーは少し大人用ですね。

私の脊中を叩く人が居ました。
大勢の中で、知人に遇うのはビックリです。

写真は同じポーズで決めした。
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猿とマイ吉

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著者とマイ吉

デスニーシーで1万9千歩も歩きました。
これも前日の経絡治療のお陰です。

良いリハビリになりました。
治療後は不思議と眩暈が止まるのです。

しかし、長続きがしないのが残念です。
1週間に1回の治療で乗り切っています。

今回も宣明五気編の五味に付いて続けます。
(訓読)
五味の入る所。
酸は肝に入り。辛は肺に入り。苦は心に入り。

鹹は腎に入り。甘は脾に入る。
是を五入と謂う。

(井案)
辛味は肺を養うが、
過剰な摂取は肺を傷ります。

辛味は舌の味覚には存在致しません。
辛味は痛覚が刺激されて辛く感じているからです。

作用には皮膚の血行を良くし発汗もします。
新陳代謝も活発になり、

大江戸(ダイエット)には 
もってこいかも知れません。

しかし、今日の激辛ブームは過剰です。
激辛は危険な味なのです。

この辛味は胃壁を赤くタダレさせて
胃の炎症を起こさせます。

胃炎が起きると、一部の人では
胃潰瘍、胃癌と進展します。

これは辛味だけではなく、
アルコールや塩も同じ事ですがね。

これらの物で
胃粘膜を洗い流してはいけませんね。

粘膜を洗い流せば、
胃液の塩酸が直接胃壁に当り、
炎症を起こさせるからです。

○辛味を和らげるには、
相生関係の甘味と塩味です。

☆辛味を引きたてるのは、
相尅関係の苦味と酸味です。

これは辛味を強くするには、
更に辛い物を入れないのです。

少し酢を入れれば良いのです。
強烈に辛味を感じます。

料理で他に良い例が有りましたら、
教えて下さい。

2017/05/16 Tue

今年も西武球場のグランドを利用して、
19回の薔薇展が開催されました。
薔薇は本来、良い香りがするものですが、
中には品種改良し過ぎで、本来の香りが失われているようです。
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西武球場の会場です。
でも…奇麗です。多種多様な薔薇が咲き乱れています。
特にガーデニングが素敵です。
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宣明五気編の五味に付いて
(訓読)
五味の入る所。
酸は肝(木)に入り。辛は肺(金)に入り。
苦は心(火)に入り。
鹹は腎(水)に入り。甘は脾(土)に入る。
是を五入と謂う。
(井案)
親子関係   相生関係1
強調関係 
今回は土(脾)の性質の甘味です。
甘味は脾を養うが、過剰摂取は脾を傷ります。
甘味は直接に身体のエネルギー源になります。

この為に人類は甘味を非常に好みます。
甘いスイーツは幸せを感じます。
心の緊張も柔らげてくれます。

世界的に砂糖の消費量が非常に多いそうです。
この砂糖は食べている内に甘味に対して麻痺が起こり
更に甘味を求めて、砂糖の量が増えるそうです。

ブドウ糖も強い甘味に当たります。
糖尿病の人は低血糖になると、
直ぐに甘い物(ブドウ糖)を口に入れて、
意識を戻します。

現実は、食べても直ぐにはブドウ糖は吸収されません。
吸収は小腸で行われるからです。

しかし、大人は甘味の刺激が経験的に有るので、
味覚だけで、血中血糖値が、少し上昇するので、
低血糖症で倒れても、口に甘味を入れると、
直ぐに気が戻って来るのです。

また、お汁粉や善栽を甘くしたい時は
皆さんは 塩を少し入れますと 
甘味が強く成るのを経験的に知っています。

これは甘味と塩味は相尅関係で、
お互いに強調しあうのです。
お汁粉では甘味が量的に多いので、
甘味を強く感じるのです。

また同じ甘味も砂糖と蜂蜜は
身体に対しては作用が逆です。

砂糖は身体を冷やし、
蜂蜜、麦飴は温まるので、
子供等がお腹の冷やした時に起こる
下痢に蜂蜜を少量用います。
(1歳半までは使用禁止)

昔、子供が蜂蜜欲しさに、
お腹を壊したと言って来た事が有りました。(笑)

この時は、お腹が冷えているのを確認して下さい。
お腹を直接触れても、お腹の中が冷えているか、
熱が入っているかは分かりません。

確認の仕方は 手の母指球を見れば分かります。
この熱が入っているとは、食中毒を意味しています。

これにより、漢方薬も温める物と
冷やす物と消化管内の水分を吸収する物とで
大きく分けて 3種類有るのです。

代表的な物に
お腹が冷えている時は人参湯(高麗ニンジン)
お腹に熱が有る時は猪苓湯
消化器系が炎症で水分が多く、
吸収されてない時は五苓散となります。

2017/05/08 Mon

横須賀の どぶ板通りです。
ここで有名(土日は店の前は行列が出来るそうです)
ハニービーハンバーグの お店に入りました。

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マイ吉君ハンバーグの大きさに ビックリ!
食べ方は 隣の外人さんを見ていると上から、
ギュ―と押さえつけて食べていました。
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勿論、同じ様にして 食べたのです。
一口目は「旨い!」
二口目は「塩辛い」
ヤッパリー! モスが一番ですね(笑)

東洋医学の本来の治療は
自律神経の調節にあるのです。
これが味と密接な関係が有るのです。

そこで、
五行と五味に付いて語りたいので、
宣明五気編の五味の説明を少し致します。
(宣明五気編の訓読)
五味の入る所。
酸は肝に入り。辛は肺に入り。苦は心に入り。
鹹は腎に入り。甘は脾に入る。
是を五入と謂う。
(井案)
五味とは東洋医学では臓腑を養う為の栄養物になります。
それに五行の相生相克関係においても、味覚として重要です。
五行相生相剋関係

今回は木の性質の酸味と
火の性質の苦味の話に成ります。
塩辛いのは 次々回にします。

酸味とは肝を養うが、後半にも有りますが、
酸味の過剰摂取は 逆に肝を傷るとされています。

五行では 酸味は木の性質です。
酸は肝臓でクエン酸回路を 活発にさせて
エネルギーを 効率よく働かせます。

高血圧の人の食事には 
塩の代わりに、酸味を使いますが、
塩は五行では水の性質です。

酸味を和らぐのには 相生関係の塩です。
昔の酸っぱい夏みかんは 塩をほんの少し振りますと
甘く感じるのはこれに当たります。

土の性質の甘い砂糖は逆効果になります。
甘味が少しでは 更に酸っぱさが引き立ちます。

よって、酸味を隠すには大量の砂糖が 必要となるのです。
これは酸味と甘味は 相尅関係に有るからです。
お互いを引きたてる為です。

火の性質の苦味に付いて。
苦味は心を養いが、過剰摂取は心を傷ります。

苦い食物は 毒や危険なものとして、
子供は嫌いますが、
何故か歳を取ると心臓を助けるためか、
苦い物に手を出します。

ビールもホップの苦味が良いですね。
これは火の性質は心臓に当たるからです。

特に鎌倉時代に宋から長寿の薬として、
お茶を輸入されました。
この時代のお茶は薬なのです。

苦いものを食べる時は、
甘いお菓子を食べて、苦味を和らげます。

例えば、茶道では
抹茶の苦味を和らげるのは、
特に濃茶の時は確りとお菓子を食べないと、
抹茶の苦味が 強烈で飲めません。

サンマの腸の苦味も、
酸味のカボスで消え サンマの旨さが引き立てられます。
これも酸味と苦味は相生関係だからです。

苦い物の代表には蕗の薹があります。
これは春の食べ物で、最高に美味しいですね。

しかし、この苦味は発癌剤ですが、
少量では大人の味になります。
この苦味は他では出せません。美味です。

狭心症のニトロも舌に痛みを感じないと効果が無い、
また漢方薬の心臓の薬の六神丸も
かなり苦いやら辛いやら何とも言えない刺激が
舌に刺さり口から火が出そうです。

しかし、胸痛を起こしている時は、
この強烈な味は致しません。
胸痛が治まってから、口から火が出そうに成ります(笑)

味覚は不思議な働きが有ります。
自律神経とも密接な感じが有ります。
よって、漢方薬を飲む時は、
味わいながら飲まなくてはいけません。

私はパソコン画面を見詰めていると心臓が痛く成り、
息苦しく成ります。
この時は括楼薤白白酒湯(カロウガイハクハクシュ)
又は、六神丸のお世話に成ります。

括楼(かろう)とは黄烏瓜で例の汗取りテンカフの実です。
薤白(がいはく)はラッキョです。
白酒(はくしゅ)はお酒です。
主にラッキョをお酒で煮るだけです。

私は心臓に欠陥が有るのか、この薬は手放せません。
よって、胸痛の経験は治療に役立ちます。

胸痛は古典で霊枢の厥病編に載っています。
色々な胸痛が有りますので、読んでみて下さい。
その内に このブログでも紹介致しましょう。
プロフィール

(井案)

Author:(井案)
好漢堂のブログへようこそ!
東洋医学をもっと身近に感じてもらいたいので、
このブログを開きました。
質問を気軽にして頂ければを思います。

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